センター試験国語(現代文)を極めたい!

センター試験国語の法則を解き明かすのが目標です(『ヘタレ競輪王のトホホ日記』のエントリも恥の記録として残しておきます)。

キヨ・ノリ効果

2006-08-22 22:31:27 | プロ野球(セ含まず)ネタ
 Bsが勝てませんね……。

 何かこう、

夢も希望もない

ような状態ですね……(今日もデビさん見殺し)。

 とにかく、今年のBsは、

ケガ人が多い!!!!!!!!!!!!!

 これって、偶然でしょうか?

 単に、

運が悪かった

という問題なんでしょうか?

 オイラは違うと思います。

 今年のBsにケガ人が続出しているのは、

チームの指導者たる監督が選手のケガを容認している

からだと思います。

 中村監督は、清原、中村ノリ(あと、酷な言い方になりますが、平野惠一選手も)の取り扱いを通して、

「ケガをするのは仕方ない。気の毒やのー。」

という

暗黙のメッセージ

を発してしまったんではなかろうか?

 「病は気から」と言いますけど、

「ケガも気から」

なんやと思います。

 勝負の世界に生きる者がケガをした際、

「おーおー、気の毒に。頑張って治してくれよ」

と言われるのと、

「チッ! チームが大変なトキに暢気にケガなんぞしおって……。

金返せ! 月給ドロボー!」


と言われるのとでは、どちらが「早よ治さんといけん」という気持ちが湧き上がってくるでしょうか?

 もちろん、道徳的には前者のほうが好ましい言い方でしょう。

 でも、こと「ケガを治す」ということにかけては、後者の方が(非人間的な言い方ではあるものの)圧倒的に効き目があるんではないか、と思うわけです。

 後者の言い方っていうのは、先ほども書きましたけど、「非人間的な物言い」ではあります。

 ただ、スポーツ選手にとって、ケガが早く治る方が、

長い目で見ると吉

なんではないでしょうか?

 オレッチは、かつて全国大会レベルの運動部の顧問をしていたことがあります(あ、チームの監督をしていたのではありませんよ。タダの顧問です)。

 そのチームでは、常日頃から

「ケガをするのはボケの証拠。」

という理念が徹底されていました。

 ケガをした当座だけを見るならば、ケガをして辛い思いをしている生徒を

「ボケーっとしとるからケガするんじゃ! この役立たず!」

などとなじることは、相当ヒドい行為とも言えましょう。

 しかしながら、長い目で見たとき、こんな風に突き放してやったほうが、その生徒、ひいてはチームのためになるんですよ(あくまでも、日頃から「ケガする=最低」という理念が徹底されている場合に限るわけですが)。

 ケガをした生徒は一日でも早く治そうとします。現に、医者から「全治5週間」と診断された生徒が、ものの2週間ほどでプレーに復帰しました(※注)。

 その他の連中も、ケガをしないように細心の注意を払うようになります。自分に責任がない場合でもクソミソに言われることが分かってますから。

 こんな風にして、チームの故障者っていうのは防ぐことができるんです。

 ところが、今年のBsは、清原、中村ノリという

VIP2名

を特別扱いする余り、

「スポーツ選手なんだから、ケガして当たり前」

という暗黙のメッセージがチーム内に広まってしまったんではないか?

 1軍選手がほぼ片っ端から故障していく今シーズンのBsを見ていると、そんな風に思います。

(補足 ※注)

 もちろん、本当に2週間で治ったかどうかなんて怪しいもんですから(本人は「大丈夫です」って言い張りますからね)、「復帰」後しばらくの間は適当にタイミングを見て、

「コラ! ケガしたトコロが痛いんやったら、中途半端に練習に出て来んな! お前みたいなヤツがおったら盛り下がってしまうわ! タマ拾いでもしとけ!」

などと難癖をつけて練習から外し、さり気なくリハビリさせたりします。

 決して生徒が憎いわけではないので無理はさせたくない、されど、チーム内に「ケガしてもオッケー」という空気を蔓延させるわけにもいかん……、という中での「かけひき」です。

 あと、ケガをした本人に対しては、ウラから手を回してケガが早く治るように完璧(と言ったら言い過ぎか)なケアをしていました。 

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