<2010年1月>
~土地の登記変更申請をしに法務局へ行く~
住宅ローンの申込に当たり、土地の所有権が父のままでしたので
名義を変更する手続きをしました。
土地と建物が同一人の所有物で無い場合、
連帯保証人になって貰う必要が出てくる為です。
通常は司法書士に依頼するのが一番簡単なのですが、
手数料を払うのがもったいないので法務局のHPから書式をダウンロードし
自分で作成しました。法務局のHPを調べても難解で非常に苦労しました。
1週間掛けて登記申請書を完成させ、
父(土地の所有者)と法務局に出向き相談窓口で作成した書式が問題ないか見てもらい、結果訂正印だらけで(汗)なんとか提出出来ました。
ちなみに司法書士に頼らず安く済んだと言っても、申請費用(免許税)だけで約7万5千円(評価額による変わります)の出費でした。
~住宅ローン申込の準備~
その後、住宅ローンの仮申込をします。
住宅ローンも審査に通る為に、色々と気を使いました。
車のローンは返済済。リボ払いなどクレジットカードの残った支払いも全て返済。
使わないクレジットカードは全て解約し、残ったカードのキャッシング枠も出来る限り小さく再設定しました。
カードのキャッシング枠は使っていなくても借金として計算されるという情報があったからです。
とりあえず仮審査は問題無くパスし次は本申込になります。
~北側斜線制限~
打ち合わせも引き続き行われましたが、設計確認の最終段階で
「北側斜線制限」の話が建築士側から出て、屋根の形状を変更しましょうか?
と突然言われました。ちなみに「北側斜線制限」とはお隣さんの日照を確保する為に、自分の家の北側に当たる部分に設定される高さ制限です。
元々切妻屋根で設計していたのですが、これだと北側の屋根の高さがある為、寄棟屋根にしましょうか?と来たわけです。寄棟屋根は嫌なので(ピラミッドみたいだから!理由変?)即答でお断り。切妻屋根のまま南側へ数m建物を移動させ制限を回避しました。建蔽率40%と敷地に余裕が充分有るのが幸いしました。というか、こういう話は初めから考えて設計しろよ!(怒)と思いました。
~さらに怒りは続く…私が何をしたー(泣)~
さらに寝耳に水の出来事。ある日突然営業から瓦はどうしますか?
選ぶと追加料金掛かりますけど…と連絡が。ちょっとブチ切れちゃいました、私。
契約時に瓦も含めた建築仕様を伝えていたつもりでしたし、これ以上の追加料金は掛からない事を何回も念押ししていたのに、今更さらっと何を言う!
断固抗議し結局瓦はサービスとなりました。
南欧風の家なので瓦の形状・色にはこだわりがあるのです。
金額にして25万円位のサービスとなったようです。
その後、緊急打ち合わせで社長を呼び出し、ねちねちと説教+今までの打ち合わせ内容を全て一から再確認させました…。
私が細かすぎるのでしょうか?家を建てるのは物凄くパワーが要ると思いました。
結局、この再確認で電気工事料金が内容によって増額する事と
太陽光発電が計算ミスで想定していた発電容量が全く載らない事が判明しました。
呆れるのを通り越し、前向きに考えるようにして
太陽光パネルを載せる事が明らかに建築予算オーバーを招き、
ローン返済額が厳しい状況になっていたので太陽光発電を
諦めることにし、引越し時の電化製品&家具を豪華に揃える事で
自分を慰めます…。
なんと無くわかった事→住宅建築は値段が掛かる割にお金の事はかなり適当っぽい?契約後に追加料金が次々と増えていくというのは注文住宅では良くある事らしいです…。
1月の最後に工事監督との打ち合わせがあり、屋根材・外壁・サッシなどの仕様を決めました。ここまで来るとイメージもかなり固まっていた事もあってかあっと言う間に終わりました。普通の人は3~6時間掛かるらしいのですが自分は1時間程度でした(笑)。
2月から実際に工事が始まります!
完成するまで様々な不安は消えそうにありません…。