風の子広場

特別な意味はありません。近くの広場です。
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エッセーを中心に書いてゆくつもりです。

手遅れの幸せ

2014-03-13 21:13:28 | 何でもシリーズ

 人間の体は、微妙なバランスの上に成り立っていると

思っている。一か所だけ治療しても治ったことにはなら

ない。例えば、がん細胞を切除しても、転移する可能性も

ある。がん細胞は正常細胞の変身と考えることもできる。

がん細胞予備軍はいくらでもある。

 

 所詮、人間は死ななくてはならない。少し早いか、遅い

かだけの問題のような気がする。サケは、遡上して産卵

すれば、死が待っている。つまり、生殖が終われば死ぬ。

これが動物の宿命なのだろう。人間も動物に過ぎない。

 

 「大往生したけりゃ医療とかかわるな」(幻冬舎新書

中村仁一著)から抜粋する。

 繁殖を終えた年よりには、「がん死」が一番のお勧め

です。ただし、「手遅れの幸せ」を満喫するためには

「がん検診」や「人間ドッグ」を受けてはいけません。

私は「手遅れ一歩手前の不幸せ」だろうか?

独断ですが、「予防ワクチン」も。

Y3C 風海