KAZのアルバム

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ツマグロキチョウ

2014年01月11日 | シロチョウの仲間
河川周辺の林縁や草地で見られるキチョウの仲間で、食草のカワラケツメイの多い地域に局地的に生息します。
以前は関東でもあちこちで見られた蝶ですが、最近はなかなか見られなくなりました。
秋型では翅が角張って先が尖り、後翅に褐色の斜線が現れます。
夏型はキチョウに良く似ていますが、前翅外縁の黒い部分の形状の違いで区別します。
(*ツマグロキチョウでは前翅後角のみ黒縁が途切れる)


(ツマグロキチョウ秋型 2013/9/28 栃木県さくら市)


(左から ツマグロキチョウ中間型・キチョウ中間型・ツマグロキチョウ夏型 2006/9/2 栃木県日光市)
キチョウ、ツマグロキチョウとも9月頃に夏と秋の中間型が発生します。
キチョウの夏型は前翅の黒縁に深い凹凸があって区別は容易ですが、中間型では凹凸も無くなり紛らわしいです。
一方ツマグロキチョウの中間型には後翅裏面にうっすらと斜線が現れ始め、ツマグロキチョウらしさが出てきます。


(ツマグロキチョウ秋型 2007/10/7 栃木県さくら市)

 
(ツマグロキチョウ秋型 2007/10/7 栃木県さくら市)

 
(ツマグロキチョウ夏型♂ 2006/9/2 栃木県日光市)

 
(ツマグロキチョウ秋型 2006/9/23 栃木県さくら市)

 
(ツマグロキチョウ秋型 2006/9/23 栃木県さくら市)

 
(ツマグロキチョウ夏型交尾拒否 2006/9/2 栃木県日光市)

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