シェムリアップ３日目（カンボジア旅行）

シェムリアップ３日目はバスに乗って郊外へボコボコの道を爆走します。煽るは抜かすは交通ルールなんて皆無です。

バンテアイ・スレイというヒンドゥー教の寺院遺跡を観光します。昨日見たアンコールワットとはかなり異なる感じです。色とかね。

遺跡の壁が倒れ掛かってて修復せずに支えて倒壊を防いでいます。

出口あたりで子供が沢山寄ってきて何事かと思えば遺跡の写真を１ドルで売ろうとしています…。

遺跡の外にあった売店…。ちょっと買いたく無いです。飲み物とか多分常温。

次に寄ったのがタ・プロームという寺院遺跡です。駐車場周辺が何故か水没中…。タイの洪水の時はかなりこちらも酷かったとの事でした。

木が生い茂りそれこそインディ・ジョーンズのテーマ曲が似合いそう…。と言うか実際トゥーム・レイダーのロケ地だったそうです。

この遺跡の最大の特徴はガジュマルの木が遺跡を侵食している事です。どれだけの時間を掛けてこうなったのだろうと思うと凄いですね。

市街地に戻りオールドマーケットで散策タイムとなっています。しかし最初に案内されたのは日本語の垂れ幕、日本語バリバリのお土産店…。カンボジアの経済の為に買って下さい！とすがり付かれるもちょっと商売の仕方間違ってる気がしますねぇ…。欲しい物が無いのと残金ほぼ０の為、ちょっと散策してみます。

市場では近寄って見てはいけないような物（さばかれた肉とか爬虫類系のもの…）があったりパッと見の街並みは綺麗なんですが売ってるものはやはり東南アジア！高層建築が無いので空が広いのが印象的でした。

残金０だったのですが午後のオプショナルツアーを申し込みたかったのでATMでキャッシングしてみました。日本のクレジットカードで全く問題無くお金が引き出せました。

なんかおしゃれな感じの昼食会場。

カンボジアで何故か中華料理！でも美味い！ちょっと救われたような気になりました…。（それまでの料理がアレだったので）

なんとこのツアー、フットマッサージまで付いています。簡単な物かと思ったら完全個室で超本格的。気持ち良すぎて寝ちゃいました（笑）。何気にこの旅行一番のお気に入りかも。

バスでの移動中にケンタッキー発見！シェムリアップ唯一のファストフード店らしい。マクドナルドは？と聞いたら無いそうです。入ってみたかったな…。

ここで本来のツアーは終わりだったのですが時間が思いっ切り余っていたので追加でツアーを頼みました。￥３０００ちょっとだったでしょうか。東南アジア最大のトンレサップ湖の水上で集落を作り暮らす人達を見学すると言うツアーです。

乗った船の乗務員は操縦する大人が１人乗ってるだけで後は子供だけ…。しかしちゃんと船を出す仕事をテキパキとこなしています。で、ガイドからも注意があったのですが突然人の肩をマッサージし始めます！！しかもチップ（１ドル）を上げるまで永遠に続く…。お金を渡した瞬間だけ満面の笑顔を一瞬見せたのですが後はずっと無表情なのが印象的でした。この辺りでは１日の収入が１ドル程度の家が多いとの事でしたが、この子は渡したチップでもう１日分の収入を得た事になりますね…。

水上生活は外から丸見えです。水浴びしている人まで居ます…・。でも水の色が泥色…。

こんな立派な学校まであります。

船に乗っていると色々な船が寄ってくるのですが、まず飲み物販売。子供が船に乗り込み行商します…。どう考えても冷えてない…。で、次が物乞い…。沈み掛けの船で近付きこちらの船にしがみつき、子供を見て！お金を頂戴！と泣き付いて来ます…。でも船が去った後にガイドさんが旦那さんは多分漁師で稼ぎは有る筈ですよ！と言っていました。なんだそりゃ！？

今度はたらいに乗った子供が近付いてくるのですが首から大蛇を巻いています！写真を撮るとお金を寄越せと絡んでくるらしいです…って私隠し撮りしちゃいました（笑）。（写真には大蛇写ってなかった…）

ワニを飼ってたりもします。食べたり革製品にしたりするようです。

展望台からの風景です。カンボジアは東南アジアでも最貧国と言われていますが、水上集落を見るとその生活の様子に絶句してしまいました。観光してお金が落ちるとは言っても貧しい人達を見学すると言うのもちょっと複雑な気分でした。

ホテルに戻りシャワーを浴び夜便で日本へ帰国します。

シェムリアップ空港の出発ロビーは結構色々お店がありました…がお金が３ドルしか残って無くて何も買えず。夜飯抜きでした（泣）

ベトナム・ホーチミン経由で成田には翌日８時に到着しました。

海外旅行としては同じ東南アジアのブルネイに行った次くらいに衝撃的で記憶に強く残る旅行でした。