人間の体は、微妙なバランスの上に成り立っていると
思っている。一か所だけ治療しても治ったことにはなら
ない。例えば、がん細胞を切除しても、転移する可能性も
ある。がん細胞は正常細胞の変身と考えることもできる。
がん細胞予備軍はいくらでもある。
所詮、人間は死ななくてはならない。少し早いか、遅い
かだけの問題のような気がする。サケは、遡上して産卵
すれば、死が待っている。つまり、生殖が終われば死ぬ。
これが動物の宿命なのだろう。人間も動物に過ぎない。
「大往生したけりゃ医療とかかわるな」(幻冬舎新書
中村仁一著)から抜粋する。
繁殖を終えた年よりには、「がん死」が一番のお勧め
です。ただし、「手遅れの幸せ」を満喫するためには
「がん検診」や「人間ドッグ」を受けてはいけません。
私は「手遅れ一歩手前の不幸せ」だろうか?
独断ですが、「予防ワクチン」も。
Y3C 風海