言わなければよかったのに日記

 私が見たこと、聞いたこと、感じたこと、頭にきたこと・・・を(ありのまま)に伝えます。

明治時代の新聞

2021年01月08日 | 日記

 昨年の12月ころから明治の頃の新聞を読んでワープロで打ち直しています。じつは20数年前にその頃の村誌編纂事業で(明治から平成2年)までの“山江村”に関する新聞記事調べがあって10数冊になってコピーされています。それを読みながら活字化し直しているのです。

     

 それがとても大変なのです。遅々として進みません。原本新聞がかすれていたのをマイクロ化されて、それをコピーしてあるので字が鮮明でないのです。また、旧字体なので字がわからなかったり意味がよく分からないことも多いのです。写真は32年11月23日の九州日日新聞です。熊日新聞の前身です。この記事は鮮明な方です、ワープロ化はまだ明治30年なので、まだこの記事までは活字化は行きついていません。

 今日は「球磨の夜學會  熊本新聞 明治20年1月13日」を紹介してみます。▢の部分が字が読めないのですが大意は読み取ることができます。

 『 球磨郡山田、木上、其他二三の村々なる中年以上の▢▢文明の今日柄、文字を知らぬと恥辱なりといふ思い付き▢客年十月▢頃ろより協議一致のうゑ夜学会とうふものを村▢何とも其村の小学教員を雇て夜学の教師とし、修身、讀方、作文、習字、算術等を学習するに各村とも会場四十名ばかりいて会則も定まり会長事務係等も選び中々盛んなること▢▢ば教員たちも喜んで教え方▢従事するといふ誠に結構のことなり其▢中、木上村夜学会の趣意書▢▢村▢る久保田氏より報じ▢された▢▢之▢▢▢掲ぐ』

 明治の20年頃、文明開化の波が田舎にも来ていたのか、(文字を知らぬことは恥辱)と夜学で勉強しておられたようです。興味深い、面白い記事もあるのでまた紹介します。

 今日の天気(

  一日中寒い日でした。今夜は雪になるのかもしれません。したがって今日は早めにUPして早めに寝ます。


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