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 言わなければよかったのに日記

 私が見たこと、聞いたこと、感じたこと、頭にきたこと・・・を(ありのまま)に伝えます。

さま変わりのこと

2011年12月05日 | 日記
 いま読んでいる本は、網野善彦さんの「日本の歴史をよみなおす」です。2004年に亡くなられた方です。日本中世史が専門です。この本は1990年に発行されたものです。この本の(はじめに)にこう書かれています。大学で学生に講義されていて、大学の学生と40年くらいの年齢差だそうですが、生活感覚というか生活意識の差にビックリされたことをいくつか書かれておられます。その違いのひとつにトイレの話題がありましたので紹介します。
 「たとえばトイレにしても、その臭さにはもう彼らはほとんど無縁になっているのだと思いますし、便所に行くのが怖いという経験を、私たちの子どものころは共通して持っていたのですが、いまや家の中に暗いところがほとんどなくなった結果、われわれの抱いたような暗闇にたいする恐怖感は、もはや彼らには完全に無縁なものになっている。」ちょっと長めの引用でした
 彼らとは若い学生のことです。私も同じような意識があります。夜のトイレは怖いところでした。トイレには(神様)じゃなくて(化け物)がいるという感覚でした。そして臭い所でした。
 しかし、我が家ですらトイレもずいぶんと変わってきています。ポットン便所から水洗へ、そして今は洋式便座式ウォシュレットになっています。名前からして(便所)から(トイレ)へです。
 学校はというと、まだすべてが便座式になっていません。我が家も孫たちは学校でちゃんとできるのかちょっと心配になってきました。さま変わりも進みすぎると困ったものです。

 今日は昼から区長会議があって、これから夜にはです。村の飲み会ですので、もちろん場所はです。

 今日の天気( 朝霧)