川の果ての更に果てに

Svensk,Danmark,Norges,Suomen応援ブログ

インド戦

2006-02-22 21:29:08 | サッカー
アジアカップ一次予選・対インド戦。
正直、決まった時から私はフル代表の対戦相手としてはどうなんだろうと思い続けていて、それは今も変わらないのですが…
まあ、コンディション調整の相手としてはいいかもしれませんね。
ただ、インドの監督は何やら自信を見せているということですけれど…

前半。
開始早々、加地に対し若干嫌な角度からタックルが入ります。う~む、怪我人だけは出ないでほしいところですが…

5分過ぎ、最初のシュートは久保でした。相手GKが少し出てきたところをループ気味ヘッドです。ただ、枠をオーヴァー。
インド…正直振り回されている感じですが、いい形でボールを取った時にはこの前のフィンランドより積極的に出てきそうですね。あと、日本の選手達にややインド選手を軽く見ているフシが伺えるのは気になります。

左からのクロスから久保、長谷部の独走から巻とフリーのからのヘッドがインドゴールを襲います。が、コースが正面…
続いて小刻みなパス回しから小笠原が狙いますが、これは相手のブロック。
しかし、相手が格下となると、シュートが多いです。このシュートを積極的に狙う姿勢は格上や同格相手でも持っていてほしいのですけれど…あとはミドルもほしいですねぇ、別に今打てというわけではないですが(笑)。

あら、左三都主だったんだ。何か最初のクロスあげたの村井っぽく見えないなと思っていたんですが…
そうですか、三都主ですか…

18分ほど過ぎました。インド、少し攻められるのに慣れてきたのか守りにリズムが出てきましたね。対照的に日本は細かいミスが出てきました。あまりいい状態とはいえないですね。
25分を過ぎても変わりません。微妙膠着状態になってきました。インド相手にこれはいけませんね。久保がフェイントからループ気味に狙いましたが、これが少し変化を与えるでしょうか。

段々インドが前に出てきましたね。左からクロスが上がりましたよ。可能性はあまり感じませんが、攻めはフィンランドよりも余程いいですね(笑)。
ナイムディン監督が写りましたが、ここまでインドは大体狙い通りでしょうね。

…と思ったら、あ~あ、DFとGKの連携が悪くてゴールのまん前にいる小野に最高のパスが出てしまいました。これを逃す伸二ではありませんね。日本先制です。ジーコ就任から100ゴール目は伸二でした。
インドは段々よくなってきたのですが、もったいなかったですねぇ。
往々にして格下のチームはこういうときにミスから失点してしまうものですね。やや気の毒です。

40分、バイチュンが自ら得た25メートル程度のFKを直接狙います(ワイドアウト)。さすがに初の欧州選手ということだけあって、可能性を感じさせるシュートでした。
逆に42分には小笠原が右サイド深い位置でのFK。が、これは意図を感じない折り返しのような半端なFKになってしまいました。

集中力を切らしたプレーでみすみす相手にスローイン…。
パス回しもその場の即興というイメージが多く、「個人でも何とかできるさ」みたいな印象で嫌ですね。この試合から何かを得ようという意図を感じません。

結局そのまま前半は1-0で終了。
言い方は悪いですが、どことなくエゴを感じる日本よりは、ひたむきに頑張っているインドの方に好感をもてた前半でした。

後半。
インドの体力がどこまで持つか、というところによるでしょうね。日本から何かを変えてインドを崩壊させるということはないでしょう。

三都主のクロスからインドのDFがやや戸惑い。このあたり、自陣深くで若干逡巡や意思疎通の乱れがあるのがインドの今後の課題でしょうね。
日本は…チャンスは作っていますが、あまり入りそうという感じはしないですね。

インド、10分くらいからまた少しずついい形で持てるようになりました。
…と思いきや、今度は右サイドを崩した加地から、小野がキープして折り返し、これを走りこんだ長谷部が決めました…最後に当たってるのは巻ですね。でも長谷部のゴールのようです。巻に当たらなかったらワイドアウトじゃないかな?
本大会でペナルティボックスの中であれだけ時間を与えられるとは到底思えませんが、サイドを崩すという意図は今後も続けてほしいものです。

次、小笠原が決定的なシーンを三つブロックされました。続いて三都主のシュートをキーパーが必死のセーブ。
そのCKは三都主。ニアへの速いボールを福西がヘッド! ジュビロでの名波→福西という形を思い起こさせるゴールで3-0としました。

3点取ったからというわけでもないでしょうけれど、日本は小野を下げて遠藤、宮本を下げて茂庭を入れました。更に巻に変えて佐藤寿人を投入しました。
残り15分程度で何かアピールできるでしょうか。巻はこの試合も運動量も多くて果敢なところを見せましたね。

日本は交代で若干ボール回しがおぼつかないですね。逆にインドはまだ懸命のプレーです。3点取られていますが、好感がもてますね。

33分くらいか?
佐藤とのワンツーから久保が倒れこみながら決めました。さすがです。
更に38分には加地からのグラウンダーのスルーパスを佐藤が反転ゴールを決めました。これで5-0。さすがにインドも大分落ちてきました。
今になって2点目が巻だったということのようです。奮闘のご褒美というところでしょうか。

ロスタイム、バイチュンが反転で中澤を転がしてシュート。GK正面。
終了直前、ペナルティアエリアの中でボールを回して最後はまたも久保。
結局、6-0で勝利。

何とも評しにくい試合です。インドも頑張りましたが、それを日本は巧くあしらったというところが正確でしょうかね。

次はBIH戦。果たしてどのあたりが残るのでしょうか。
…個人的には、この試合の内容は全員悪くなかったですけれど、新戦力組で残りそうなのは巻くらいかなあという気がします。

GK3人、DFで宮本、中澤、田中誠、坪井の4人、MFで三都主、村井、加地、小野、小笠原で5人あたりは確定。FWも久保ははずさないでしょうから、これで13人。海外組を除くと14人という記事を見ましたから、あと1人。
となると…加地の控えで駒野か、ここ三試合の内容を評価して巻というところでしょうか。長谷部と佐藤は次の機会、ということになりそうな気がします。

フィギュアスケート女子シングル・SP

2006-02-22 19:04:46 | その他スポーツ
う~ん…
フィギュア書くか書くまいか迷います。
といいますのも、安藤美姫とイリーナ・スルツカヤあたりまでは見ていたのですが、それ以降は出勤時間の関係もあり、悲しいかなラジオで聞く羽目になってしまいました。
拍手と実況からイメージ…できるのであれば、このスポーツのエントリ書くのにスポイラ調べたりはしません。選手の演技や表情などが分かるはずもない。
でも、中にはいるんでしょうか。ラジオの実況と拍手だけから選手の演技を想像できるツワモノが…

まあ、そのあたりのグチはさておきまして…
ショートプログラムを終えて、日本勢は3、4位といい位置を占めていますね。
余程の失敗がない限りはメダル一個は取れそう、という浅はかな期待をようやく口にできます。
1位のサーシャ・コーエン、2位のイリーナ・スルツカヤ(あれで2位だったんだ…)、3位の荒川静香は66点台という高得点で、4位の村主章枝は61.75とやや落ちます。総コケなどという事態もないでしょうから、4位の村主まで、波乱があれば5位のマイスナーにも辛うじて、というところでしょうか。
失敗のない限りはメダルは上位三人の結果次第となりそうな雰囲気ですね。荒川選手の演技もすごかったんでしょうね。これからニュースで確認したいですけれど、サッカーのインド戦を見るので…

安藤選手は微妙にバランスを崩したりと結果自体は残念でした。ただ、これで四回転を成功させるしかないという分かり易い状況になったのも事実です。挑戦してみてほしいですね。

最後に…
ラジオで聞く拍手の音からは誰が成功で誰がダメなのか全くわかりませんでした(泣)。コストナー選手が転倒した時の反応はさすがにはっきりしたものでしたけど。浅田真央騒動が起きた時、随分と槍玉にあげられた彼女ですが、自分の思う演技ができなかったというのはやはり気の毒です。
フリーでは彼女にも頑張ってもらいたいですね。

首尾よく目標達成…なのだろうけど

2006-02-22 18:37:10 | 日々のニュース
イラクに派遣される予定だった自衛隊の精鋭部隊隊員が「行きたくない」という理由で万引きして逮捕されたなんて話がありました。
結果、40日の停職処分と窃盗罪での起訴が濃厚とされており、この隊員はイラクには行かずに済んだわけで、首尾よく目標を達成できたということでしょうか。
死刑になりたくて殺人を犯すという心境はよく分かりませんが、こういうのは何となく分かりますね…

ただ、気持ちは分からないでもないが、許せるかといえばまた別問題。
私はこの隊員については許せないですね。
イラク戦争について確かに是非はありますが、現状ではとりあえず派遣されております。で、去年9月の総選挙では派遣派だった小泉さん率いる自民党が勝ったわけです。
ということは、細部全部承諾とはいかないまでも、イラク派遣については「やむなし、それなりに意味がある」と考えているのが国民の大半と考えるのが正しいわけで、そうするとこの隊員は公務員として国民の信託に背いている、といえるわけです。そういう場合に海外に派兵されるために行くわけなんですから。
結局のところは税金泥棒ということになるわけですね。

それ以前にまあ、他に行く仲間もいるであろうに、自分だけ嫌だということで、しかも窃盗とかしている。これが一番この隊員の問題点といえますね。
そんなに行くのが嫌なら辞表突きつけて座り込み運動でもすればいいんですよ。それならば賛同するしないは別として行動として筋が通っている(行くのが嫌ならそもそも自衛隊に入るなという話もありますけどね)。
他人のもの盗んで、仲間に迷惑かけて「行きたくない」とは卑劣極まりない。

これでこの人はどうするつもりなんですかね?
ニュースで出ている限りは勤務停止ということのようですが、これだけ戦意のない人間がいると困るんでないのかい? 戦争の是非はともかくとしまして、いざ出て行った時にこういう勝手なことされると部隊全員の士気や命にかかわるわけで。
さっさと除隊処分にした方がいいでしょう。路頭に迷おうが何しようが知ったことではありません。

それにまあ、どこかの質の悪い反戦団体が反戦のシンボルとして抱えるかもしれませんしね。形だけ見ればそう捉えられないわけでもないですし。
でも、家族を戦争で失った人間と、こういうのが同列にされるのはやはり変でしょう。

チャンピオンズリーグ・ベスト16

2006-02-22 06:44:04 | サッカー
5時半起床。もう1時間早く起きるはずだったのに…
まあ、後半から観られるので全然問題ないのですが…
しかし、毎回そうなのですが、一つ見ていると別の試合が気になります。そっちの方が面白いのでは…とかね。おまけにフィギュアスケートも見たいので、全然集中できません。

レアル・マドリー - アーセナル
内弁慶のアーセナルが、最近調子の悪かったガナーズが…頑張ったみたいですね。若い選手はこういう試合で勝つと自信をつけるでしょうし、決めたアンリはさすがというところ。
1点くらいなら他愛のないメレンゲですけれど、同じく内弁慶…果たしてハイベリーでどう反撃してくれるのか。返り討ちに遭うかも…

バイエルン・ミュンヘン - ACミラン
両者ともに決めるだろうと思われた選手が決めたみたいですね。
ミランはアウェーゴールもあげましたし、上々でしょうか。
第二戦は当然ミラン有利ということになるでしょうけれど、バイエルンもそうそう簡単に引き下がるとも思えないですしねぇ。二試合ドローでアウェーゴール換算とか延長とかそういう展開になりそうな気がします。

PSVアイントホーフェン - オリンピック・リヨン
アウェイのリヨンは上々の結果。ジュニーニョがFKを決めたそうです。やるだろうと思わせて、本当にやってしまうのが凄い。そんな彼でもセレソンではポジションが確約されていないわけですからね。FKはブラジルでも一番だろうと思うのですが(次がロジェーリオ・セニというあたりがブラジル?)。

ベンフィカ・リスボン - リヴァプール
レッズは結局ベンフィカの堅守を崩しきれませんでした。おまけに残り時間短いところで集中を切らせてしまいました(泣)。
ジェラード抜きでアウェーということを考えると、こんなものかもしれないと思わないでもないですが、アウェーゴールがないことも悔やまれます。
更にシッソコ負傷交替してしまったようで、状態が気になります。
ファウラーも今ひとつでしたし、これならシセの方が…
今更ボヤいても仕方ないんですけどね(笑)

もっとバカバカ点が入る試合もあるかなと思ったのですが、さすがにこれだけ重要な試合となるとそういうこともないですね。
どの試合も第二戦であげる最初の1点が極めて重い意味を持ちそう、ということで第二戦も目を離せる試合は一つもない…という何か当たり前の結論に(笑)。
またどの試合を見ようかとかザッピングとか続けることになるんだろうなぁ。
フィギュアスケートがないのだけが救いですね(笑)。

明日未明の試合は…
チェルシー - バルセロナ (スタンフォード・ブリッジ)
ヴェルダー・ブレーメン - ユヴェントス (ヴェーゼルシュタディオン)
アヤックス - インテル・ミラノ (アムステルダム・アリーナ)
グラスゴー・レンジャーズ - ビジャレアル (アイブロックス・スタディオン)
やはり一番上ですね。両者共に「天下無敵」と思わせた頃からは若干下がり目ですけれど、それでも最注目の試合でしょう。

さて、夜は日本-インド戦ですね。