道路行政についてーたまこさまからのご質問に答えて

2006-11-28 10:41:32 | Weblog

たまこさまから、道路行政の質問が来ました。遅くなりましたが、お答えします。 
 1.歩道設置基準 私が体感したのは、全生園前~久米川・栄町一丁目間の道です。まず、歩道がぶつ切り設置で通行に不安だった。 (この印は質問部分)

 全生園前~久米川・栄町一丁目間は都道で、恩田街道といいます。
この歩道設置は、わが日本共産党東村山市議団の長年の要求項目のひとつです。都も、少しずつ歩道を整備してくれています。
しかし、久米川駅を新青梅街道を渡った所から、野火止小学校手前の信号辺りまでは新しい道路ができました(3.4.26号線-ロンドの後ろの道)ので、この間の歩道設置は市の責任になってしまいました。歩道設置の要求をすると、お金が無いという東村山市の言い訳を絶えず聞くことになりそうです。でも、諦めずに要求し続けましょう。
因みに新設道路は都道なのに東村山市のお金で築造したのです。(用地買収は都)それで市道の歩道にはお金が無い?理不尽です

 新築住宅地等なら開発時に歩道巾の土地をお願い出来るだろうに、完成時には敷地目一杯に住宅・塀設置されて、歩道がなくて、横通過に危険を感じた。バス通り等通行量多く、かつ野火止小への通学路である道での歩道設置は、義務付け出来ないのですか?歩道設置全般について教えて下さい

 野火止小学校から全生園までは、引き続き東京都が用地買収をして歩道設置に勤めます。でもこれも要求しなければ中々順調には進みません。

 東村山は歩道巾の土地すら買えない位貧乏だからですか?

 住宅地開発に伴う歩道設置は義務付けはできません。ただし、これは東村山市の姿勢が重要な鍵になります。 私も、宅地開発ではその開発申請が出るたびに歩道設置を業者に要求すべきと思ってきました。とりわけ幹線道路側は当然そうすべきです。
たとえば、市内全体図でどこに新設道路を作ったら市民の歩行の安全性が確保できるかを絶えず目配りして、開発の指導を行う職員が居ても良いと思うのです。そのような提案も予算委員会などでしていますが、本当に分かってはもらえないようです。
貧乏なのは日本全国どこの自治体も同じです。問題は何に優先してお金を使うかです。つまり、東村山市は大型道路は作りたいけど(なぜ?)、生活道路の改善には積極的でないのです。 

  2.国道・都道予定地取得について
埼玉・飯能方面から通称が着々と伸び、後数年で埼玉側は都県境迄完成しそうです。私が東村山に転入した約10年前、既に県側では「道路予定地」の看板を見かけていますが、つながる都側では殆ど見かけません。

飯能所沢と都を結ぶ道路、これを都で受けるルートは都道3.4.11号線と言います。
今、この道路が多摩北部医療センター内の緑を押しつぶして建設されようとしています。なので、東村山市も東京都も建設を推進するつもりでいます。とりわけ東村山市は都にこの建設を協力に要求しています。
でも、私はこの道路を本当につなげて良いのか疑問も持っています。環境破壊が叫ばれている時に、市内を通り抜ける車をさらに増やす道路です。都は、NOxの削減に他県からの車の進入を制限しようなどの議論もしています。大型道路を建設すれば制限など永遠にありえない気がします。
でも、行政は、ご指摘の道路を一日も早く建設したいと思っているので、お金はかけると思います。

 また、新府中街道についても疑問があります。久米川町・ファミレスやレンタル店裏に駐車場が広がってるのは予定地だから…と思ってましたが、数年前その一角に分譲住宅地が出現し、お節介ながら「今は建設許可出ても、その内立ち退きさせられるんじゃないの?」と又もや不安の種が増えました。昭和30年代に制定された道路計画に沿って用地買収を着々と進めた自治体を見かける中で、未着手?なのは、東村山が買収しなかったからですか?又は、国道・都道の土地取得は東京都or国の仕事なのに東村山では進まなかったのですか?

 都市計画道路は、昭和30年代に住民の都合も聞かずに上から網がかぶせられました。用地買収は都道か、市道か、国道かによってお金の出所が決まります。
府中街道は都道なので、東京都が用地買収も築造も行います。優先路線と位置づけてはいるようですが、野口橋交差点から秋津に向かっては、踏切をどうするかがまだはっきりしていないために進んでいません。
ご指摘の通り、計画線上に建築された住宅地は立ち退きを迫られます。行政曰く、「不動産屋さんはそのことを十分相手方に説明しているはず」と言っていました。つまり、立ち退きに当たっては文句は言わないと言う約束だと言うわけです。これでいいかどうかは大いに疑問がありますが・・・
府中街道も小平境から野口橋まで完成したのがやっとこのごろです。私がこの町に移り住んだ時に、八坂の駅前に立て看板が立っていました。それから19年かかってわずかな距離を完成させたのです。
大型道路は計画されてからでも20年~30年掛かる事業です。今、大型道路が本当に必要か、住民皆で考える時ではないでしょうか?

 私は、市内の道路は横の連絡と言うか、幹線道路と幹線道路をつなぐ線が弱いと思っています。だからこそ、民間の宅地開発の機会を使って、できるだけお金を使わずに、この連絡をよくする計画が重要と思っています。
お金が無いと言い訳する前に、そんな研究を進めるよう指示することこそ長の役割ではないでしょうかね~

長くなってすみません。遅くなっての道路問題の報告でした。


11月30日から12月議会が始まります

2006-11-22 16:02:57 | Weblog
今日22日は、12月議会一般質問の通告締切日でした。

私は、今回も西口再開発問題で質問をします。
今期の議員生活で、4年間4回の議会のほとんどをこの質問で費やしました。

思えば、東村山駅西口再開発に関心を持ったのは、1997(H9)年の市民説明会でした。中央公民館で開かれた説明会に、再開発の知識もないが、しかし、議員の一人として聞いておこうというのがきっかけでした。

そのときに、参加しておられた市民約60人の皆さんが、
「イメージがわかない」
「30年、40年先の市民も納得いくまちをどう作るか」
「マンションになんかしていいか」
「商店街が本当に魅力あるものになるか」
と疑問をだされ、

当時のコンサルタントも
「都市計画道路がどうなるかわからないので、駅前に車が集まってくるまちづくりはできない」
「公益施設で健康づくりで、住居のグレードを上げる」
「後背地の人々の便利な」・・・
などと、市民の声に応えて真剣に語っていました。

でも、そのときの声も、駅前広場を何が何でも 悲願で
というようなものではなかったと、当時の東村山市の記録を読み返しておもいます。

そのときから、このまちづくりが本当に住民みんなで野口町を中心とした町並みの形成も含め、決めていかれたらいいのに・・・という思い、
しかし、うっかりすると大変な無駄遣いになるという思い、
再開発について十分な知識が必要だという思い、
そんな、議員としての責務との思いで、各地の研究会に参加し、勉強してきました。

1期目は、現在ロンド横の3-4-26号線、スポーツセンター横に通じた3-4-27号線の都市計画道路作りに東村山市は血道を上げていました。
2期目はこれに追加して、家庭ごみの有料化で市民負担を増やす計画が浮上し、
3期目は、この再開発問題で東村山市の税金の無駄遣いの構図が浮かび上がりました。

私の議員生活は、大型道路と大型開発を告発し、こうした政策より学校の校舎改修、子育て支援の充実、高齢者福祉の充実を優先させるべきと言い続けた期間でもありました。
12年間の議員生活で、市民に税負担が重くのしかかり、市民の声は無視し、市民に会おうともしない市長の下で、今年度が一番ひどい市政運営がされているという感じがします。

お金がないといいながら、各部に一律10%カット予算を押し付け、自然増も満たせない予算編成に、各部の市民に直接対峙する部門の職員がなやんでいます。
同じ都市整備部でも、再開発予算は潤沢、市道の補修予算は激減という状況が数年続いているのです。そして、この所管の職員は常に市民の批判の的になっているというわけです。気の毒といつも思っています。

こんな思いを含めて、わが日本共産党東村山市議団は、分担し合って市民の暮らしの様々な分野の施策の充実を求めて、質問をすることになっています。
ぜひ、11月30日から始まる議会においでください。

議会日程は以下のとおりです。

11月30日 本会議
12月 4日 一般質問
    5日 〃   多分清沢謙治、福田かづこはこの日
    6日 〃   保延務、田中富造、黒田せつ子 は午後
   11日 環境建設、厚生委員会
   12日 政策総務、生活文教委員会   以上開会時間は午前10時
   13日 10時りんごっこ特別委員会、午後1時30分秋水園特別委員会
   20日 最終日本会議、住民投票条例案審議予定

議会日程の報告でした。 

18日説明会は肝心なことには答えませんでした

2006-11-21 19:31:31 | Weblog

以下の報告は、18日の再開発に伴う除却工事の説明会の模様ですが、時間がたってしまいました。書き始めたものの、腹が立つのと、時間が遅くなるのと、朝早く起きなければならないのと、いろいろあって、中途で終わっていました。でも、とにかく報告します。


18日午後7時より東村山駅西口再開発組合の除却工事に伴う説明会が行われました。主催は再開発組合と工事受注企業の増田コーポレーション。東村山市の出席はありませんでした。
東村山駅西口再開発の住民投票を求める運動を進めてきた市民連絡会(以下市民連絡会)は、あらかじめ東村山市の参加を組合に求めてきましたが、残念ながら出席は無く、説明会開催冒頭、市民から疑義が提出されました。
組合から
「東村山市、都は指導助言監督をすることになっている。東村山市とも十分相談した。組合は法人格を持った団体。それが責任を持って行う事業。組合が説明すれば足りると思った」
と説明がされました。

まあいずれにしても説明をということで、組合理事長が挨拶に立ってすぐ、
除却工事の流れについて一応説明が行われました。
アスベストについて 
 
ボーリング場のアスベストはレベル1 MDC工場と地区内の小屋がレベル3
準備について 
 
20日から仮囲い(1.8m)を行い、立ち入り禁止にする。 
 (*20日7時30分から、現地で、住民に十分な説明もないまま着工はしないように  
 と、監視活動が行れましたが、午後6時過ぎ、住民の講義を押し切って機材が搬
 入されました。)
工期は11月20日~2月20日

工事受注業者である増田建設から
工事時間は 8時~6時 工事車両の乗り入れは8時半から
カクリ、MDCのアスベスト除去は 12月中旬~1月中旬 
アスベストの搬出は 1月20日以後になる

以上の説明がされました。

 アスベストを含む危険性の高い工事のわりには20分程度で終了。参加者も意表を衝かれた感がしました。 住民からの質問は当然まず危険性の高いアスベスト工事について集中。
「含まれているアスベストの毒性」
について質問され、理事長はお医者さんだからと回答を求めたのに対し、理事長が「私は歯科だからよく分からない」と答え、参加者からのヤジ(何を言ったか不明)に「バカヤロー」と怒鳴った事でまず紛糾。組合事務局次長が代わりに謝罪するという一幕も・・・

下請けの下請けが実際の仕事はするのですか?

また、この工事を受注した増田コーポレーションは、エコワスに下請けに出し、そのエコワスもさらに下請けの業者から作業員を受け入れるような説明もありました。
「万が一事故が起こった場合の緊急連絡はどうなるのか」
との質問に、増田コーポレーションは答えることができず、危機管理体制が整備されていないことも明らかになりました。
万が一アスベストが飛散する事故が起こったら、この被害は、一番、近隣住民が受けることになり、東村山駅を利用する乗降客、風の向きによって誰が被害者になるのか分からない状態になります。
また、健康被害について、
「被害の補償は?」と問われ、
「因果関係を調べて・・・」と答え、
「組合は解散するけどその後はどうなるか」との問いに
「ビルの管理組合が保障する」というバカな答えもあり、市民からいっせいに抗議の声が起こる一幕も
 *管理組合は、マンションを購入して入居する住民も加入するのであり、その人々がその責任を負うべきでないことははっきりしています。

このほか、工事車両の安全な運行、道路の渋滞によって生活道路に車が流入することの無いよう安全対策を求めた市民に、大した渋滞は起こらないかのような誠意のない答弁に終始。

参加者の質問に明確な回答は一切ないまま、説明会を打ち切りました。
再説明を求めた市民に、これ以上は個別に回答して十分という態度で拒否。

参加者の怒りを買いました。

それから今日まで、再開発組合の不誠実な行動。
工事着工に講義する住民に、警察の力を持って排除しようというその強権的なやり方に講義するなど、市民の皆さんと一緒に取り組んできました。

明日は十二月議会の一般質問の通告締切日です。
今度の議会でも、再開発問題の問題点を明らかにするよう取り組みたいと思います。

怒りの報告でした。


除却工事説明会に参加しましょう

2006-11-17 08:43:14 | Weblog

市民連絡会と団体、日本共産党などが要求していた東村山駅再開発に伴う解体除却工事の着工前説明会が開催されることになりました。 日程は次の通りです。

11月18日(土) 午後7時~9時

市役所6階会議室
     
(本庁舎の地下からエレベーターであがります)

解体除却建築物は、危険性の高いアスベストを含んでおり、取り扱いによっては作業従事者だけでなく、飛散による吸引で近隣住民にも健康被害を及ぼす問題があります。吸引による健康被害は直ちに明らかになるわけではなく、数年を経て発祥し、原因の特定が困難になるという事件が既に、国内で明らかになり、大騒ぎになったところでもあります。

工事は、専門業者が行うというのですが、その工程、除却後の埋立地も含め厳しい届出が必要です。

もちろん、法律にのっとって行われなければならない物ですが、地域住民にも、

何が問題か
どんな被害が想定されるか
健康被害の補償は誰がどのように行うのか
そのための事前の健康調査は必要ないのか


等々、明らかにした上で、疑問に答え、不安を解消する工事計画を立てて実行することが重要だと考えます。
是非、参加をしてください。そして、疑問をただし、きちんと納得をした上で工事に入っていただきましょう。


アスベスト含んだ建築物解体は絶対説明が必要です

2006-11-15 18:28:22 | Weblog
昨日、東村山駅西口再開発の解体除却工事の入札問題で報告しました。
実は再開発組合とこの工事落札者の増田コーポレーションは、工事着工を急いでいます。アスベストが含まれた建築物の解体なのに、近隣住民にさえ一片のお知らせで着工しようとしています。
昨日から今日にかけて、各団体が住民説明会の申し入れをしました。
私が所属する日本共産党東村山市議団も、諸般の事情で14日の朝、8時半に都市整備部長、再その後9時過ぎに開発組合理事長宛に説明会の申し入れを行いました。(申し入れ前文は後述)

14日午後1時半から、説明をするというので組合事務所の隣の集会所に行ってみました。
申し入れをし、参加した多くの人々が、口々に近隣住民を中心に一堂に集めて説明会をし、疑問に答え、安全の確保に努力していることを見せなさいと要求。
ところが組合は、個別に疑問に答えるからそれで十分理解を得られる。説明会は必要ないという態度。

アスベストは吸引することによって多くの疾病を引き起こします。発がん性も高く、またその発症はいつか分からず、将来にわたって不安要因となります。
ある参加者が、「現時点での近隣住民の健康調査さえ必要なのに、そんなことも考えず、ましてや説明会という最低のことすらしないのはどういうこと」
と質したのにも黙して語らず。

とにかく今説明させて欲しいというのみ。早く、厄介なことは終わりにしたいという姿勢がみえみえでした。本当に市民のことなど考えていないことがヨーク分かりました。

市長への申し入れ文は以下の通りです。

東村山市長 細渕一男殿

東村山駅西口再開発事業に伴う既存建物解体除却工事について
住民説明会を行うよう再開発組合への指導を求める申し入れ

 先ごろ入開札された東村山駅西口再開発事業に伴う既存建築物の解体除却工事について、再開発組合は、近隣住民への一片の通知文書の配布のみで工事着工を予定していると聞いています。
 東村山市はこのことを承知しているのでしょうか。
 今回の建築物解体はアスベストを含む解体である以上、従事する労働者はもとより、近隣住民に多大な被害を及ぼす可能性がある工事です。こうした安全性に問題がある工事を文書配布のみで実施することが許されるはずがなく、緊急に、住民に対して説明会を開催し、安全対策などについて説明を行い、住民の疑問に答えるべきです。
 また、旧ボーリング場は西武鉄道に近接しており、駅利用者にも多大な影響を与えかねません。駅利用者も含めた関係者への説明も必要と考えます。
 市民の健康に責任を持つべき東村山市がこれを見逃して良い訳がありません。東村山市が責任を持って説明会の開催を指導するよう求めるものです。
 ついては以下の点について明らかにしていただきたく、一両日中のご回答をお願いします。

1、アスベストの除却について、
① アスベストの含有量、使用箇所
② 直接の作業日程、手順
③ 解体、運搬についての安全対策の方法
④ 除去したアスベストの運搬先、処分方法、
⑤ 作業従事者の特別講習参加者の有無、講習日時、参加人数
2、工事車両の安全運行についての対策、交通要員の配置、道路拡幅など

以上、厳しくご指導をしていただきますよう重ねてお願いします。

2006年11月14日

 日本共産党東村山市議団 田中富造、保延務、福田かづこ、黒田せつ子、清沢謙治


これって公正な取引なのですか

2006-11-14 00:45:46 | Weblog
11月2日、東村山駅西口再開発の既存建築物などの解体除却工事の入札が行われました。結果が、東村山市のホームページ再開発担当の所に掲載されています。

見ていて大変不審に思いました。

入札結果は
1位 林建設(株)        調布市  入札額 1億 350万円
2位 (株)清水組        日野市  入札額 1億1900万円
3位 (株)増田コーポレーション 東村山市 入札額 1億2700万円
以下、1億3400万円から、10位の1億9000万円まで、数字が並んでいました。

とても変に思ったのは、なぜ入札額の一番低い林建設が落札できなかったのだろうか?ということ。

入札後公表された予定価格に比べて、林建設は65.755%で試算し、清水組は75.6%で試算していました。
今回落札した増田コーポレーションは、80.68%の金額で入札していました。
なぜ65%ではダメなの
なぜ75%ではダメなの

誰でも不思議に思いますよね~

試しに、林建設に聞いてみました。
「予定価格は1億5700万円で、御社はその65.75%で試算されていますが、コレで、利益が出ると見込んでいるのですか」と・・・
林建設曰く
「アスベストを含み、解体したものの処分地を持っているか否かで試算は変わる。下請事業者と十分協議し、これで利益がちゃんと出ると踏んだ。そうですか予算はそんなにあったんですか」
祖水組も
「調査し、下請け業者と相談して決定した。利益は出る」
と答えました。

なのに、何ゆえ、最高で2350万円も高く差のつく金額で事業を発注するのでしょうか?不思議ですよね~、どう考えても道理ある考えは浮かびません
65%が安かろう悪かろうというのなら、その見積もりの根拠をきちんと調査をし、その上で決定したらいいではないですか。
それもせずに、単純に80%を当選ラインにするのは納得できません。ましてや、その最低価格は、素人が相談して決めたというではありませんか
なおさら、不信感が募ります。

しかも、失格となった事業者は、「不審なのは10月12日ごろ突然入札に参加するよう要請が来た。その後18日ごろ書類が送られてきた。そして、失格があると知らされたのは入札の前日だった」と言っています。
これって、絶対変です 変じゃないですか?

この事業は、100%補助金です。つまり、市民の税金が2000万円を超えて、不当に無駄遣いされるというわけです。
本当に許せません

怒りの報告でした。

サッカーは鹿島アントラーズを応援させられています

2006-11-12 01:57:06 | Weblog
話は違いますが
娘たちは(とりわけ上の娘)、サッカーの大ファンです。鹿島アントラーズのファンで、必然的に夫も私もその応援ツアーに借り出されます。
都内でおこなわれる試合はまだしも、ホームで行われる試合の応援に借り出され、入場料から、宿泊費、ホームスタジアムまでの車代まで負担させられると、費やすお金の多さにガックリとします。

今日11日、鹿島の試合で、レッドカードで退場になった選手がいて、その是非を議論するはずのニューズ番組での、アナウンサー、お笑いタレント、解説者の話の時に
「そんな事言っている場合じゃないでしょ!今のレッドカードの是非について議論すべきでしょう」と思わず言ったら、娘が
「仕方ないのよ!Sは台本以外しゃべれない。分からないんだから」という
わからないけど、とりあえず何か言ってOKになるなら、こんないいことはない。自分の仕事の内容に恥じて、勉強し、先に進むということも無い。

せめてマスコミ関係者は、不明なことは、自明なことにできるよう学び、その成果で、プロフェッショナルとして、衆人の前に現れて欲しい。それが後輩のはげみになり、よりよいプロを生み出すことになる、と、思います。

先輩の努力が、後輩への励みとなるよう取り組んでもらいたいものです。
というより、解説番組で、
視聴者に感銘を与えない番組の進め方はどうかと思います。
サッカーは「牛に引かれて善光寺参り」の観がありますが、娘にせがまれて通っているうちにいろいろ見えてくるようになりました。試合をTVでみて欠点を指摘するので、娘に嫌がられています。

いずれにしても、鹿島には勝って、優勝を手に入れてもらいたい物である。でなければ、娘に引かれて応援しているわれわれの面目がたたない。

道路は道路以外には使わないの・・・? 決算委員会より⑤

2006-11-10 23:45:04 | Weblog
今日11日と明日12日は東村山市産業祭りです。るといいね

会場が諸般の都合で狭くなり、いつまで続けられるか・・・と職員が呟いていました。そんなことを見たり聞いたりしているうちに、決算委員会でのやり取りを思い出してしまいました。
ご報告します。

東村山駅東口からスポーツセンターまで開通した立派な道路ご存知ですか?10数年かかって、100億円近いお金が投入された道路です。10数年かかってなおスポーツセンターで行き止まりといってもいいくらいの道です。3・4・27号線といいます。

先の決算委員会で、公明党の女性議員が
「あの、3・4・27号線は他にどんなことに使うのでしょうか?」
と質問しました。

多分所管の顔を見ると言っている事を理解して貰っていないと思ったのでしょう。さらに、
「道路意外に使わないのでしょうかね~」と継ぎ足しました。

傍聴席にいた市民が、
「道路は道路としてしか使わないのか」という質問に
「それ以外に使い道あるの?」とささやき声で言っていました。

まあ、何度か同じようなやりとりが続き、業を煮やした議員席から、
「オメ~なに言ってんだ!」とヤジも飛び、「馬鹿じゃないの!」の声も・・・

どうも、産業祭りなどのイベント会場に使ってはどうだと積極的な提案をしたかったらしいのです。
所管は
「警察と相談して・・・」と答えていたように思うのですが、100億円もかけてできた道路なので、行き止まり状態を知っている与党としては、道路以外の目的に使って、建設した意義をアピールしたかったのでしょうかね~

税金の使い道の成否を審議すべき決算委員会でするべき質問なのか、他に聴くべきことを持っていなかったのか、
こんな審査で、2005(H17)年度決算を認定できる与党って、いったい何の役割を果たしているのでしょうか?
市民の皆さん、これって容認できますか?

イベント会場に困って、助け舟を出した与党の報告でした

スポーツジムを市民は誰も提案していない「11月1日付け市報より その2」

2006-11-10 07:44:39 | Weblog

市報には
「近年の市民の健康に対する強い関心、市民の皆さんからの各種ご提案設置費用などを総合的に検討し、市民交流の場と高齢社会を見据えた健康増進の施設として事業構想を定めました。」
と書かれています。

しかし、市民アンケートでも特定の施設を想像させるような希望は一切ありませんでしたし、ましてや『健康増進施設を提案された事実』はありませんでした。
また、設置費用についても、コレまで、検討したはずの費用が公開されたことは一度もありません。なぜでしょうか。
たとえば、図書館は幾ら掛かったから採用しなかった、スポーツジムはそれより安かったから採用した・・・など、本当に検討したなら明らかにしたらいいじゃないですか

もっと言えば、費用が嵩む云々で、市民のための施設の採否が決められるのですか
本当に市民に必要な施設なら、まず長期計画にあって、建設する際にはその施設の設置費用はどうすればできるだけ安く丈夫な物にできるか、設計段階から材料のひとつに至るまで詳細に検討して決めるのが本当です。
しかし、この西口の施設は、ビルマンション部分を安く三菱地所に売れるようにするため、東村山市が10億円もかけて購入する物であり、必要ないのに設置しなければならないから、庁内のどの部署からも要求されていなかったスポーツジムに落ち着いたと言うのが真相です。しかも、民間事業者の提案を受けてです。 

市民にうそをつくのはやめて貰いたいものです。

しかも、いま公募の市民も巻き込んで施設の運営などの検討がされているとも書かれていますが、非公開のため、どんな検討がされているのか、市民が知ることができません。
あれだけ、市民に隠して進めた計画に、市民が怒っている時に、ここに至ってなお関連の会議が一部でも非公開ということは、ますます市民に不信感を抱かせることになるのは自明のことです。
東村山市は今までのことから何も学ばなかったと言うことでしょう。

東村山市は一体どこに向かっているのでしょう。
一体誰と共同して市政を進めようと思っているのでしょう。共同の相手は14万市民ではないのでしょうか
本当に困ったものです。


2階半分と3階全部で10億円 5階から26階で34億円?

2006-11-09 00:25:49 | Weblog
東村山駅西口のビルの話

東村山市がビルを高く買って再開発を支える。キーテナントは東村山市。これは今や再開発の常識。

東村山市は、26階建てビルの2階部分の半分と3階部分の全フロアを買うのに10億円払う。ところが、5階から26階のマンション部分のほとんどを買う三菱地所と西武不動産は34億円しか払わない。

ビルの建設費が64億円掛かるなら、単純に計算して、1階当りの建設費は2億4600万円。東村山市は3億6900万円ですむはず。ましてや国、都、市があわせて20億円の補助金を出すなら、東村山市はただで床を受け取ってもいいはず。なのに更に10億も出して、デベロッパーの儲けを保障する。
こんな税金の使い方、認めていいのでしょうか?

これは再開発の常識といいながら、市民的常識から言えばこれってどう考えても非常識。絶対変
自民党や与党の皆さんは、「入るを図って、出を制す」とよく言いますが、この考え方から入っても、こんな高い買い物は、まず与党が厳しくクレームをつけるべきです。
なのに、与党はこの開発に関しては無言。どころか、お金の使い方を厳しくチェックしている日本共産党や希望の空、市民に言われ無き批判を繰り返している。
これも道理が無い話・・・。

お金が無いといいながら、こんな高い買い物して、それでも財政破綻は無いですか?
本当に大丈夫ですか?

もし、本当に大丈夫なら、今すぐ、障害者のサービス利用料の助成、介護サービス利用の助成、子ども医療費無料化近隣市並に小学校入学前まで所得制限をなくして欲しい。ミニバスを市内全域に走らせて欲しいですよね。
もう、お金が無いという言い訳は通じませんよ。

よ~く考えて、大いに東村山市に文句つけましょう。これは江戸時代ならば一揆にも匹敵する事態だと思いませんか。

不思議な、納得のいかない、お金の使い方の報告でした。