終止感の大切さ

「ドレミ」が自分で歌えるようになると、
テレビや街角で何気なく聞こえてきたメロディが、
その場で、「あっ。これは「ドレミ」だ!!」
理解できてしまうことがあります。

このとき、キーの基準となる音と「ド」の音程が一致していないと、
実際は、違う音なのに「ドレミ」と聞き取ってしまうことがあります。
(絶対音感でいうところの「ド」ではありません。
固定ドではなく、移動ドです)

例えば、「ドレミ」が、実は「ファソラ」だったり、
「ソラシ」だったりということです。

それは、
「ドレミ」
「ファソラ」
「ソラシ」

は、それぞれの音の間隔が同じだからです。

この間違いは、キーの基準となる「ド」の音が曖昧だからなので、
いつも意識して歌うことで解決してきます。

しかし、この間違いは、相当の力を身に付け始めている証拠でもあります。
多いに喜びましょう。

コツは、「ド」のときに、終止感を感じることです。
「ドレミファ|ソラシド↑|ーーーー」続けて
「ド↑シラソ|ファミレド|ーーーー」ここで終止感を味わいます

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[今日の練習]

ドレミは3つの音ですが、これを4つ単位にして歌います。

「ドレミド|レミドレ|ミドレミ|ドーーー」
随分と雰囲気が変わることが、分かると思います。
でも、ドレミを続けただけなのです。

では、良くあるパターンを1つ。
「ドレミド|レミドレ|ドレミド|レーーー」

今度はミから、
「ミレドミ|レドミレ|ドミレド|ミーーー」

これも、良くあるパターンです。
「ミレドミ|レドミレ|ミレドミ|レドミレ」

「ドレミ」は今日で終わりです。
次回をお楽しみに。

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