肌寒い

このところ曇りがちな天気が続いています。肌寒
い気配もあります。公園の銀杏並木は色づきもし
ていません。ＴＶでは、紅葉のニュースが流され
ています。

都会では、銀杏が散るのは１２月にはいってから
でしょう。見知らぬ渡り鳥が、ハトに混じって、
パンくずをあさっています。ハトとは違って、動
きはすばやい。

　渡り鳥　名前もわからず　えさ探し

　　　　　素早い動きに　ハトもあきれる

この間、金八先生が「風の又三郎」の講義をして
いました。宮澤賢治の死生観についてですが、面
白く聞いていました。もう一度、「風の又三郎」
を読んでみたくなりました。

宮澤賢治も若くして、結核におかされ３３歳で
亡くなっています。妹のトシも同じく結核で亡く
なっています。「永訣の朝」とか「松の針」など
という詩は、私の好きな詩です。

もう一度、宮澤賢治記念館に行ってみたい。行く
としたら、今ごろが一番良い季節でしょう。でも
宮澤賢治の「雨ニモマケズ」の詩は決してうまい
字ではない。私も、賢治に負けぬものが一つだけ
ありました。　　　　　　　　　　　　真