>共同通信 >就活マナー押し付けないで 署名活動団体が記者会見 > 共同通信社 2021/05/17 19:05
(略)
>署名活動団体が挙げる就活性差別の例 > 「女性は化粧を」「男性は短髪」といった大学や就職活動関連本が示すマナーは、性別で極端に分けられ問題があるとして、見直しを求めている署名活動団体が17日、オンラインで記者会見した。
マナーは没個性の奨励ですね。’人の振り見て我がふり直せ’ ですね。個性の裏返しになりますね。
>マナーにショックを受け、学生時代に就活を断念した経験のある団体代表の水野優望さん(31)は「性差別的な指南で、多くの人の尊厳が傷つけられている」と訴えた。
そうですね。日本人の生活には作法 (儀式) があって教え (教義) がない。だから作法の励行にも説得力がない。儀式だけを重んじると、生まれた時には宮参り、結婚式はキリスト教会、葬儀の時は葬式仏教のご厄介になる。
> 水野さんたちは「女性はヒール付きパンプスを着用」「男性はひげをそる」など「女らしさ」や「男らしさ」を押し付ける内容が見られて問題だと指摘した。
‘いかにも〇〇らしい’ の追及ですね。日本人は気分・雰囲気・感情の世界に生きていますね。ですから個人的な ‘あるべき姿’ の内容には考えが及びません。井の中の蛙ですね。
フランク・ギブニー氏の著書 <人は城、人は石垣> には、以下のような指摘があります。
日本語は英語のように、キチンとしたアリストテレス的文法に閉じこめられていない。言語として、日本語は「いま、ここ」に根ざしている。判断より気分に興味をもつ。意味より感受性に関心がある。英語を使うのは絶えず理論的な価値判断を行なう言語を使っていることであり、英語が価値判断を行わせる。一方、日本語は論理的、法的ないし哲学的判断を敬遠する。たとえば、日本語には “to be” に当る適当な動詞がない。”being” とか “reality” のような概念は明治時代、漢字から人工的につくらねばならなかった。「概念」 (concept) でさえ人工的につくらねばならなかった。
他方、日本語は純粋に具体的なことがらの区別では豊かである。数え方を例にとってみよう。単複の区別では弱いが、具体的物体の種類の数を表現するのに、アングロ・サクソンの詩人にとっても想像を絶した多数の言葉を持っている。たとえば動物は「二匹」で、鳥は「二羽」、銃は「二挺」、飲物は「二杯」、石は「二個」、箱は「ふた箱」、葉巻は「二本」など。 (引用終り)
> 署名活動は昨年11月末に始まり、17日現在で1万5千筆以上が集まった。
我々日本人は日本語と英語の両言語を良く学び、思考における時制の大切さを十分に理解する必要がありますね。英語にある時制 (tense) を使った考え方を会得すれば、我々は自己の意思 (will) を明らかにすることも可能になるし、自分自身の世界観 (world view) を持つことも出来ます。さすれば我々は国際社会において相手の理解も得られ、未来社会の建設に協力することも可能になります。かくして、我々日本人は、人類の進歩に一層の貢献が可能になるでしょう。
『有能な人材が世界から日本に集まり、ここで世界に向けてサクセスストーリーが生まれるという国家を目指すべきです。 このための具体的な政策課題として (1)英語を第2公用語にする (2)定住外国人に地方参政権を与える (3)インターネットの接続料はじめ知的生産活動の基本コストを諸外国並みにする (4)日本の制度やシステムの中で国際基準と合致しないものを一括して見直す―の4点を提案したいと思います。』 (茂木敏充外務大臣)
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