メルツのドネルケバブログ

ドネルケバブの話をざっくばらんに書いてます

ケバブを食べる時に飲むドリンクとは

2017-02-05 15:05:15 | ケバブの話題
食べているときはどうしても喉が渇くもの。ハンバーガー屋ではドリンクやサイドメニューとのセットがありますし、牛丼屋ではお茶が出てきます。ケバブ屋も例外ではなく、ドリンクとセットにして売ったり、中にはドリンクが無料という太っ腹なお店もあります。


さて、そんなドリンクですが先日「ケバブに合う飲み物は何ですか」というご質問を頂いたので、面白そうなネタなのでブログにて書いてみることにしました。

結論から申し上げると、アイランがあればアイラン一択。無ければ、お茶・ジンジャエール・ビールです。

・アイラン
アイランとは、トルコに古くから伝わる、ヨーグルトと水・塩を合わせた“飲むヨーグルト”です。実際にはトルコだけではなく中東や一部東欧でも広く親しまれている飲み物です。味はヨーグルト本来の酸味、そして塩気があり、甘さは全くありません。見た目はラッシーに似ているので、そのギャップから実際に飲んでビックリする日本人は多いです。本場ではドネルケバブだけにとどまらず肉料理全般のお供として定番のドリンクで、トルコのマクドナルドやバーガーキングには、コーラなどと共にソフトドリンクとして提供されています。

▼左手のドリンクがアイラン。白いので中身が入っていないように見える。



アイランの最大のメリットは、お肉の美味しさが飲んでも消えず、さらに味わい深くなるという点です。ソフトドリンクやお酒でもいいのですが、飲むと食材の美味しさが薄れてしまうのです。例えば、餃子とビールは定番の組み合わせで、パリッとかモチッというバラエティーある食感に、肉の旨みとニンニク・ニラの風味、それにタレの味。これを冷たいビールと流し込むのは私も大好きなのですが、冷静に考えると後味はビールが勝ってしまっています。

アイランは料理の美味しさ、とりわけお肉の旨みを消すことなく、さらに味わい深いものにしてくれます。そしてヨーグルト・塩・水という組み合わせから、熱中症対策にもいいでしょう。

健康ブームによって、ヨーグルトに熱い注目が注がれている中、ぜひアイランも日本で普及してほしいですね。
 


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