川の果ての更に果てに

Svensk,Danmark,Norges,Suomen応援ブログ

走る…走る…バテる…

2006-02-14 21:42:46 | その他スポーツ
スポーツネタが多数を占める当ブログ。やたらと偉そうなことを言っていたりもする私ですが、その能力たるや…
ごくごく平凡な一般人のレヴェルを上回るものではありません…

唯一まともなのは長距離走くらいだったのでしょうけれど、これもあくまで普通の人と比較してというレヴェル…10キロを40分で走れたくらいです。フルマラソンなら辛うじて2時間台ですが、多分体力がもちません(笑)。それも1年半ほど前の話で、今日久しぶりに5キロほど走っただけでバテました(苦笑)。
いかんなぁ。何とか10キロくらいは平気で走れるくらいまでには回復しないと。

ちなみに短距離はかなり×です。筋肉がそういう出来になっている…のかは(速筋とか遅筋の割合とか先天的なものがありますからね)分かりませんが、どちらかといえば走るなら長距離向きのよう。競技で言うなら、野球・アメフットよりはサッカーの方が向いていて、サッカーでもFWやSBなどをやるよりはスピードを問われないセンターハーフあたりが向いているという感じでしょうか。どちらも全然ダメですが、何気に両足のレヴェルが同等という部分もありますし(笑)。
ただまあ、学生時代は何故かいつも左サイドバックでしたね。といっても、クラブに入っていたわけでもなく、あくまで授業の時とかそういうのですけれど。というか、誘われたのって野球部からマネジャーになってくれと誘われたくらいですし。
メジャー選手のトレーニング方法を色々調べたりしていたのが評価されたらしい(笑)。入らなかったけれど。
魔球を持っていたバレーにしたって、サーブだけですし(笑)。
バスケは中学まではハーフラインから3ポイント入れられたのですが、高校くらいになると筋肉のバランスが崩れて突然入らなくなりましたし(笑)。元々2点シュートとかは全然ダメでした。
話が逸れました。
で、サイドバックのくせに上がらない(笑)。北欧系のCBがそのままサイドに回った、そういうサイドバックよろしくただ守るだけ。
ちなみにGKもやっておりました。この時は何故か超がつくくらい攻撃的で、とにかく前に飛び出していました。誰から指示受けたわけでもないんですけどね。
MFから前は経験無しです。テクニックはないということでしょう(笑)。

野球については…中学校止まりですね。正直、野球をすることについては好きじゃなかったです。マネジャーに誘われるくらいに知識だけはあったようですが(笑)。やはり旬瞬発系筋肉が欠けているのか、
ちなみに選球眼はまあまあ良かったですが、高めの速球には必ず手を出して空振りしておりました(笑)。低めのボールを狙っていこう、なんて言葉をかけてくれる者もおりませんでした。で、何故かスイッチヒッターでした(笑)。器用貧乏がこのあたりでも炸裂しています。

アメフットについてはプレー経験ゼロです。高校が一度だけ全国選手権の決勝に出たので、それを長居あたりかに見に行ったのですが、法政二高にボロ負けしてましたね。当時はもちろんルールもよく分からず、まさかNFLなんかに興味を持つなんて思いませんでした。

フィンランド代表調査 +α

2006-02-14 20:45:05 | サッカー
色々調べました(笑)。
日本の対戦相手だからというわけではなく、元々北欧勢大好きということで、当然フィンランド代表も気になる存在です。とは言いつつも、中々フィンランドの試合がやってくれないですし、やってくれても他の試合を見ることが多いので、つい…。
今回の日本戦は現状のフィンランドを知るうえでもいい機会だと思っています。

で、フィンランドのこれまでですが、当然W杯にもユーロにも出場したことがありません。個人的にはラトビアやスロヴェニア、スロバキアあたりとなら互角に戦えると思いますし、組合せさえよければプレーオフくらいにはとも思っているのですが、中々そうもいきません。
もちろん、勝てないのはチームとしても弱点があるからで、要は卓越した個がいないので(リトマネンも独力で打開するタイプとはやや違う…。まあ、彼の全盛期の時にはサポートする選手がいなかったということも大きいですが)スター1人+兵隊10人という戦略もとりにくく、また中途半端にあちこちのリーグに選手を出しているので、徹底的に組織戦術を練るというのもできにくいという状況にあります。
本大会で対戦する相手国というよりは、むしろ日本と似ているのではという気もしています。

改めて、2月7日発表の代表選手を…
GK:ヘンリ・シッランバー ミッコ・カベン
DF:ベリ・ランピ アリ・ナイマン トニ・カリオ
トニ・クイバスト ユッカ・サウソ ヤーリ・イオラ
MF:ユハ・パソヤ ユウソ・カンガスコルピ ヤンネ・サーリネン
トゥマス・ハーバラ カリ・アリキブオ トゥマス・ウーシマキ
ヤーリ・リトマネン
FW:ダニエル・ショルンド ケイヨ・フースコ
でしたが、リトマネンはやっぱり来ていません。怪我のせい、ということですが、日本まで来るのが嫌ということもあるのかも…。うぅ、悲しい…。

GK。ミッコ・カベンは現状第二GKのようです(ニエミが代表引退したそうなので)。ヤースケライネンは…来るはずないですね。

DF。トニ・クイバストはヒューピアとコンビを組むことの多いベテランのセンターバックです。キャップも60を超えているそう。
ヒューピアの相方はパサネンという印象がありましたが、案外そうでもなかったのが意外。
サーリネンもキャップ40。クイバストを忘れていてサーリネンを覚えているのは何で? 見た試合での印象でしょうか。ま、かといってプレーに印象があるわけでもないのですが。全然知らないヤーリ・イロラは21試合に出ています。今後の強化を見据える上では使うのでしょう。
あとは若手組サウソ、ナイマン、ランピあたりを今後を見据えて出すというところではないでしょうか。サーリネンはMF登録なので、MFの年齢層を考えるとそちらで使うのかも。

MF。何か微妙な年齢の選手が多く、特に若手路線という風でもありません。
プレミア勢は来ないと言っておりましたが、トマス・ハーバラだけは唯一の例外でした。彼はマンチェスター・シティに所属しています。背番号4ということは期待されていそうなものですが、今シーズンはリーグ戦は1試合も出ていません。かと思えば27歳で若手と言い切れるほどでもないし、それでいて代表キャップも1という何か良く分からない選手ですが、一応はそれなりに能力の高い選手なんじゃないかなー。
見たことないので何ともいえませんが。
タイニオやエレメンコあたり、あとはリトマネンが来てくれればねぇ。

FW。リトマネンが来なかったので最大の注目選手はダニエル・ショルンドでしょう。現在ユールゴーデンに所属する22歳の彼はリヴァプール在籍の経験もある選手です。ちなみにスウェーデン人として紹介している失礼なところもありましたが(笑)。ケイヨ・フースコについてはよく分かりません。
フォルッセルとかクキとか…

総括
ダメだダメだと言ってきましたが、案外国内組で臨む日本にはちょうどいいくらいかもしれません(苦笑)。選手のやる気如何によっては苦戦するかも。
でも一番ダメなのは監督のホジソンかも。この人って何か勝ち取ったことあるんですか? 私の記憶の中にはないんですけど。

トリノ五輪・中々勝てず

2006-02-14 18:59:10 | その他スポーツ
中々メダルには手が届かないみたいですね。
ま、もちろんメダルだけで価値が決まるとも思わないですし、50歳を過ぎてなお参加している選手のように、勝敗を超越したような価値のある選手もいるわけですけどね。選手達の演技には一様に拍手。力を出し切れた者、出し切れなかった者、色々結果は異なるでしょうが、皆さん立派でした。

とはいえ、まあ、スノーボードのハーフパイプのように、期待を大きく裏切る結果が出てしまうと少なからずショックではあるでしょうね。成田選手と今井選手の父親は何か言ったのでしょうか。
今までの言動を見る限りでは「それ見たことか」とか言っていそうな気もしますけど、いくらなんでもそんなことはないですよね。メロ選手は腰椎の捻挫を起こしてリタイアしてしまったようですし。

こうなると、後の選手はますますメダルの重圧がかかってくるでしょうねぇ。加藤選手ですら6位(色々不運があったそうですけど。中に陰謀とか言っている人もいそうですね)なわけで、より実力以上の力を出そうとしてかえって…なんてことがありそう。むしろ期待されていない及川選手のような存在、あるいは主将で経験もある岡崎朋美選手あたりに期待でしょうか。
メダルの数どうこうなんてどうでもいいですけど、全員悔いの無い演技をしてほしいですね。まあ、そのためにも重圧軽減のために1個欲しいというのも確かなのですが(苦笑)。

フィギュアまでゼロだったとしたら、どうなんでしょう。元々の注目度もありますし、もう重圧が地球のように重くのしかかってくるかも。
何か結果論として、浅田選手は出さなくて正解だったような気がします。
安藤選手あたりも初出場でこれは厳しいでしょうね。まあ、逆境があっただけに無心に滑れるかもしれませんが、何となく経験のある荒川、村主の方が可能性があるかも、とは感じます。まあ、三人の誰が好きで誰が嫌いというわけでもないので、全員頑張ってほしいのですが、何となく。

で、まあ、勝てない原因は色々あるんじゃないかと思うんですけど、ちょっと思うのは長野世代にこだわり過ぎてるのかなということ。
例えばジャンプ。
「長野の圧勝を受けて、ルール改変がなされた結果、それまで勝っていた日本人選手は不利を被るようになった。欧米主体、卑怯だ」という理屈自体は分かります。
ただ、ルール改変がなされた結果、有利になった選手も日本にはいたはずです。そういう選手に日本得意の技巧面を鍛え上げていけば、5,6年経った現在、ジャンプ陣のエースとして君臨していたということもあったのではないでしょうか。まさかコーカソイドにはできるけど、モンゴロイドには出来ない動きをしなければ勝てないルール改変があったというわけではないでしょうし。
というかモンゴロイド系のフィンランドが強いわけですし。それにそこまで研究してまで勝ちにこだわっていたとするなら、それはそれですごいと私は思いますが…。
別に不利になったら長野の英雄も見捨てろというのではなく、変わったら変わったで新ルール向きの選手を育て上げるという方法があってもいいように思います。今いる選手達を新ルールで勝たせるということに必死になりすぎて、新ルール向きの逸材に目が向かなかったんじゃないかなあと。
まあ、そんな人材がいない程、ジャンプは選手層が薄いのだということなら、それはそれで仕方ないのですが…
その他、長野のメダル勢が何だかんだ言ってまだまだ抜かれていない現状が、日本の停滞を示しているのではという気がします。だからこそ、唯一追い抜く選手が現れているフィギュアに期待が集まっているのかもしれませんけれど。

…内実を知っているわけでもないのに偉そうな口を効いてしまいましたが、もちろん、これから日本の冬季競技の今後を担う選手が出てくるかもしれませんし、まだまだ期待して見ることにしましょう。

国民年金・間接強制に思うこと

2006-02-14 06:40:05 | 日々のニュース
最近、あまり話題にもなりませんが、国民年金に関連する話題が先週幾つかありました。
相変わらず回収率は低迷しているようで、およそ65%くらいだそうです。まあ、3人に1人は払っていないということですね。で、何とかこれを8割から9割くらいまで持っていきたいようなのですが、中々うまくいかない。
ということで、まずは社会保険庁と関係する社会保険労務士や医師に対して、未払いならば登録取消という手段を考えているそうです。
次いで、未払いの自営業の人に対しては国民保険を暫定的なものにして、いずれは保険証の効力を取り消そうと考えているのだそう。つまりまあ、自営業者であれば定年がありませんから、国民年金がいらない。だから、国民保険さえあれば年金がなくても収入がありうる。だから年金を払わないという図式が成り立ちえますので、それに対してこういう方法を取るということのようです。

まあ、一応払っている立場からしてみれば、確かに払っていない人に対して不公平感を抱かないことはないです。もちろん、私の場合は趣旨に賛同して払っているというよりは、「一々拒否して後で揉めるのも嫌だし」という消極的理由によるものなので、払いたくないという人の気持ち自体は分からないでもないのですけど。
だから、そういう措置もありなのかなと思わないでもない。

ただ、よくよく考えれば、これって昔ファミコンソフトなどを売る時にやられていた抱き合わせみたいに思えなくもないですね。
と言いましても、今やファミコン世代もそうはいないでしょうから言及しておきますと、売り切れそうな人気ソフトに、中々売れないソフトをセットにして売るというやり方なんですね。買う方は、売り切れそうなソフト(例えばドラクエ)が欲しいから、買いたくない売れないソフトが一緒でも、嫌々買わざるを得ないと。今は法律に違反するということで、廃れてしまいましたけどね。

何故、年金を払わないのか。単純に払う金がないという人は仕方ないとしまして、払いたくないと思わせるのは何故なのか。これはまあ、年金改革の時に明らかになりましたように、業種による不公平が存在していて、また世代間でも不公平が存在しているからですね。
社会保険庁は相変わらず一番都合のいい出生率に従って数字を算出しているのであり(それ自体悪いとは言いませんが、最悪の数字も算出しておかなければ単に組織全体で幻想を見ているだけということになりかねない)、現実味がありません。かといって、政治家達にはおそらく細かい数字を微調整して法案を作るなんていう能力はないでしょうし。
ま、要はそういう国民年金に対して幻滅している人が、返ってくるか不安になっている人が「払わない」と言っているのだと思います。
これは要は「売れゆきの悪いソフト」であるということですね。
一方の国民保険はまあ、自営業なら大抵入っているのでしょうし、また社会保険労務士や医師資格はそれがないとやっていけないということで、「売れるソフト」なわけです。
売れないソフトを何とかしたいがゆえに、抱き合わせで数字をあげようとしているのが今回の考えなわけですね。

ソフトの小売店なら仕方ないかもしれません。売れないソフトは叩いてでも売りたいでしょうから。多少セコい手段を使うことも許されると思います。
しかし、社会保険庁は(国民年金の)メーカーでもあるわけです。メーカーが「売れないから抱き合わせにする」というのはあまりにも無茶苦茶ではないでしょうか。
そういう姿勢でいるからこそ、本当の年金改革が進まない、という気もしないでもありません。不公平感がどんどん進むたび、他所の制度とひっくるめられれば、健全な制度ですら腐ってくるという事態になりかねません。実際、高速道路とか整備新幹線はそういう状況で腐敗が進みつつあるわけですからねぇ。

個別に採算を取らせる、個別に何とかさせるという感覚が無さ過ぎるからこそ、切り詰めようとしても借金が減らないのではという気がします。いっそこの分野だけ完全に切り離して国民年金庁にでもしてしまい、厚生労働省の中から有志志願者でも集めて、単独で作りなおしをさせるくらいの方が効果的なのではないでしょうか。
売れるソフトを作るという極めて当然な作業をさせるべきだと思います。

ちなみに、医師会や社会保険労務士の団体は「議論が違う」と反発しているそうですが、どうもこちらの方に理があるように思います。まぁ、自営業者の団体が自民党とつるんで反対すると、何だかなぁと思わないでもないですが…。それでも、やはり正しいとは思う。
もちろん、払わない人に多少のペナルティは与えてしかるべきだと思いますが、そもそもはまともな制度にしようという態度がないことが問題なのであり、それを棚に上げて払わない奴が悪いというのもいかがなものかと。

個別部分を個別のものとしていい悪いを判断することをやってほしいですね。