個々の音程の気持ちを感じる(レの気持ち)

今日は、短メロフレーズを使わない、別の方法を紹介します。

前回の方法と組み合わせると、応用範囲が広がると思いますよ。

それは、ドレミファソラシの個々の音の特性を、自分の感性で捉える方法です。
謂わば、それぞれの音程の気持ちを感じるとでも申しましょうか...。

これは、フレーズの最後に音を伸ばすところがあったときに、その最後の音の音階名が何かを感じるための訓練方法です。
(伸ばすところで訓練するのは、分かりやすいからです)

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[今日の練習]

今日は、の気持ちです。

「ファミレド|ーーーー」
これは、既に覚えた短メロフレーズですね。

最後にを付けると
「ファミレド|レーーー」
(先頭にミを付けると、
時の過ぎ行くままと同じメロディになりますよ)

この雰囲気の違いを感じることが、この方法では肝心です。

ドで終わる場合と対比すると、その違いが明確になりますね。

ドの終止感に対して、レは、「まだ続きがある事を知らせている感じ」、「次の音に行きたがっている感じ」がしませんか?

この感じは、自分独特の感じ方でOKですので、レの気持ちをじっくりと感じてみてください。

では、もう1つ。
「ミレドー|ーーーー」

これも、既に覚えた短メロフレーズですね。

最後にを付けると
「ミレドレ|ーーーー」

このように、既に知っているメロディにレを付けて伸ばしたり最後の音をレに変えて伸ばしたりしてみて、その違いを感じ取ってください。

実はレでも、終止感が感じられる場合があるのですが、それはレの気持ちをもっと理解できた後でということにしましょう。

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YandRK相対音感研究所です。
短メロフレーズを覚えて、相対音感を身につけ、読譜耳コピー作曲などに役立ててくださいね。
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