18日説明会は肝心なことには答えませんでした

2006-11-21 19:31:31 | Weblog

以下の報告は、18日の再開発に伴う除却工事の説明会の模様ですが、時間がたってしまいました。書き始めたものの、腹が立つのと、時間が遅くなるのと、朝早く起きなければならないのと、いろいろあって、中途で終わっていました。でも、とにかく報告します。


18日午後7時より東村山駅西口再開発組合の除却工事に伴う説明会が行われました。主催は再開発組合と工事受注企業の増田コーポレーション。東村山市の出席はありませんでした。
東村山駅西口再開発の住民投票を求める運動を進めてきた市民連絡会(以下市民連絡会)は、あらかじめ東村山市の参加を組合に求めてきましたが、残念ながら出席は無く、説明会開催冒頭、市民から疑義が提出されました。
組合から
「東村山市、都は指導助言監督をすることになっている。東村山市とも十分相談した。組合は法人格を持った団体。それが責任を持って行う事業。組合が説明すれば足りると思った」
と説明がされました。

まあいずれにしても説明をということで、組合理事長が挨拶に立ってすぐ、
除却工事の流れについて一応説明が行われました。
アスベストについて 
 
ボーリング場のアスベストはレベル1 MDC工場と地区内の小屋がレベル3
準備について 
 
20日から仮囲い(1.8m)を行い、立ち入り禁止にする。 
 (*20日7時30分から、現地で、住民に十分な説明もないまま着工はしないように  
 と、監視活動が行れましたが、午後6時過ぎ、住民の講義を押し切って機材が搬
 入されました。)
工期は11月20日~2月20日

工事受注業者である増田建設から
工事時間は 8時~6時 工事車両の乗り入れは8時半から
カクリ、MDCのアスベスト除去は 12月中旬~1月中旬 
アスベストの搬出は 1月20日以後になる

以上の説明がされました。

 アスベストを含む危険性の高い工事のわりには20分程度で終了。参加者も意表を衝かれた感がしました。 住民からの質問は当然まず危険性の高いアスベスト工事について集中。
「含まれているアスベストの毒性」
について質問され、理事長はお医者さんだからと回答を求めたのに対し、理事長が「私は歯科だからよく分からない」と答え、参加者からのヤジ(何を言ったか不明)に「バカヤロー」と怒鳴った事でまず紛糾。組合事務局次長が代わりに謝罪するという一幕も・・・

下請けの下請けが実際の仕事はするのですか?

また、この工事を受注した増田コーポレーションは、エコワスに下請けに出し、そのエコワスもさらに下請けの業者から作業員を受け入れるような説明もありました。
「万が一事故が起こった場合の緊急連絡はどうなるのか」
との質問に、増田コーポレーションは答えることができず、危機管理体制が整備されていないことも明らかになりました。
万が一アスベストが飛散する事故が起こったら、この被害は、一番、近隣住民が受けることになり、東村山駅を利用する乗降客、風の向きによって誰が被害者になるのか分からない状態になります。
また、健康被害について、
「被害の補償は?」と問われ、
「因果関係を調べて・・・」と答え、
「組合は解散するけどその後はどうなるか」との問いに
「ビルの管理組合が保障する」というバカな答えもあり、市民からいっせいに抗議の声が起こる一幕も
 *管理組合は、マンションを購入して入居する住民も加入するのであり、その人々がその責任を負うべきでないことははっきりしています。

このほか、工事車両の安全な運行、道路の渋滞によって生活道路に車が流入することの無いよう安全対策を求めた市民に、大した渋滞は起こらないかのような誠意のない答弁に終始。

参加者の質問に明確な回答は一切ないまま、説明会を打ち切りました。
再説明を求めた市民に、これ以上は個別に回答して十分という態度で拒否。

参加者の怒りを買いました。

それから今日まで、再開発組合の不誠実な行動。
工事着工に講義する住民に、警察の力を持って排除しようというその強権的なやり方に講義するなど、市民の皆さんと一緒に取り組んできました。

明日は十二月議会の一般質問の通告締切日です。
今度の議会でも、再開発問題の問題点を明らかにするよう取り組みたいと思います。

怒りの報告でした。



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