上司に薦められて読んだ本。
著者自身が主宰するIDEOという会社のエピソードをベースに、会社をイノベーションを生み続ける組織/文化にするためにどのようなチームメンバーをそろえるべきか(もしくは育てるべきか)、という話。
ベンチャーはチームメンバーが全てということは、ビジネススクール時代も散々聞かされていたわけだが、「じゃあどんなチームメンバーをそろえればいいの?」という論点に対する回答である。
この本に述べられている10種類の人材で十分なのか、その相互作用のメカニズムについては詳しくは論じられていないものの、仮説としてはいい線行っているように思われるし、視点としては非常に面白い。
特に、そういうあいまいな組織文化の話を、個々人の具体的な役割/行動やスキルレベルまで落とし込んでいる点は興味深い。
10種類の人材は10人用意するという話ではなく、10種類のスキルセットという意味なので、明日から自分自身でも始めてみることのできる点も良い。
ちなみに、本の大半がエピソードで占められているので精読する必要は必ずしも無い(読み物としては面白いが)。立ち読みがいいですね。
イノベーションの達人!―発想する会社をつくる10の人材早川書房このアイテムの詳細を見る |
著者自身が主宰するIDEOという会社のエピソードをベースに、会社をイノベーションを生み続ける組織/文化にするためにどのようなチームメンバーをそろえるべきか(もしくは育てるべきか)、という話。
ベンチャーはチームメンバーが全てということは、ビジネススクール時代も散々聞かされていたわけだが、「じゃあどんなチームメンバーをそろえればいいの?」という論点に対する回答である。
この本に述べられている10種類の人材で十分なのか、その相互作用のメカニズムについては詳しくは論じられていないものの、仮説としてはいい線行っているように思われるし、視点としては非常に面白い。
特に、そういうあいまいな組織文化の話を、個々人の具体的な役割/行動やスキルレベルまで落とし込んでいる点は興味深い。
10種類の人材は10人用意するという話ではなく、10種類のスキルセットという意味なので、明日から自分自身でも始めてみることのできる点も良い。
ちなみに、本の大半がエピソードで占められているので精読する必要は必ずしも無い(読み物としては面白いが)。立ち読みがいいですね。