道路は道路以外には使わないの・・・? 決算委員会より⑤

2006-11-10 23:45:04 | Weblog
今日11日と明日12日は東村山市産業祭りです。るといいね

会場が諸般の都合で狭くなり、いつまで続けられるか・・・と職員が呟いていました。そんなことを見たり聞いたりしているうちに、決算委員会でのやり取りを思い出してしまいました。
ご報告します。

東村山駅東口からスポーツセンターまで開通した立派な道路ご存知ですか?10数年かかって、100億円近いお金が投入された道路です。10数年かかってなおスポーツセンターで行き止まりといってもいいくらいの道です。3・4・27号線といいます。

先の決算委員会で、公明党の女性議員が
「あの、3・4・27号線は他にどんなことに使うのでしょうか?」
と質問しました。

多分所管の顔を見ると言っている事を理解して貰っていないと思ったのでしょう。さらに、
「道路意外に使わないのでしょうかね~」と継ぎ足しました。

傍聴席にいた市民が、
「道路は道路としてしか使わないのか」という質問に
「それ以外に使い道あるの?」とささやき声で言っていました。

まあ、何度か同じようなやりとりが続き、業を煮やした議員席から、
「オメ~なに言ってんだ!」とヤジも飛び、「馬鹿じゃないの!」の声も・・・

どうも、産業祭りなどのイベント会場に使ってはどうだと積極的な提案をしたかったらしいのです。
所管は
「警察と相談して・・・」と答えていたように思うのですが、100億円もかけてできた道路なので、行き止まり状態を知っている与党としては、道路以外の目的に使って、建設した意義をアピールしたかったのでしょうかね~

税金の使い道の成否を審議すべき決算委員会でするべき質問なのか、他に聴くべきことを持っていなかったのか、
こんな審査で、2005(H17)年度決算を認定できる与党って、いったい何の役割を果たしているのでしょうか?
市民の皆さん、これって容認できますか?

イベント会場に困って、助け舟を出した与党の報告でした

スポーツジムを市民は誰も提案していない「11月1日付け市報より その2」

2006-11-10 07:44:39 | Weblog

市報には
「近年の市民の健康に対する強い関心、市民の皆さんからの各種ご提案設置費用などを総合的に検討し、市民交流の場と高齢社会を見据えた健康増進の施設として事業構想を定めました。」
と書かれています。

しかし、市民アンケートでも特定の施設を想像させるような希望は一切ありませんでしたし、ましてや『健康増進施設を提案された事実』はありませんでした。
また、設置費用についても、コレまで、検討したはずの費用が公開されたことは一度もありません。なぜでしょうか。
たとえば、図書館は幾ら掛かったから採用しなかった、スポーツジムはそれより安かったから採用した・・・など、本当に検討したなら明らかにしたらいいじゃないですか

もっと言えば、費用が嵩む云々で、市民のための施設の採否が決められるのですか
本当に市民に必要な施設なら、まず長期計画にあって、建設する際にはその施設の設置費用はどうすればできるだけ安く丈夫な物にできるか、設計段階から材料のひとつに至るまで詳細に検討して決めるのが本当です。
しかし、この西口の施設は、ビルマンション部分を安く三菱地所に売れるようにするため、東村山市が10億円もかけて購入する物であり、必要ないのに設置しなければならないから、庁内のどの部署からも要求されていなかったスポーツジムに落ち着いたと言うのが真相です。しかも、民間事業者の提案を受けてです。 

市民にうそをつくのはやめて貰いたいものです。

しかも、いま公募の市民も巻き込んで施設の運営などの検討がされているとも書かれていますが、非公開のため、どんな検討がされているのか、市民が知ることができません。
あれだけ、市民に隠して進めた計画に、市民が怒っている時に、ここに至ってなお関連の会議が一部でも非公開ということは、ますます市民に不信感を抱かせることになるのは自明のことです。
東村山市は今までのことから何も学ばなかったと言うことでしょう。

東村山市は一体どこに向かっているのでしょう。
一体誰と共同して市政を進めようと思っているのでしょう。共同の相手は14万市民ではないのでしょうか
本当に困ったものです。