今日の夕刊よみうり寸評にはこんなことが書かれています。
「人は目標を失った時、心の老いが始まる」と。私は、特養で
ボランティア活動をして感じたことは、つぎのことです。
「人間は、動きたくなくなると死期は近くなる」と。特養の
入居者ほとんどが、車いすの生活です。廊下は段差がない。
段差がないのことの是非は論外とすれば、ほんのわずかの
力でも十分に移動できるはずです。にもかかわらず、「すみ
ません、押してください」と自力移動しようとさえしない人が
おおいのです。私はあえて押そうとは思いません。「動きたく
なくなる」ことは、死期が近くなっていることだと考えている。
「エベレストへの道」ではなく、ベッドと食堂の道のりです。
X5N 風海
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