かやのなか

あれやこれやと考える

チャウチャウ再び

2022-01-14 00:42:00 | 日々のこと
公園を散歩していたら闇夜に黒い塊がこちらに向かってくる。チャウチャウだった。去年の秋にも同じ公園で出会った子だ。体長は80センチくらい、体高も80センチくらい(毛込み)。横から見ると黒い正方形。そのタテヨコの半分以上は頭である。ものすごく頭がでかい。そのため見た目で怖がられる事が多いらしい。私も最初は熊かと思って二度見したし、近づくにも腰がひけた。でもWikipediaのチャウチャウの項目を読んで貰えばわかることだが、性格は温和で友好的。長い毛に埋もれてエスキモーみたいになった顔面に手を突っ込んで、わしゃわしゃさせてもらうと冷たいものが手につく。よだれだった。そこに口があったのか。大型犬も良いなと思う。撫でがいがある。
胃痛がぶり返したので粥を作る。土鍋で作ると美味さが倍増することに気づく。ただ火加減は難しい。簡単に焦げ付いたり吹きこぼれたりする。
また数日活字を読めていない。Twitterやブログを活字と読んでいいのだろうか?

ルーティン

2022-01-13 01:18:50 | 日々のこと
暗くなるころ帰路につき、最寄駅の隣のスーパーで夕飯の買い出しをして、家に着く時間はもう真っ暗。家に着いたらキッチンの机に食料を置いて、コートを取り替え、再び寒空に飛び出し一時間から二時間の散歩。終わったら夕飯の支度をして、食べるのは十時過ぎ。今夜は洗濯物も溜まっていたので洗濯機を回す。風呂に入り、出たらもう日付が変わっていた。
風呂は毎日たっぷり水を張った湯船に浸かる。土日は昼間から風呂に入る日もある。風呂は夕飯やパフェと並ぶ、自分へのご褒美という扱い。今夜はコンビニで買った百五十円の紫色のバスロマンを投入してみた。肌が弱く、何度か浸かると痒みが出てくるので滅多にやらないが、その懸念よりも温まりたい欲が勝った。
散歩中は、友人のスタンドエフエムのチャンネル放送を聴いていた。彼は何と毎日配信をこなす化け物で、去年の秋に始めてほとんど休みなしで一日一本の7分番組をアップし続けている。1ヶ月以上続けているだけあって、どんどん喋りが上手くなっている。自分は喋るのが下手だし、思っていることを口に出すのも苦手だ。なのに触発されて、ちょっと配信をやってみたくなっている。これといって喋れるようなトピックを特に持ち合わせていないのが問題だ。毎日ほとんど同じルーティンをこなしている。何かにつけて、こなしている、と感じ始めたら要注意だ。今朝観測したTwitterによると、人生は30歳で終わりらしい。そんな事を言われても、私は欲張りに余生も満喫したい。

2022年始動

2022-01-05 00:15:27 | 日々のこと
明けましておめでとうございます。
去年はあまり更新できなかったけど、今年はまめに書いていこうと思います。

正月は1年半ぶりに帰省して久しぶりに故郷の空気を吸った。長く離れていたために、変わっていたことも多くあり、普段暮らしている都会と故郷である田舎の、時間の流れ方の違いというものを今回は強く意識させられた。というのも、身の回りの草木に川の流れ、雲の色、父母の顔の皺や白髪など、ふるさとではすべてがゆっくりと変化していく大きな大河の流れの中にあって、無意識に自分もその一部なのだと感じて安心感を覚えた。こんな感覚は初めてだ。亡くなった人も新たに生まれた人もいて、その知らせを「ああ、そうなの」と自然に受け止められる自分が、普段東京にいる自分とは別人のような気がした。東京では、変化していくのは自分の体だけであるかのような錯覚を覚える。だからとても不安になる。職場が大学なので、毎年新しい若い人間が入ってきて、少し年を重ねた人は数年で出ていくので、一緒に年をとることができる人が限られている。街もそうで、河川敷はあるものの整備が行き届いているので、ものが少しずつくたびれていったり、新たに芽吹いたりする様子は見て取りにくい。注意してはいるけども。老朽化した一軒家はすぐに取り壊されて新しいマンションが建つ。自分はまだ、老朽化した一軒家みたいになりたくない、と気を張りながら生活しているのかもしれない。あまり意識していなかったけど。
まだこちらに帰ってきて二日目だからふるさとで抱いた気持ちを自分の中に保っていられるけど、数日、数十日と経つにつれて、空中に散っていってしまうんじゃないかと思う。そうならないためには、やっぱり毎日何か書き続けた方が良いのじゃないかと思うのでありました。
今年もよろしくお願いします。


帰り道

2021-10-14 23:47:51 | 日々のこと
空がぼんやり薄紫色にそまった夕暮れどき、風が気持ちよかったので、バスに乗らず駅まで歩いて帰った。大きな十字路を2つ越えると駅なのだが、2つめの十字路の向こう側にチャペルの塔の先のようなものが見えるのが、いつも気になっていた。結婚式場かラブホテルのどちらかだろうと考えて、結婚式場とラブホテルって似たようなものじゃないかとふと思う。とことん合理性を突き詰めた現代的なカップルなら利用するかもしれない。いや、お見合いの方が合理的か。自由恋愛も突き詰めるとお見合いになるのではないか。結婚後の生活は恋愛とは別だ。
犬を飼っていると、彼らも案外繊細で気分屋なことがわかるが、人間ほどは他の存在を気にしない。自分が飛びかかりたいと思ったら即座に飛びかかるし、遊びたいときは相手の事情はさておいて遊びをしかけてくる。ただし本気でこちらの都合が悪いときは彼らなりに察して手加減してくる。つまりこちらの「気分」なんてフニャフニャしたものは端から気にかけていないため、嘘が通用しない。
犬並みに純粋な本能で生きているカップルなら、ラブホテルと結婚式場の併用施設を上手に利用してくれると思う。市役所の隣に建てられればなおよい。反対側の隣には産婦人科を備えた総合病院、通りを挟んだ向かいにはららぽーと、ららぽーとの中には明光義塾と映画館と歯科が入っている。ららぽーとの奥には墓地へと続く道があり、道沿いにはザリガニ釣りができる小川が流れているはずだ。トヨタが建設中のスマートシティには、あのチャペルの鐘が鳴るのを期待している。

鮭のクリームシチュー

2021-10-06 01:00:51 | 日々のこと
今日の昼・夜は鮭のクリームシチュー。
昨夜仕事から帰ってきて、2時間散歩して、1時間かけて料理をしたら仕上がりが夜中の11時半だった。シチューを作りながらレトルトのガパオライスを食べた。カレーと同じで一晩置いた方が美味しいんだろうか。比べてないけど。
日曜日は部屋の模様替えをした。昔から、半年や1年に1度の頻度で模様替えをやる癖がある。カラーリングとかではなく、主に家具の配置換え。今回はソファと机の位置を交換した。結果的にかなりいい感じになった。なぜもっと早くやらなかったんだろう。初めて就職した際に住んでいた碧南の街で購入して以来、もう20年近く使っているキッチン用机が今は仕事用デスクになっているが、もとがキッチン用なのでちょっとだけ高さが低い。そこにやや高めの椅子を合わせてしまっているので、猫背になってしまってあまり居心地がよろしくない。完全に無用の長物と成り果てている類語大辞典と理化学辞典を重ねて、モニタの下に敷いたら、目線が高くなってやや快適になった。このモニタももう10年以上前から使っているものだ。古いものを使い続けるせいでQOLが下がっている気がする。貧乏性なのかな。