gooブログはじめました!

日本人の知的能力を増進するための提案をするブログです。

野田元首相  

2024-07-23 17:30:03 | 文化

>読売新聞   >立憲民主の野田元首相「政権交代こそが最大の政治改革」...党代表選出馬には慎重姿勢   >読売新聞によるストーリー・   >20時間・   

> 立憲民主党の野田佳彦・元首相は22日、東京都内で講演し、次期衆院選に向け、「信用される政治を取り戻すためには政権交代しかない。   

 

信用ある政治家には政権交代は可能ですね。  

‘私は絶対に日本人を信用しない。昨日までの攘夷論者が今日は開港論者となり、昨日までの超国家主義者が今日は民主主義者となる。これを信用できるわけがない’ (あるアメリカの国務長官)   

(たみ) (しん) () くば立たず。(政治は民衆の信頼無くして成り立つものではない論語・顔淵

日本人は政治下手ですね。どうしたら人の信頼が得られるか分かっていない。政治家には政治哲学が必要である。     

 

>政権交代こそが最大の政治改革だ」と訴えた。   

 

政治家に政治哲学がなくては政治改革も意味がないですね。  

 

> 9月に予定されている立民代表選への立候補については、「自分がトップになったら、逆に引く人も出るかもしれない。   

 

信無くば立たずですね。    

 

>『昔の名前で出ています』ではいけないところもある」と述べ、慎重な姿勢を示した。

 

看板ではなくて、その内容ですね。   

英米流の高等教育は子供を大人にする為の教育である。思春期の到来とともに言語能力の発達する頃を待ってこの教育は行われる。英文法の中の時制 (tense) を活用して非現実の内容を文に表現する訓練である。子供には現実 (事実) ばかりがあって非現実(哲学・考え) がない。英米流の高等教育は子供から大人に変わる人間に哲学を獲得させようとする仕組みである。すると浅薄な人間が思慮深い人間に変身する。だからどこの国でも英語の高等教育に力を入れることになる。

日本語は現実の内容だけを表す言語である。哲学は非現実 (考え) の内容であるから、思考を停止している日本人には縁がない。日本式の判断だと、見ることのできる内容は本当の事である。見ることのできない内容は嘘である。だから現実ばかりの言葉 (日本語) を話す人が非現実の内容を語る学習をすると常に失敗する。嘘(きれいごと) ばかりを語っていては学習に力が入らない。だから思考停止になっている。それで日本人は相変わらず無哲学・能天気の民となっている。わが国の有権者はあらかた高等教育の真価を体得していない。だから高等教育の無償化は国民の総意が得られない。わが国は英米流の高等教育の導入に失敗し続けているので、何処の国も日本に我が子の高等教育の成果を期待する親はいない。  

今の地球はアングロ・サクソンの支配体制の下にある。個人の哲学が相手を引き付けて人々の尊敬を得る。アフリカ系米国人はアメリカの大統領になった。インド系英国人は英国の首相になっていた。彼等の出世は高等教育の賜物である。   

 

マッカーサ元帥は1951年5月5日の上院合同委員会で日本人を以下のように評していました。  

‘もしアングロ・サクソンが人間としての発達という点で、科学とか芸術とか文化において、まあ45歳であるとすれば、ドイツ人もまったく同じくらいでした。しかし日本人は、時間的には古くからいる人々なのですが、指導を受けるべき状態にありました。近代文明の尺度で測れば、我々が45歳で、成熟した年齢であるのに比べると、12歳の少年といったところ like a boy of twelve でしょう。’ (ジョン・ダワー 増補版 敗北を抱きしめて )  

マ元帥の発言はどの駐日大使よりも率直でしたね。外交辞令がない。彼は知日派の人であった。     

 

 

 

 

 


遠藤功氏  

2024-07-23 00:44:47 | 文化

>東洋経済オンライン   >日本企業が「20年で世界から没落した」2大理由 日本企業の「現場」で何が起こっていたのか   >遠藤功によるストーリー・   >13時間・   

>経営コンサルタントとして50社を超える経営に関与し、300を超える現場を訪ね歩いてきた遠藤功氏。   

2023年に16社ランクインした米国企業のうち、なんと6社は「2004年にもランクイン」していた。   

>その「6社の企業名」は?   

3617万部のロングセラー『現場力を鍛える』は、「現場力」という言葉を日本に定着させ、「現場力こそが、日本企業の競争力の源泉」という考えを広めるきっかけとなった。   

>しかし、現在、大企業でも不正・不祥事が相次ぐなど、ほとんどすべての日本企業から「現場力」は消え失せようとしている。   

>「なぜ現場力は死んでしまったのか?」「どうすればもう一度、強い組織・チームを作れるのか?」を解説した新刊『新しい現場力 最強の現場力にアップデートする実践的方法論』を、遠藤氏が書き下ろした。   

>その遠藤氏が、「日本企業が世界で『存在感』を失ってしまった2大理由」について解説する。   

>20年で日本企業の「世界での立ち位置」が大きく下落   

>私は過去30年以上にわたり、日本企業の現場を訪ね歩いてきた。   

>その数は300を超える。   

>いまも経営顧問先の現場やコンサルティングを行う企業の現場を訪ね歩き、現場の人たちと直接的な触れ合いを大事にしている。   

>「現場力」こそが、日本企業の競争力の源泉であると信じてきた。   

>私が『現場力を鍛える』を出版したのは、20年前の2004年である。   

>「十年一昔」とよく言われるが、それになぞらえれば「ふた昔」も前のことである。   

>その間に、世界は大きく変わり、日本経済、日本企業の立ち位置も大きく変わっている。   

>近年の日本および日本企業の世界での立ち位置を数字で確認すると、この20年で「その地位」が大きく下落していることにあらためて愕然とする。   

>なぜ、日本企業はこれほどまでに、世界と差がついてしまったのだろうか。   

>【事実】「世界の企業トップ50」から日本企業が消えた   

>世界の時価総額ランキングトップ20を見ると、35年前の1989年にはなんと14もの日本企業がランクインしていた。   

>バブル経済の絶頂期であり、「Made in Japan」がもてはやされた時期だった。   

>しかし、そこを頂点に、日本企業の存在感は下降の一途を辿る。   

20年前の2004年にランクインした日本企業は、すでにトヨタ自動車(15位)のみという状況だった。   

>そして、2023年にはトップ20から日本企業の名前は消えた。   

>日本経済を牽引してきたトヨタ自動車でさえ52位である。   

>米国は「トップ20に入る企業」が増えつづけている   

>驚くのは、アメリカ企業の圧倒的存在感である。   

1989年にはわずか5社だったが、2004年には13社が、そして2023年には16社がランクインしている。   

2023年の上位にはアップル(1位)、アルファベット(4位)、アマゾン・ドット・コム(5位)、テスラ(7位)、エヌビディア(8位)と躍進目覚ましいフレッシュな企業が名を連ねるが、じつは本当の驚きはそこではない。   

>ランクインした16社のうち、なんと6社は「2004年にもランクイン」しているのだ。   

>その名を挙げると、   

>マイクロソフト(3位)   

>エクソンモービル(10位)   

JPモルガン・チェース(15位)   

>ジョンソン・エンド・ジョンソン(17位)   

>ウォルマート(18位)   

>プロクター・アンド・ギャンブル(20位)   

>といった老舗のエクセレントカンパニーだ。   

>企業の入れ替わりが激しいなかで、こうした老舗企業群はしたたかに、そして、たくましくビジネスモデルを変えながら、エクセレントでありつづけている。   

>なぜ日本企業はこの20年、ずるずると後退を続けたのか。   

>さまざまな理由が考えられるが、致命的な理由が2つある。   

>【理由1】「マイナーチェンジ」ばかりで「延命」することだけに必死だった   

>ひとつめの理由は、経営陣が新しいことに本気でチャレンジしたり、覚悟を持って生まれ変わったりしようとせず、「延命」することだけに汲々としてきたからにほかならない。   

 

そうですね。昔から続いているというのが序列人間の誇りですね。帰属意識に満足している。天皇制のようなものか。      

 

>「うちの会社だって、新規事業へのチャレンジや構造改革に取り組んでいる」という声が聞こえてきそうだが、私が知る限り、本気で会社を「変身」させようとしてきた日本企業はほんのわずかにすぎない。   

 

そうですね。お変わりのないことが何よりなことです。   

 

>マイクロソフトも大胆な「フルモデルチェンジ」に挑戦   

2004年の時価総額ランキング3位だったマイクロソフトが、2023年においても3位にランクインしているのは「偶然」ではない。    

>この20年、マイクロソフトはけっして順風満帆だったわけではない。   

>時代のモバイル化、クラウド化に後れをとり、一時期は危機的な状況に陥った。   

 

そうですね。現実は千変万化していますからね。それに対する対処が重要です。   

 

>しかし、2014年にCEOに就任したサティア・ナデラ氏が、過去の成功体験にあぐらをかいていた組織を一変させた。   

>自社のOSにこだわり、OSと一緒にソフトを売るという従来の戦略を大転換し、ライバル会社のOSでも自社製品を使えるように方針を大転換した。   

>また、サブスクリプションをいち早く導入した。   

>マイクロソフトは、大胆な「フルモデルチェンジ」に果敢に挑戦したことによって、エクセレントカンパニーでありつづけている。   

>日本企業においても高い評価を受けている企業は、ソニーグループ、日立製作所、リクルートなどの「フルモデルチェンジ」に挑戦している企業だ。   

>しかし、大半の日本企業は「マイナーチェンジ」程度の改革でお茶を濁し、過去の経営戦略やビジネスモデルを引きずったまま、「延命」させることばかりに必死だった。

 

日本人には世界観が無い。新しい世界の内容が無い。だから「フルモデルチェンジ」ができない。   

 

2つめの理由は「『延命』の大きなツケが『現場』に押し寄せた」ことだ。   

>【理由2】「延命」「身を削るコストダウン」の大きなツケが「現場」に押し寄せた   

>言うまでもなく「延命」をいくら続けたところで「再生」は果たせない。   

>事業の大胆な入れ替えを行わず、設備投資や人材教育投資を先送りにし、人件費や経費は極力カットし、現場に我慢と忍耐だけを強いてきた。   

 

そうですね。大胆な変革が無い。現状修復を繰り返している。現状維持がやっとですね。      

 

>いまだに多くの日本企業には封建的な主従関係がある。   

>そのため、上からの「圧」がきわめて強く、我慢と忍耐のなかで現場に深刻な問題が起きても、それを上に上げることができない。   

>上に上げようとしても、真正面から向き合ってくれない。   

>現場は問題を抱え込み、孤立する。   

 

そうですね。これは序列社会に住む序列人間の定めですね。      

 

>その結果、「延命措置」が限界に達した。   

>日本を代表する大手企業で品質不正、検査不正、不祥事が続発した。   

>これは、長年声を上げることができなかった「現場の断末魔の悲鳴」である。   

 

そうですね。悪行もこれまでですね。   

 

>さらに、「生産現場で改善を繰り返す」「極限まで無駄を省く」「効率性を高める」という地道な努力の積層によって成長を遂げてきた「自分たちを犠牲にするような身を削るコストダウン経営」も限界を迎えている。   

 

そうですね。思考を停止した状態では新世界は開けませんね。   

 

>人手不足どころか人手枯渇で人件費は高騰し、未来を担う若手従業員の確保もままならない。   

>エネルギーコストや原材料費も高止まりが続いている。   

>現場の「知恵」と「努力」だけで成り立っていたビジネスモデルそのものが終焉を迎えているのだ。   

 

そうですね。現実界にのみ拘る者の悲劇ですね。   

 

>「現場力を再生できるか」が日本企業最大の課題   

 

>表向きの業績が多少回復したからといって、手放しで喜ぶわけにはいかない。   

>逆に、これで大胆な改革が先延ばしになることを私は心底危惧する。   

>表向きの数字がよくなると、根深い本当の問題は隠れてしまう。   

>なにより大事なことは、「日本企業にとっての生命線である現場力は死んでしまった」という「強い危機感」を持ちつづけることだ。   

>どん底の状況で喘いでいる現場に再び火をつけ、現場力を再興させることができるのか。   

 

意思のない世界では社会の動きは頓挫する。いつまでたっても未来社会の建設には至らない。   

我々日本人は日本語と英語の両言語を良く学び、思考における時制の大切さを十分に理解する必要がありますね。英文法にある時制 (tense) を使った考え方を会得すれば、我々は自己の意思 (will) を明らかにすることも可能になるし、自分自身の世界観 (world view) を持つことも出来ます。さすれば我々は国際社会において相手の理解も得られ、未来社会の建設に協力することも可能になります。かくして、我々日本人は、人類の進歩に一層の貢献が可能になるでしょう。 

意思のある所に方法 (仕方) はある。Where there's a will, there's a way.  

求めよさらば与えられん。 (自ら積極的に求める態度が必要であるという事)  

 

>これこそが、いまの日本企業に突きつけられた最大の経営課題である。   

 

そうですね。