川の果ての更に果てに

Svensk,Danmark,Norges,Suomen応援ブログ

フィンランド戦

2006-02-18 23:08:32 | サッカー
日本の試合ぶりももちろん楽しみですが、北欧組ということで個人的に応援しているフィンランドがどういう試合をしてくれるかも楽しみなフィンランド戦。
スタメンはジーコ、ホジソンが発表していた通りのようですね。しかし、フィンランドはFWが二人だけで替えがいません。勝つためにどういう選手起用をするのか…って、勝つ気ないのかもしれませんけど。
フースコも175センチですか。ショルンドも178センチですし、少なくとも前線の面子を見る限りは仮想オーストラリアとは言いづらい気もします。

前半。
フィンランドはやっぱりつなごうという意識は見えますが…このくらいが限界か。
日本はやや押し気味ですけど、シュートが打てません。
…まあ、いつものことではありますけど。
時折ディフェンスラインがミスパスをやらかしており、これが後々痛いことになったりしないか…

それにしても、フィンランドはサイドの守備に課題があるといわれていますが、間違いないですね。ただ、加持と村井に「何とかサイドからクロスをあげよう」という意思があるのはいいですね。

前半終了間際に加持の突破がありましたが…折り返しに詰められず。結局、0-0で前半終了。フィンランドにはチャンスらしいチャンスがなかったですが、日本もやや消化不良という観があります。前回、アメリカの猛攻がそれはそれで面白かっただけに、少し淡白な感じです。

フィンランドは点を取られるまではこれでいいでしょう(取られても1点ならそのままでいいのかも…)。
日本は何か変えてくるのでしょうか。ある程度支配できているだけに監督としては難しいかもしれません。ただ、本大会の相手はフィンランドより100%強いので、本当はこのままではいけないんですけどね。

後半。
開始早々、加持のスローインから小笠原が右サイドからり折り返し。そこに詰めたのは久保! 日本先制です。
フィンランドは一瞬気を抜いてしまいましたね。この失点でどう変わるのでしょうか。少しは攻めモードに入ってくれるでしょうか…?

少し出てきましたね。何とかロングシュートを打とうなどしてきました。これからの20分間の展開に期待したいところです。多分フィンランドはその程度しかもたないでしょうからね。

11分過ぎ。小笠原がハーフウェーライン手前から前線へロングボール…と思ったらそのままゴールへ! 日本追加点です。そういえぱ、小笠原はこういうプレーもあるんでしたね。代表ではほとんど見せなかったですけれど。
いや~、これはいいゴールでした。
もちろん、中盤の詰めが甘いというのはありましたし、カベンはもう少し覇気をもって追えなかったのかということもありますけど。しかし、こういうプレーを意識させるというのは有効ですね。ヒデや俊輔にない小笠原の魅力といえるでしょう。

25分、フィンランドがウーシマキを投入。
27分、巻に替えて佐藤寿人、村井に替えて三都主を投入です。どちらも自己の役割はきちんとまっとうしていましたが、次の出番は回ってくるでしょうか…?
30分にはショルンドが引っ込みました。彼には期待していたのですが、正直いいところはぜんぜんなかったですね。
更に日本は加持に替えて駒野を投入です。交代が立て続けでいい加減覚えられません(笑)。

35分、駒野のミスクロスをフィンランドの選手もクリアミス。佐藤の前に転がりますが、シュートはGKとポストに阻まれました。初ゴールの大チャンスを逃してしまったという感じです。
どちらもどんどん交代していて、何か試合自体が膠着してしまいましたね。フィンランドは一応パワープレーを意識しているようですが、何となく中途半端です。
結局、このまま2-0で終了しました。結果として、2点差勝ちという予想は当たったことになりますか…別に当たろうが当たるまいがどうでもいいんですけど。

日本ですが、まあまあいい試合はできたといえそうですね。
個人としてみると、アメリカ戦でダメでしたが、やはり久保は切り札になりうる、ということでしょう。
で、できれば彼には余計なタスクを課さないほうがいいのではないでしょうか。久保は大きいから、もう一人はちんまりとした早いのを入れて相関関係をなんていうのではなく、久保の良さを生かすための方法論を見出すのが世界で点を取るための近道のような気がします(だから巻タイプのような盾になれる選手の方がいいでしょう)。ワールドカップという舞台で2トップの両方の良さを活かそうというのは中々難しい相談でしょうからね。
小笠原はヒデや俊輔にはない「超ロングシュート」という武器を見せました。彼が本大会に出てくるとは思いにくいですが、夏の移籍で売りになるプレーでしたね。

フィンランドは…う~ん、正直いいところがほとんどというか全くなかったですね。結局、プレミア組がいないことにはかなり苦しいということだけは分かりました。

超高齢出産

2006-02-18 22:25:23 | 日々のニュース
アメリカで、62歳の女性が子供を出産したなんていう話がありましたよ。
62歳の米女性、12番目の子を出産…元気な男児(読売新聞)
この人にとっては12人目の子供だそうで、一番上の子供は40歳だそうです。しかも、既に20人の孫がいて3人のひ孫までいるのだとか。
いやはや…

最近は高齢出産が進む傾向がありますが、それでも40代前半くらいまでで、私なんかも印象的にそのくらいが限界なのかなと思ったりしていました。
男性なら70を過ぎても、という話がありますが、女性でここまでというのは正直びっくりです。しかも、これが世界記録というわけではなく、何とルーマニアでは66歳で出産(帝王切開…そういえば未経験の医師が帝王切開しようとして妊婦を死亡させたという酷い事件も起こりましたね)したなんて話もあるそうです。びっくりしますね。
ちなみに日本でも80過ぎで産んだという女性の伝説があるそうですが、それはさすがになぁと思います。
まあ、一応日本でも医療技術は発展していますし、高齢出産を可能にする土台などは整っているのかもしれません。そのくらいの年齢になれば経済的部分も克服できていることが多いでしょうし…
生殖医療などの技術に倫理的な目が向けられる中、超高齢出産は少子化に向けての最後の切り札…なんてなったりするのでしょうか。

ただ、高齢出産になればなるほど、子供が障害をもつ可能性があるなんていう話もあるそうですね。何でも卵子は細胞分裂をしてリフレッシュできないため、最初に造られたのがそのまま残る、長い年月が立った卵子は一部が傷んだりして、子供に影響を及ぼすらしいのです。35歳くらいが目安らしいという話がありました。
時代の趨勢とはいえ、高齢出産をあまりもてはやすのも良くないのかなという気もします。それにまあ、定年になった時にまだ子供が未成年だとすると、大変な部分もあるでしょうしね(少子化に伴い定年が引き上げられるかもしれませんが)。

しかし、16世紀には小早川隆景が弟で30以上歳の離れた弟の秀包を養子にしたという話もありました(その後豊臣秀吉お気に入りの秀秋も養子にしたため秀包は分家をたてている)が、40歳年上の兄がいるという立場…
私はあまりそういう立場にはなりたくないなぁという気がします…

疑惑メール

2006-02-18 18:55:04 | 日々のニュース
巧妙な、かつスリリングな心理戦なのか。引くに引けない子供の喧嘩なのか。
民主党の永田寿康氏の投じた爆弾、最初の一発こそ大きく爆発しましたが、何やらその後が続かず、不信感が強まっている感じがします。

もちろん、私なんかは俗人ですので、「ライブドアのホリエモンと武部幹事長の仲がいい」=「何らかの裏取引があってもおかしくない」と考えたりしています。ので、最初の爆発を見て「ああ、やっぱりね」みたいな感覚で捉えてしまいました。
しかし、ここまでの展開を見ている限り、何だかその当事者さえも私と同じような考えで出していたのではないかというような気がしてきます。「やっぱりそうか」というレベルで…
永田議員のプロフィールを見ていると、東大卒のエリートという感じですが、それでも私のような俗人と同じような考えで、しかも安易に己の政治生命を矢面にさらす。
彼には仁侠の風があるというところなのでしょうか(笑)。ちなみに仁侠を好む人間は自らの信念や信用は大切にするはずですが…

いやいや、嘘と決まったわけでもないですし、彼ほどのエリート人生を歩む人間がそんな馬鹿げたことに自分の信用をかけるはずもない。きっと、確証があるのでしょう(笑)。
メール送信時刻にホリエモンが別の場所にいたというアリバイがあると言っても、指示を出して誰かに自分の端末から送信させたのかもしれませんし(とすると、そいつが提供者ということになるんでしょうけどね)。ホリエモンの動きを見ていると、特にノートパソコンを持ち歩いているという風でもないですし。
で、まあ、一応引きずる利点というのもあるにはあるとは思います。頑なに否定させておいたところで、動かぬ証拠を突きつけてドン底に落とすと。そのあたり、心理戦の綾といえば綾ですが。

ただ、首相までが「本当だったら責任を取るともさ」と言っている現在、動かぬ証拠を突きつけるにはちょうどいい頃合でもありますね。この段階で出さないと関心が薄れてきて、効果がなくなってしまうという可能性もあります。
それでいて何もしない、というか私でも作れるんじゃないのというメールのコピーを出されても「おいおい」という感じがします。
これもある意味心理戦?

で、ああ…まあ、もちろん、提供者の身の安全というのは分からないでもない。
ただ、仮に提供者が本当にいたとしまして、中途半端な状態に置いておく方が危険なのではないでしょうか。死人に口無し、さっさと始末してしまうに限る、ということで。
一部では民主党は国政調査権の発動を求めているともありましたが、それを求めること自体、自前で確証を握っていないということのような気もするのです…

衆院は3分の2が与党ですし、懲罰動議を出せば除名もできますね…。
憲法58条2項:両議院は、各々その会議その他の手続及び内部の規律に関する規則を定め、又、院内の秩序を乱した議院を懲罰することができる。但し、議員を除名するには、出席議員の三分の二以上の多数による議決を必要とする。
予算委員会という舞台で子供の喧嘩をしたとなると、「秩序を乱した」といってもいいでしょうし。

しかし、仮に永田さんが除名され、四点セットで攻撃していた民主党が自滅したとなると、「やっぱり小泉さんはツイている」ということになるんでしょうね。