8月1日に就航したLCC、春秋航空日本ですがしばらく様子を見るつもりでしたが就航直前に余程空席が多かったのか¥3000のセールをしていましたので、購入し急遽日帰り広島旅行を決行しました。(往路は購入直前で販売を終了してしまい¥5690になってしまいました。)
往路のIJ621便は6時55分の出発です。春秋航空日本は35分前までの搭乗手続きを期限としています。ネットでのウェブチェックインは対応していないので現地での手続きが必須です。
カウンターは成田空港の第2ターミナル。バニラと同じ場所です。預ける荷物がなければ自動チェックイン機が4台有りますのでこれでチェックインし搭乗券を受け取ります。
搭乗口もバニラと共用です。バニラ専用だったのが共用になって邪魔者扱いされてないのでしょうか…などと余計な心配をしてしまいます。
搭乗時刻の6時20分から5分遅れてゲートオープン。バスに乗り駐機場まで。この搭乗口からバニラの航空機までなら短時間で行けるはずなのですが、春秋航空日本の飛行機はかなり遠かったです。
後発の会社はやはり不便な場所になってしまうのでしょうかね?
まだ就航2日目ですからね…当然バスを降りたら記念撮影大会になりますよね(笑)。特に注意とかはされなかったです。緑の塗装はなかなか新鮮ですね。
国内のLCCの機材はA320ですが春秋航空日本はBoeing737-800です。でも違いが良くわかりません。私の嫌いな3-3の配列のシート構成です。
理由は一人で窓際に座って隣に2人も座られたらトイレに立つ勇気が無いからです(笑)。座席後部の壁に会社名が書いてあって珍しい感じ。
シートも内装も当然ぴかぴかですし新品の匂いがします。
シートポケットには安全のしおりとガイドブックが2冊。瀬戸内(香川県)と佐賀…広島はどうしたの?個人的に佐賀のガイドブックがかなり良く出来てました。佐賀行きに乗った時は熟読したいです。
あと気になったのが機内販売のメニューが無いです。機内販売無いんですかね?
バスへの乗車が5分遅れた事と駐機場までかなり遠かったので定時出発は無理かなーと諦めていましたが無事定刻に出発しました。乗客が6~7割程度だったからでしょうか?
離陸後は東京中心部上空を通過し甲府盆地を眺めつつ~の安定したフライトでした。東京ドーム、味の素スタジアム、西武ドームを視認出来ました。
機内販売はあったのですが何を売ってるかわからないので呼び止めることが出来ず…。復路でリベンジしたいと思います。
この日は近付いていた台風の影響もあり雲の中に飛び込み若干の揺れもありましたが定刻通り広島空港に到着です。
ボーディングブリッジを利用しての降機でした。
余談ですが広島空港から乗ったバスから空港方向を見たら誘導灯が空に飛び出してるー!凄い所に作りましたね…。これオーバーランしたら大惨事ですよね。
この日の観光のレポートは別記事で紹介します。
広島での観光を終え成田まで帰ります。帰りの便は同日の18時50分発のIJ624便です。
チェックインカウンターは一番奥です。写真は逆方向から撮ったものですが左手のカウンターは視認出来るのですが右手に自動チェックイン機ある事に全く気付かず。有人のカウンターでチェックインしてしまいました。もうちょっとわかりやすい案内が欲しいです。
就航直後なのである程度覚悟していましたが1時間程度遅延するとの張り紙が…。通常通りの運行なら買い物してる暇もなかったのでラッキーと思いお土産を買うことにします。
買い物も終わり案内板を見ると…。げげ!1時間20分の遅れになってる。ちなみにこの時点で折り返し便は成田空港を離陸してもいませんでした…。
LCCですし目的地に着けば問題ないと思うのですが、ゲリラ豪雨も無く快晴の関東地方で成田空港悪天候による遅延とアナウンスしているのが解せませんでした。
時間が有り余っていたのでこの後さらに尾道ラーメンを食べてしまいました。この増えた体重どうしてくれよう!(笑)
結果的に2時間遅れでの出発です。往路ではボーディングブリッジ利用だったのに復路は飛行機まで歩き…。まぁ写真撮り放題だったので許します(笑)。
みんな写真撮り放題過ぎて遅延がさらに大きくなった気も若干します…。全ての地上係員が頭を深々と下げて謝っていたのが印象的でした。
復路の乗客は4~5割程度だったでしょうか?空いていましたし声も掛けやすかったので機内販売を頼んで見ました。
呼び止めるとメニューを渡されるのですがこの方式だとメニューに欲しい物が無くても絶対買わないとダメな空気感…。
最悪高いであろうコーヒーでも頼めばいいか…と思っていたら「コーヒー100円」ええ!?安いっ!
しかもおかわり自由らしいです。(私には言ってくれなかったけど前の席の人がおかわり貰ってました。)
儲ける気があるのか心配になります。
成田空港には22時半頃到着。私は車なので問題無かったですが電車の方は最終乗り遅れた方が居そうです…。
中国の会社が母体のLCCでサービス・安全性に不安を持たれる方が多いと思うのですが、
就航直後なせいもあるかもしれませんが機内サービスはにこやかに丁寧な対応で好感が持てましたし、
スタッフはパイロットも含め全員日本人のようです。
また空港内・機内共に名称は春秋航空では無くスプリングジャパンとアナウンスしており、
中国色を出さないようにしている気がしました。
運賃も知名度が無く乗客が伸び悩んでいるせいかかなりリーズナブルな価格設定なので、
今後も機会があれば利用したいと思っています。
元々、中国人観光客の乗り継ぎ用として乗客を取り込みたいようですが、そうなると日本人客が逃げるでしょうし
現在展開しようとしてる日本式サービスも破綻せずどこまで出来るのか。
今後どういった方向性で日本のLCC競争で生き残りを図っていくのか注目したいと思います。