これって公正な取引なのですか

2006-11-14 00:45:46 | Weblog
11月2日、東村山駅西口再開発の既存建築物などの解体除却工事の入札が行われました。結果が、東村山市のホームページ再開発担当の所に掲載されています。

見ていて大変不審に思いました。

入札結果は
1位 林建設(株)        調布市  入札額 1億 350万円
2位 (株)清水組        日野市  入札額 1億1900万円
3位 (株)増田コーポレーション 東村山市 入札額 1億2700万円
以下、1億3400万円から、10位の1億9000万円まで、数字が並んでいました。

とても変に思ったのは、なぜ入札額の一番低い林建設が落札できなかったのだろうか?ということ。

入札後公表された予定価格に比べて、林建設は65.755%で試算し、清水組は75.6%で試算していました。
今回落札した増田コーポレーションは、80.68%の金額で入札していました。
なぜ65%ではダメなの
なぜ75%ではダメなの

誰でも不思議に思いますよね~

試しに、林建設に聞いてみました。
「予定価格は1億5700万円で、御社はその65.75%で試算されていますが、コレで、利益が出ると見込んでいるのですか」と・・・
林建設曰く
「アスベストを含み、解体したものの処分地を持っているか否かで試算は変わる。下請事業者と十分協議し、これで利益がちゃんと出ると踏んだ。そうですか予算はそんなにあったんですか」
祖水組も
「調査し、下請け業者と相談して決定した。利益は出る」
と答えました。

なのに、何ゆえ、最高で2350万円も高く差のつく金額で事業を発注するのでしょうか?不思議ですよね~、どう考えても道理ある考えは浮かびません
65%が安かろう悪かろうというのなら、その見積もりの根拠をきちんと調査をし、その上で決定したらいいではないですか。
それもせずに、単純に80%を当選ラインにするのは納得できません。ましてや、その最低価格は、素人が相談して決めたというではありませんか
なおさら、不信感が募ります。

しかも、失格となった事業者は、「不審なのは10月12日ごろ突然入札に参加するよう要請が来た。その後18日ごろ書類が送られてきた。そして、失格があると知らされたのは入札の前日だった」と言っています。
これって、絶対変です 変じゃないですか?

この事業は、100%補助金です。つまり、市民の税金が2000万円を超えて、不当に無駄遣いされるというわけです。
本当に許せません

怒りの報告でした。