言わなければよかったのに日記

 私が見たこと、聞いたこと、感じたこと、頭にきたこと・・・を(ありのまま)に伝えます。

新町地蔵のこと

2023年08月12日 | 歴史探偵

 令和2年豪雨で被害にあって資料館で2年半ほど預かっていた(新町地蔵さん)の“開眼供養”が行われました。8月10日の5時からでした。資料館に預かっていた縁があって呼ばれて出かけてきました。

 被災して台座と光背部分が外れてバラバラになっていました。福岡の仏師さんにきちんと組み立ててもらって欠損していた部材も補填してもらって、ずいぶんと立派に修復されました。

  

 

            

 新町界隈の方10名ほどの方が集まっておられました。むかしはこの界隈は商店街通りで賑わっていましたが、いまは繊月酒造さんと2,3のお店があるだけの、ちょっと寂しい通りになっています。永国寺の住職の読経で供養が行われました、久しぶりに聞いた(喝!)に驚きましたが無事に供養が行われてよかったです。直会も行われて昭和30~40年代の新町むかし話を聞くことができました。

 この地蔵さまは人吉では珍しく(たぶん)京都辺りで造られたのでは、と思っています。たぶん、室町作・・端正な顔立ちの仏さまです。3年ぶりに我が家に還られてホッとしたお顔にも見えました。また、ひとつ復興の姿が見れました。ひとつひとつ、です。


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