メルツのドネルケバブログ

ドネルケバブの話をざっくばらんに書いてます

ケバブ見聞録「ミセスイスタンブール」 (羽田空港第2ターミナル3F)

2016-09-27 00:05:11 | 見聞録(ケバブ屋・トルコ料理屋情報)

9月23日にツーリズムEXPOジャパンへ行き、その模様を数記事に分けてお伝えしました。2時間ほどツーリズムEXPOジャパンを楽しみ、時刻は17時過ぎ。歩き回ってお腹も減り、どこのケバブ屋に行こうかと考えていました。

 

せっかく湾岸にいるので、羽田空港まで足を伸ばして、ミセスイスタンブールのケバブを食べようと思い立ち、さっそくモノレールで羽田空港へ。

 

▼羽田空港第2ターミナル出発ロビー

 

ミセスイスタンブールは、ケバブだけでなくトルコのパンやお酒が販売されています。特にトルコのパンが食べられる場所は貴重です。

 

▼店頭のショーケースに並べられたトルコのパンとお菓子。

 

なぜ他のケバブ屋と一線を画した商品展開ができるかと言えば、こちらを運営している会社が、昭和60年から続くトルコ製品輸入販売商社「株式会社トゥーバトレーディング」だからだと、個人的に思っています。

 

▼「株式会社トゥーバトレーディング」ホームページ。オンラインショップもあります。

http://tugba.co.jp/jp/shop/

 

メニューもガッツリとした食事からケバブやパンといった軽食まで、数多くを取り揃えております。値段が他店よりも高いと感じるかもしれません。現にドネルケバブセットで1030円なのですが、空港なので全体的に物価が高く、むしろ空港内では安い方なのではないかと思いました。

 

▼メニューの写真

 

▼ケバブの写真

 

さて、お待ちかね。ミセスイスタンブールのケバブです。このお店の特徴は、なんといってもパン。見た目はまるでハンバーガーのようで、このふわふわとした食感のパンで食べるケバブはとても新鮮です。


具材はキャベツと玉ねぎ、そしてニンジンですが、こちらニンジンはなかなか珍しい具材です。実際に食べてみると、柔らかなパンに、玉ねぎとニンジンの硬くてシャキシャキ、コリコリとした食感がマッチしており、とても楽しいです。マンネリ化したケバブライフに新しい風を吹き込んでくれます。

 

ソースは選択ができず、トマトかニンジンベースのサウザンソースのようなお味でしたが、こちらも誰もがおいしく食べられる優しい味わいで、お肉や野菜、そしてパンのお味を最大限に引き立たせてくれます。

 

お肉のジューシーさ、具材の食感、優しいソース、噛めば噛むほど甘みとうま味のあるふかふかのパン。そして食べ終わった後のほどよい満腹感。一足早く空に飛び立ちそうです。

 

さて、ケバブを食べて帰ろうと思ったのですが、店頭を見るとトルコヨーグルトを取り扱っているPOPが目に入りました。トルコ風アイスならよくあるのですが、トルコヨーグルトはここでしか見たことが無かったので、Uターンして再び店内へ。あんずやグラノーラ、ベリーミックスがあるなかで一際異彩を放つ、オリーブオイル&ナッツに挑戦しました。

 

▼今のところここでしか見たことがないトルコヨーグルトの販売

 

▼ヨーグルトの写真(オリーブオイル&ナッツ)

 

ヨーグルトですが、舌触りがドロッとしており、日本のヨーグルトにはないクリーミーさ。まるでムースのようです。ヨーグルト自体の味は、酸味が強く、日本で普通に売られているヨーグルトのつもりで食べると違和感があるかと思います。最近コンビニで売られている、ソースをかけて食べるギリシャ風ヨーグルト、これをソースなしで食べた時にとてもよく似ています。

 

さて、正直申し上げてオリーブオイル&ナッツ味を頼んだのは失敗だったと思いました。ナッツの香ばしさ、オリーブオイルの香り、酸味のあるヨーグルト、そしてスパイシーさを引き立てる胡椒。美味しいかったですが、他の味が甘いものだらけだったので、これもほんのり甘いのだろうという思い込みで頼んでしまいました。店員さんにお味を訪ねるプロセスを挟むべきでした。「オリーブオイル&ナッツ」味は、固形の食べ物が食べられないけど、甘いものは食べたくない時に重宝すると思います。ケバブスランプになった際は、ぜひ頼みたいと思います。

 

▼ラクのミニボトル

 

最後にラクというトルコの地酒のミニボトルが3本セットで売られていました。こちら確か1000円代前半でした。ラクは好きなのですが、でかい700mlのボトルだと飲み切れないので、1本50mlのミニボトルはとても助かります。ラクを家で飲みたくなったら、ミセスイスタンブールで補充しなければ…。

 

▼「ミセスイスタンブール」公式ページ。メニューもあります。

http://tugba.co.jp/jp/shop/mrsistanbul01.html

 

 




ケバブ見聞録「イスタンブール」 (ツーリズムEXPOジャパン)

2016-09-26 23:28:08 | 見聞録(ケバブ屋・トルコ料理屋情報)

さて、ケバブのブログでもあるので、いい加減にケバブのことも…ツーリズムEXPOジャパンは、フードコートが非常に充実していて、日本や世界各地のグルメを食べることができました。実は銀座や赤坂にあるトルコ料理屋の老舗「イスタンブール」がケバブ屋台を出店していたので、食べに行きました。

 

▼屋台の外観

 

▼「イスタンブール」ホームページ

http://www.istanbul.co.jp/

 

さて出来上がったケバブは、少々小ぶりのチキンケバブ。野菜よりもお肉のほうが量が多いように見え、肉々しいお味を想像しておりました。ソースの選択は出来ず、ヨーグルトソースがかかっておりました。

 

▼「イスタンブール」の写真

 

さて実際に食べてみると、肉々しいイメージとは裏腹に、一言で表現すると「あっさりとしていて優しい味わいのケバブ」だということがわかりました。まず重要なお肉は他店と比較しても非常に肉厚で、チャーシューのように食べごたえがあり、下味もしっかりと味がついておりました。

 

▼他店と比べてもかなり肉厚なチキン

 

そしてヨーグルトソースは若干マヨネーズやペッパーの風味がしますが、これらは全く前に出ず、むしろガツンとしたお肉を優しく包み込むかのよう…。肉のうま味と下味がやわらかなヨーグルトソースと相まって、誰でもおいしく召し上がれる、さっぱりとした優しい味わいのケバブでした。




「なんたるやアンタルヤ」ブース (ツーリズムEXPOジャパン)

2016-09-26 23:21:19 | トルコの話題

なぜ同じトルコのアンタルヤ市だけブースが独立してるんだ…

 

会場MAPを見て疑問に思いました。例えれば、日本ブースから離れたところに沖縄ブースが別にあるような感じです。

 

そもそもアンタルヤ市ほど、日本と世界で知名度にギャップがある地名はないでしょう。世界的には「欧州のハワイ」と言われるほどの超有名なVIP御用達のリゾート地なのに、日本だと「どこそれ?」レベルなのです。

 

▼アンタルヤ市の位置

 

アンタルヤ市はゴルフにマリンスポーツ、そして観光にもってこいの街で、トルコの空港で国際線利用者数が最も多いのはアンタルヤ空港、2015年に開かれたG20の会場も実はアンタルヤ市で、今は万博(アンタルヤ国際園芸博覧会)が10月30日まで開催されています。

 

豪華なホテルになると、ホテルの料金システムが他とは変わっていて、ホテル内の食事代や飲み物代はすべて宿泊料金にかかっているので、要するに滞在期間中食べ放題飲み放題で支払いを気にする必要がありません。ホテルの冷蔵庫の飲み物を「飲むか飲まないか」で迷う自分にとっては夢のような話です。

 

▼「トルコの地中海リゾート地アンタルヤで観光とホテルライフを満喫しよう!」Travel.jpたびねすより。アンタルヤの概要や見どころがまとめられています。

http://guide.travel.co.jp/article/17332/

 

さて「なぜアンタルヤだけブースが独立しているのか?」

それはこのブースのスポンサーは、アンタルヤの複数のリゾートホテルだから。彼らは未開拓の日本市場を本気で狙いに来ています!新婚旅行に、リフレッシュ休暇に、夏休みに、GWに、「一生に一度は訪れたい地上の楽園」トルコのアンタルヤをよろしくお願いいたします。

 

そしてアンタルヤをPRすべくブースに立つのは、ゴルフ・ドラコンをはじめ多方面でご活躍されている酉川博文さん。お会いしたときはアンタルヤ観光局の方か、旅行代理店の方かと思っておりました。失礼しました。さて、酉川さんはアンタルヤ市各界や、ドラコンでパートナーシップ契約を結んでいるターキッシュエアラインズをはじめ、国内外多岐にわたるパイプをお持ちで「アンタルヤを日本に広めていこう」という計画も進行中とのことです。応援しています!

 




イズミールのコーナー(ツーリズムEXPOジャパン)

2016-09-26 23:05:59 | トルコの話題

イズミールはエーゲ海に面するトルコの西部に位置する都市で、トルコ最大都市のイスタンブール、首都のアンカラに次いで、3番目に人口が多い都市です。エーゲ海に面しているため、非常に景色が綺麗なところだと思っています。ぜひ訪れたい場所の1つです。

 

▼イズミールの位置

 

▼「イズミール」All About 旅行より。イズミールの概要から見どころ等が紹介されています。

http://allabout.co.jp/gm/gc/395629/

 

イズミールコーナーで目についたのは、3つのコロンヤの瓶。実際に日本でコロンヤを購入される方はお分かりいただけるかと思うのですが、これらのコロンヤは日本では手に入らないものに見えました。

 

▼3つのコロンヤの瓶


そばにいらっしゃった係の女性の方に伺うと、やはりトルコで購入されたもののようで、左から「オリーブ」「レモン」「ライム」のとのことでした。実際に付けさせていただきましたので、それぞれの感想を書きたいと思います。

 

「オリーブ」 オリーブの匂いが強かったのですが、オリーブオイルのような油っぽいにおいはせず、あくまでもコロンヤらしく清涼感がありました。例えるならレストランで出されるオリーブの実の匂いを香水っぽくしたようなものです。上手く表現できず、申し訳ないです。こちら「日本人では好き嫌いが分かれる匂い」とのことで、確かにそのように感じました。普段嗅いでいる香水にはない匂いなので、異国情緒があって、楽しかったです。

 

「レモン」 レモンはコロンヤの中で最もポピュラーなもので、日本でも手に入れることができます。私が普段使っているコロンヤよりも上品で柔らかな匂い。トルコでも人気のブランドのようです。

 

「ライム」 ライムは3種類の中で、一番好きな匂いでした。匂いがキリッとしていて、私のような男性がつけても全く気になりません。ライムの皮の匂いのような、フレッシュかつキリと清涼感がある匂いでした。香水の代わりに使ってしまいそうです。日本で手に入らないのが残念でなりません…。

 

3種類のコロンヤを堪能した自分ですが「いつかコロンヤを日本で売りたい」と夢を語ると、笑われてしまいました。でも、お手拭きにも、消毒液にも、虫刺されにも、香水や消臭剤にもなる、まさに万能なコロンヤは、いつか日本で受け入れられると信じています。
 




ターキッシュエアラインズのコーナー(ツーリズムEXPOジャパン)

2016-09-26 22:40:10 | トルコの話題

9月24日に訪れた、ツーリズムEXPOジャパン。この記事ではターキッシュエアラインズのコーナーについて書いています。

 

 

ターキッシュエアラインズのブースでは、2016年のターキッシュエアラインズの取り組み等の概要を記したプレゼンテーション資料を読みながら、「ターキッシュエアラインズ好きなんですよ」とか「イスタンブールのラウンジを使いたくて、ANAでスターアライアンスゴールド取ろうと思っています」といった和気あいあいとした会話をすることができ、ノベリティまで頂戴いたしました。ノートとキーホルダーです。

 

▼左手奥のファイルがプレゼンテーション資料。右手手前がノベリティ。

 

せっかくの機会なので、かねてより私が疑問に思っているターキッシュエアラインズについての疑問について、お話を伺うことができましたので、あいまいな記憶ベースですが備忘録代わりに書かせて頂きます。

 

――――

…ターキッシュエアラインズの方

 

「ターキッシュエアラインズは、Jリーグのチームや、バスケのBJリーグなど、様々なスポーツチームのスポンサーやサポーターをされていますが、どのような意図があるのでしょうか。」

 

▼「ターキッシュ エアラインズについて」ターキッシュエアラインズ公式ページより。下にスクロールすると、日本国内で応援しているスポーツチームの一覧があります。

http://turkishairlines-japan.com/about/index.html

 

「ターキッシュエアラインズでは、世界各地でスポーツを応援しています。これはスポーツを応援することで、世界中の人々を幸せにしたいという理念によるものです。ただお金を出すだけではありません。例えば、オフィシャルパートナーとなっているサッカーの「大宮アルディージャ」の場合、子どもたちをターキッシュエアラインズの飛行機に乗せ、ヨーロッパへ海外遠征をする機会を設けています。これは子どもたちにサッカーの本場であるヨーロッパへ連れていくことで、子どもたちの夢を応援する意味があります。そして、将来子どもが大人になった時、ヨーロッパに行く時にターキッシュエアラインズを使ってくれるようにと、ブランドイメージを醸成するためでもあります。」

 

▼「トルコ航空、Jリーグ・大宮アルディージャのオフィシャルパートナーに」フライチームより。恐らく係の方が仰られていると思われる内容の記事。

http://flyteam.jp/news/article/19979

 

「ありがとうございます。でも、例えばスポーツ以外でも、トルコ以外の国の展覧会などにもターキッシュエアラインズは後援として入っていますよね?ブラジルの建築家の展覧会でもターキッシュエアラインズが後援していて驚きました。」

 

▼「オスカーニーマイヤー展 ブラジルの世界遺産を作った男」東京都現代美術館より。下にスクロールすると「協力」の欄に、ターキッシュエアラインズの名前があります。

http://www.mot-art-museum.jp/sp/exhibition/oscar-niemeyer.html

 

「トルコだけではなく、トルコを経由して世界中の街に行くことができる。これがターキッシュエアラインズの強みです。ですからトルコ以外の国に関する展覧会を後援しているのは、その国に行く場合にもターキッシュエアラインズを使っていただきたいという思いがあります。どのイベントを後援するかは、効果をよく調査して、適切に判断をしています。」

 

「わかりました。ありがとうございました。」

――

お忙しい中、私の質問にお答えいただきありがとうございました。ターキッシュエアラインズは日本でも様々な場所で広告を見るようになりましたし、なんかしらのスポンサーやパートナーシップ契約を結んでいたりと、存在感が増しつつあるように思います。その背景を知ることができ、とても嬉しかったです。

 

改めてありがとうございました。