中年から初老にかけてのダイエット思い出話

現在５１歳男性　　174㎝　71キロ　体脂肪率１４パーセントくらい

 

私は、３０歳代には、９０キロまでいった。

 

４１歳のころ、一念発起。半年で２５キロのダイエットに成功し、６５キロとなる。

かなり痩せたが、体力もなかなかつかなかった。

その後は68.5キロくらいをうろうろしつつ、今年はコロナの影響もあり、少し太って現在の体重をキープ。という状況。

 

デブのころは、かなり大変だった。スマホを女性から借りることなんかできなかった。常に顔中に油が含まれている汗をかいているため、スマホの液晶に油がつく。もし女性のスマホに油なんか付けたら、「魚拓」ならぬ「顔拓」とあだ名がついてしまい、二度と話をしてもらえなくなる。

真冬でも汗をかき続けるため。自宅では、半そで短パンが基本。それでも汗をかく。食事中も、スポーツ中と変わらないくらい体中から汗をかく。ソフトクリームを食べるときでさえ汗をかく。

そんなデブネタを披露し、女性たちに「あるある」と言われては、満足げに楽しそうにアップデートされたデブ話題を提供し調子に乗る。女性陣は、笑ってはいるが、私に好意を持つ人は誰一人いない。笑っているのに、近づくと、「１メートル以内は近寄らないで」と思っているように距離を置かれる。そうそう、生理的に受け付けないのだろう。そんなことも気づかず、楽しく大学卒業後はデブまっしぐらで生きていた。相当楽しかった。

腹が減っては食べ続け、家内の手作り晩御飯を食べた後には、宅配ピザを注文し寝る直前まで食べ続ける。朝起きたら、具合が悪いが、残りのピザを食べる。食べ過ぎで胃の調子が悪くなり、太田胃散を毎日飲み続け、さらには食べ過ぎで口内炎ができているのに、チョコラBBを補充する始末。

食べるのが大好きでグルメを気取るが、「油で揚げたもの以外は食べ物ではない」と名言を残し、多くの人が思い出し笑いする。

仕事柄若い女性とともに動くことが多い。やはり痩せねばならない。と思い立ったのが４１歳。

 

よく頑張ったなー。って思う。

 

毎日トレッドミルの上を走り続けた。そして食事はカロリー制限を徹底した。

中年の星、郷ひろみさんが、いくつになってもかっこいい。やせてもかっこよくなるわけではないが、今よりはましになりたい。と思い、郷ひろみさんの曲を聴きながらダイエットに没頭した。

 

半年で２５キロ。自分で自分をほめたいと思うくらいの結果だ。

 

痩せた結果。何かが変わったか？それは周りの人に聞かないとわからない。

 

でも少しは変わったようだ。

 

女性が話しかけてくれるではないか！驚いた。デブのころは、自分から話題提供をしていたのに。

時々、一緒に写真撮りませんか。と言ってくれる人も出てきた。何とも人生が変わったものだ。

 

５１歳になり、デブのころの３４歳ころの写真を見せると、「今のほうが若く見える」と言われる。

出来ればコロナ太りを解消したい。やはり個人的には、あと３キロくらい痩せたい。

 

しかし現在はなかなかトレーニングジムにも行きにくい。コロナが終焉したころにまた本格的なダイエットを再開できればと思う。