かやのなか

あれやこれやと考える

15年付き合った箪笥

2020-08-01 01:25:00 | 日々のこと
今日はタフな1日だった。家を片付けて粗大ゴミを沢山出した。レンジ台、衣装箪笥、折り畳み式の机、小さなエレクターの棚、毛布三枚。
衣装箪笥は大学院時代に先輩に貰ったお下がりで、引越しの度に連れて歩いた。ゆうに15年以上の付き合いで、名古屋、碧南、実家、京都、東京と、まぁよく使い続けたと思う。
マンションの6階から一人で下に下さなければならず、まず抽斗を出して外側の箱だけ運ぼうとしたら、ひらりと紙が一枚落ちてきて、みると箪笥の元の持ち主である先輩の名前が印字された返信用葉書だった。当時先輩が居住していたアパートの入居者アンケートで、”平成16年“の印字にに一瞬タイムスリップしたかのような感覚を覚えた。自分の中身は殆ど変わっていないので、なおさら変な感じがする。
これを書いているうちに捨てるのがだんだん惜しくなってきた。愛着が生まれたら最後執着しやすいタチなのだ。回収日は二週間ほど先だから、今ならまだもう一度取りに戻れる。いやしかし、、、
老後はゴミ屋敷に住む予感がする。