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川の果ての更に果てに

Svensk,Danmark,Norges,Suomen応援ブログ

インテル、ローマは○

2006-09-10 13:14:35 | サッカー
平山、FC東京が有力?
ガンバ大阪あたりには断りを入れて、セレッソと磐田あたりと並んで東京が候補になっているのだとか。
仮に東京に入るとどうですかね。平山の何となくのっそりとした動きがJで通用するかは試合に出てみなければ分からないという部分がありますが、PA内に入ることを嫌がる馬場や栗澤よりは頼れますかね(笑)。プロ意識について批判されていますけれど、FC東京の選手達も意識の低さではどっこいどっこいでしょうし。
でも、今まで簡単に当日券で見られていたのが、平山が加入すると結構当日券では入れなくなるかもなんてことになると、それは嫌ですね~。

セリエA開幕戦
インテル、ローマが順当に勝ったようで。ズラタンもスタメンでした。ズラタンはゴールをあげました。とりあえずズラタンが点を取れたのは大きいです。
フィオとローマ、ミランあたりが難敵になりそうな状況でフィオに勝てたのは大きいですかね。フィオは首位との勝ち点差が22で絶望的ですね(笑) 順位表が面白いことになっています。
史上初めてBで開幕を迎えたユーヴェは引き分けたのだそうで。

スペイン第二節
放映権問題が解決してようやく日本のファンにとってもリーガが開幕。
こちらもバルサとバレンシアが順当勝ちしました。

マージーサイドダービー
クラウチ・ジェラードが代表疲れか不発。エヴァートンに3-0と大敗してしまいました。CLなどがあるので早い段階から始動していた割には開幕3試合で1勝とイマイチという感じです。始動が早い分、どこかで落ちるでしょうからダッシュができなかったのは痛いですね。
試合はクラウチが特にさっぱりという感じのようで。代表でも点を決めている以外はあまり良くないって話を聞きますけれどね(笑)
替わって入ったカイトはまあまあ良かったそうですが、2-0となってトフィーズが多少ペースを落としていた段階だけに、即カイト○、クラウチ×とも言い切れない部分はありますが、クラウチよりはカイトの方が可能性がありますかね。
CLグループリーグ初戦のPSV戦ではベニテスはどうしますかね。
まあ一番気になるのはリーセが深刻なケガを負ったらしいという話なのですけれど。

ユナイテッドは開幕4連勝。ポーツマスが3勝1分とスタートダッシュには成功した印象です。

高原初ゴール
ドイツカップで3部のチームが相手ではありますけれど…

松井も活躍?
彼が受けたファウルからチームの先制点が生まれたのだそうです。

J1・第22節

2006-09-09 22:14:36 | サッカー
FC東京 1 - 3 ヴァンフォーレ甲府
個人的にはドローかな~と思いながら味スタに行きました。順当にいけば東京のチーム状態は良くないですし甲府が勝つべきですが、アウェーですし、石原がいないので厳しいかな~ということで。
いらぬ心配でしたね。
前半は3点取るまで甲府のペース。FC東京にも決定機が三つありましたが、全部甲府DFとGKの大きなミスが絡んでますのでゲーム全体を甲府が支配していることには変わりありません(笑)。ボールへの執着心が違いすぎ、これではいくら1対1で技量差があろうと話になりません。正直倉又さんは何を言って選手を送り出しているんだろうと思いたくなります。甲府はボールを取ると縦への早い展開を常に狙っており、また常にトライアングルを作ろうとする動きが明快で痛快な感じです。
で、CKから先制点。CK自体はクリアされたのですが、ファーに流れたボールを茂原が「とーっ!」と無理に足で合わせたところ、当たっただけで威力のないシュートがそのままゴールイン。
ついでFKから甲府の誰かがPA内で奇妙な倒れ方をしたと思ったら藤山に引っ張られていたようでPK。バレーがきっちり決めて2-0。
更に中盤で一度ボールを奪われた甲府が早いチェックで奪い返し、裏に走ったバレーへ。バレーがジャーンを振り切って冷静に3点目をゲットし、36分で0-3。一度奪ったのでジャーンがバレーから目を離し、そうしたらあまりにあっさり取り返されてそこを突かれたわけで…正直離したジャーンも取られた選手も問題あり。バレーについては徳永も目を離しているシーンが多かったです。というか徳永は悪い意味でJに慣れてしまったのかここ何試合か手抜きをしているように見えるプレーがちらほらと。
0-3になってようやくFC東京の個々の選手にボールを奪おうという意識が芽生えてきましたが、逆に言うとそこまでやられるまで漫然としていたわけで。

後半。
甲府側にたってみると開始10分くらいはFC東京が必死に攻めてくるだろうから、それを凌いでカウンターの機会をうかがえば、追加点も取れるだろうと思っていたら、GKの阿部が……味方のパスを即座にセーフティクリアするでもなく、自分のものとしてはっきりトラップするでもない状態でいるうちにボールをルーカスにかっさらわれてそのまま無人のゴールに流し込まれるという…即サブ降格を命じられても文句が言えないミスで失点。
ただ、その後しばらくはFC東京の配置替え(前節に続いて後半開始早々に2人交替。これも倉又監督の落ち度というよりないですね)に戸惑っていた甲府も10分過ぎには落ち着きを取り戻し、30分くらいまではややFC東京ペースもどちらも決定機が多くなる…ただ、スペースが出来てきたんで即フィニッシュまで持ち込めますが、どっちもフィニッシュの精度が悪いです。

終盤は甲府の足が完全に止まり、そうなると一対一で勝てず、運動量でも勝てずで一方的でな展開に。しかし、FC東京の選手は皆ゴールをあげれば処罰されるかのごとく、恐怖心が先立ってシュートしているような印象で、ことごとく枠を外れてしまいます。
そんなこんなで1-3で終了。甲府は阿部のミスがなければ途中で諦めたであろうFC東京から更に2点くらい奪って0-5で快勝できたのではと思います。後半は自分達で苦しい試合にしてしまいました。阿部は自分のポジションをよく考えて猛省してほしいですね。勝った試合で、好セーブも連発していただけに尚のこと。

さて、FC東京は順位的に降格を心配するほどのものでもないですが、かといって上を狙えるものというわけでもありません。
だから目指すものもなく漫然とプレーしてしまいたくなるのも分かりますが、前途ある選手達がこんな試合を続けて短い選手生活の大切な時間をムダに浪費してしまうのかと思うと何だか哀しいですね。

ジュビロ磐田 7 - 0 アルビレックス新潟
これまた派手に取ったものです。

横浜F・マリノス 1 - 2 川崎フロンターレ
我那覇はいつものように後半25分過ぎにあえなく交替…ここまでチーム内で立場の軽い日本代表FWって彼くらいでは。

ガンバ大阪 3 - 1 セレッソ大阪
大久保外して西澤1トップで名波使った方がよかったんじゃないかって気がするんですけれど…

ジェフ千葉 1 - 3 清水エスパルス
そろそろサカマガかサカダイに「長谷川健太の目指すチーム」とか特集が組まれるかも(笑)

サンフレッチェ広島 0 - 0 名古屋グランパス
大分トリニータ 0 - 0 アビスパ福岡
福岡や広島にとっては1でも大切です。

セリエ開幕

2006-09-09 12:15:43 | サッカー
U-21欧州選手権・プレーオフ
セルビア - スウェーデン
チェコ - ボスニア・ヘルツェゴビナ
ロシア - ポルトガル
フランス - イスラエル
イングランド - ドイツ
イタリア - スペイン
ベルギー - ブルガリア
スウェーデンのアンダー世代、人が全くいないわけではないですが、現状とってもすごいという選手がいるというわけでもありません(敢えて言うならファルネルドくらいか。S・ラーションはどうなんだろう?)。
セルビアの状況は分かりませんが、楽な試合にはならないでしょう。でも、頑張ってほしいものです。

セリエA開幕
ユーヴェがいないということで「寂しい開幕」とか言われていますが、それは仕方ないような気がするんですけれどね。
まあ、減点のないインテルとローマが候補になるんでしょうね。ミランは強いんでしょうけれど、トップクラスのFWが3人でうち一人が怪我がちのピッポというのがどうしても引っかかります。一人ケガして一人サスペンションだとグルキュフ+カカーを下に置く1トップみたいな形になるのかってところがありますので。
どっちが有利かっていうと、相変わらず沢山出入りのあるインテルよりはローマって気もしないではないです。財政難から本来放出が多いはずのチームがスキャンダルの影響もあって現状維持ができたわけですので、選手の間にも「できるぞ」という意識があるかもしれません。
インテルはまあ、戦力を巧く使えば当然一番近い位置にいますし、亡きファケッティのためにというファンやフロントの思いが選手に伝われば、でしょうか。
波乱を起こしそうな中堅あたりは正直スカッドを見ていてもピンと来ないですが、そもそもここ数年実力を出し切れていなかったウディネーゼ。あとは戦力値ではビッグクラブに次ぐパレルモあたりでしょうか。
個人的には主力が軒並み残留したカリアリがスアソの大爆発もあって序盤の台風の目になんてのも期待しております。

大黒は間に合う、小笠原は間に合わない
開幕戦までに就労ビザが間に合うかという問題。
加入が決まったのは小笠原の方が早かったのですけれど、手はずが悪いということなのでしょうか。

ルーニーが暴行事件
 記事を素直に読む限り、明らかに相手の方が悪そうなんですけれど(同業者だし)…
まあ、目をつけられているから叩いてみたら埃が出るかもみたいな事件ですかね。マイク・タイソンの周りに事件が耐えなかったのと似たようなものでしょう。

平山相太

2006-09-08 23:12:31 | サッカー
◆ Football Kingdom ◆のコージさんから要請がありましたので、ヘラクレスを退団してJリーグ入りが濃厚とされる平山について取り上げてみたいと思います。

平山相太は190センチの大型FWで大型の割には高水準の技術も備えており、全体としてのっそりしているものの潜在能力を感じさせるストライカーです。高校選手権の通算得点王でもあり、ワールドユースに二度、前回のアテネ五輪だけでなく次の北京五輪のエース候補としても期待される選手です。
国見高校卒業後、筑波大に進学しておりましたが、突然休学してフェイエの練習生となり、フェイエは不合格だったもののヘラクレスに入団。一年目で8点をあげて印象を与えたものの、飛躍が期待された二年目の今年、「練習態度が悪い」、「太っている」という理由で戦力外になって退団。日本に戻ってきたところ、Jの数チームが早速オファーを出したそうです。

で、まずは日本サッカー協会の幹部とかキャプテンが「平山は退団の仕方が『怠けていた』とかいう理由で、そんな選手を採ることはネガティヴなイメージを与える」とか言ったとどこかの夕刊に記載されていたなんて話がありました。
これは正直理解に苦しみますね。
例えば浦和レッズがエメルソンを解雇したのも毎年のように帰国が遅れてコンディション調整に苦労するなどの素行不良に我慢できなくなったからで、エメに限らず同じような理由で解雇されるブラジル人は山ほどいます。が、そういう選手が国内に戻ってきたときに「コイツはさぼるから採ってはいけない」とCBFが言ったなどという話は全く聞きません。
犯罪をやって逮捕されたとかいうのならともかく、「オフに太っていた選手は印象悪いからJに来るな」っていう感情論だけで他人の契約まで左右させようというのは理解に苦しみます。市民法というもの、契約自由の原則を理解していない証明以上の何者でもありません。むしろ「そんなブラジル人みたいな理由で解雇される日本人が出てくるようになったんだ」と喜んだっていいかも…というのは言い過ぎですが。
チームが欲しいと言って、平山が行きたいと言ったのであれば、そこに行けばいいとしか言いようがありません。

まあ、もちろん、それと平山が今後Jで成功し、代表選手としても活躍できるかというのは別問題ですけれどね。
素行の悪い選手は一時的には活躍できても中々活躍できないという例があるわけですし。クライファートとかズラタンとか。
ただま、平山が特別素行が悪く怠惰な人間かどうかについては何ともいえません。何せ一年目なわけで、しかもいきなり海外ですから調整法とかを知らなかったという部分もあるかもしれませんしね。

あと、長崎の人に以前聞いた話によると、平山は開成に行くことも不可能ではなかったくらいに頭が良かったらしく、それと伝え聞く素行を合わせると「なまじ頭がよくて飲み込みが早いためにサボるコツまで覚えてサボってしまう」ということになるのでしょう。ただ、これも例えば同じメニューばかりで練習していたジーコの日本代表が最後の方は漫然とメニュー消化をしていたらしいというのとそう変わりがあるとも思えないですし、平山が特別ダメだということもないような気はします。
ついでに平山にはあてはまらないでしょうが、頭のいい選手にはもう一つ弊害があり、勝手に試合を読んでしまうというのがあります。馬鹿はいい意味で現状が理解できないのでガムシャラに頑張るわけですが、頭のいい選手は空気を読んで「今日はダメだ。無理せんとこ」となりがちなわけです(逆に馬鹿は現状が理解できないので間違ったプレーを選択する反面、頭がいい選手はプレーを間違わない)。

あと、ある程度オランダリーグを分かる人が見ればすぐに分かることですが、平山はいわゆる弱いチームからのみゴールをあげており、中堅以上のチームからは点をあげておりません。
ただ、だから平山は大したことがないとなるかというと、逆に自分より力関係が下の相手に対するスコアリングが安定していると見ることもできるのでこれまた何ともいえません。高原みたいにカーンから点を取ったけれど、弱いチーム相手に点を取れないというのもいるわけですしね。

「Jを舐めているんじゃないか」と批判されがちな性格面はどうかというと舐めてかかること自体は彼のポジションがFWということを考えればそんなに悪いことでもないような気はします。ひたむきで真面目な日本人FWがどうなっているか、自分達で自分達を追い込んで四苦八苦している例は推挙に暇がありません。
むしろ「なるようになるんじゃないッスか?」くらいの奴の方が案外FWとしては巧くいくのかもと思わせるところもあります。もちろん、練習をしないという状況ではいずれ才能を枯渇させて落ちていくことになるでしょうけれど、絶対に練習をしない選手というのもそうそういるものではなく、問題児が監督との相性、チームとの相性如何でガラリと変わった例だってあるわけですしね(例えばヴェルディにいた頃のエヂムンド)。

色々考えていくうちに、プレースタイルからするとオシムのチームに合わないように思える平山は実はオシム好みのFWなのではという気もしてきました。
自分で判断できるという点があるわけで。
もちろん今のところ悪い意味でしか平山の自己判断は出ていないわけですが、逆にいい意味での判断ができるように鍛え上げれば、言われたままに従う選手よりも遥かに戦術的に多様性をもたらすのかもしれません。もちろん、飼いならすのに難しい選手でしょうが、オシムはそういうのは慣れているでしょうしね。
とか考えると、平山にはオシムの率いるジェフに行ってもらいたかった。もちろん息子じゃないほうの。

皆の事情

2006-09-08 14:14:16 | サッカー
サヌアから戻ってきて、明日はまたJリーグ。代表選手は大変でしょうが、そうした辛い日程を乗り越えることでまた成長するんでしょうし頑張ってほしいものです。
ちなみに明日もまたFC東京。味スタのブラジル祭りに行くですよ。

大久保、不敵にアピール
「イエメン相手なら6、7点くらいとらないと」と挑発するような発言をしたのだそう。 → 
しかし、8試合で2点しか取っていないFWにそんなことを言われてもという気は…絶好調の松橋あたりが「俺のスピードがあればもう2点くらいは入ったはずだ」とか言うならまだ分かるんですけれどね。

平山がU-21に召集
ヘラクレスを退団して逆に呼びやすくなったということですかね。オシムの構想の中にも入っているとかいう報道もありますけれど、走らない選手であることは明確ですし、「走らない損失に見合うだけの戦術的・結果的メリット」を見出せる選手とまでは言えないような気もします。
ガンバ大阪がオファーを出しているという話もありましたが、西野さんはああいうタイプを使うのがあまり巧くない気もするんですが…

アラゴネス窮地
北アイルランドに金星を献上したスペイン。「スペインは地に落ちた」と一斉批判が飛んでいるそうで、8年前のキプロス戦を引き合いに出しているところもあるのだとか。
ま、私も実はキプロス相手に2-3で負けてクレメンテが解任されたゲームのことを思い出したんですけれどね。ただ、そのときと違ってアラゴネスにもスペインサッカー協会にも解任の意図はないようで。
そんな状況のスペインを10月に迎えるスウェーデン。手負いのスペインを冷静にいなすことができますかねぇ。

トリノ、デ・ビアージ解任でザッケローニが就任
開幕直前という段階での監督交代。果たしてどう出ますかね。
デ・ビアージは大黒に対していい評価もしていたようで、大黒にとってはまた一からやり直しということになります。ただ、攻撃的なザックであれば攻撃選手の起用機会は増えるでしょうし、そういう意味では有利かもしれないですね。

インテル、背番号3を永久欠番に
先ごろ亡くなったジャシント・ファケッティ会長の現役時代の背番号を永久欠番にすることを決定したようです。で、現在背番号3をつけているブルディッソは剥奪されて16番になるのだそう。まあ、「永久欠番にするからくれ」と言われるとどうしようもないでしょうね。

それとは別に昨日のエントリ「ジーコリターンズ」で宮本の存在を忘れるという決定的なミスをしていたことに気付きました。3ヶ月程度で完全に忘れ去られる主将って…

ジーコリターンズ

2006-09-07 20:06:29 | サッカー
中東遠征を終えて、「決定力がない」とか「しっかりキープできる選手が中盤に欲しい」とか色々不満が出ているようです。
前監督の時には「チームのために走れる選手が欲しい」という不満が多くて、それが実現したら今度は逆のことになるから不思議です。
いやま、別にそれを批判するつもりというわけでもないですけれどね。

で、そうした批判を見ていて思いついた遊びエントリを。
以前、ドイツの日本代表をトルシエが指揮していたら…という仮想をたてましたので、今度はジーコが留任していたら…しっかりキープできる選手ばかりで構成されていたらという架空シリーズでここ四試合をシミュレーションしてみましょう。

トリニダード・トバゴ戦
ヒデが引退、中澤が代表引退をしたということですんなり小笠原と田中誠が昇格。調子が戻ったということで久保をさりげなく呼び戻すのがジーコ流(笑)
海外組が来ないので普通に国内組で編成。批判の多い柳沢について「私の目には彼は未だ日本トップのFW」と信頼厚い。
スタメンは
川口 - 加地、坪井、田中誠、三都主 - 福西、小笠原、小野、阿部 - 久保、柳沢
「W杯の反省を活かす」と試合前にハッパをかけていたジーコだが、いざ試合が始まるとまるで変わらない。それでもトリニダードトバゴにやる気がないので中盤で圧倒。20分過ぎに三都主のFKで先制すると直後には伸二がスクリーンパスを出したところに珍しく阿部が二列目から飛び出して反応。GKと1対1になり冷静に沈める。
後半暑さでグダグダになり、結局2-0で終了。

イエメン戦・ホーム
メンツはトリニダードトバゴ戦とほぼ同じ。小笠原が移籍準備のため辞退したところに長谷部が入る。
川口 - 加地、坪井、田中誠、三都主 - 福西、阿部、長谷部、小野 - 久保、柳沢
ひきこもり状態のイエメン相手に7割近いボールキープも何故かシュートまでに至らない形が多くてイライラを誘う。長谷部、小野、阿部の連携がどうもしっくり来ず中々点が入らない。それでも後半半ばにFKのチャンスから何故か田中誠が決めて先制。後半終了間際には久保に代わって入った佐藤寿人が追加点となるゴールをゲット。2-0で勝利もあれだけ支配していて2点かと不満が大きい。ジーコは「素晴らしい勝利だった」と大満足。

サウジアラビア戦
当然のように海外組を召集し、フルメンバーで戦うと公言。
松井大輔の序列は未だ低く使ってもらえず、ヒデと中澤がいなくなった以外は変わらず。
川口 - 加地、坪井、田中誠、三都主 - 福西、小笠原、小野、俊輔 - 高原、久保
試合は前半から左サイドを再三破られるも、サウジの攻めに決定力がなく辛うじて失点ならず。後半業を煮やして小笠原アウト、茂庭インで3-5-2となり攻撃的になる。加地が再三右サイドを突破しているうちに久保がドサクサ紛れのゴールで先制。その後サウジの猛攻を受けるも攻め込まれると強い川口がファインセーブ連発で阻止。
結局1-0で辛勝も「内容が最悪だ」と新聞もテレビも大バッシング。ジーコ本人は「公式戦なので内容より結果だ」と意に介さない。

イエメン戦・アウェー
序列を大切にするジーコなので、メンバー交代は一切なし。
川口 - 加地、坪井、田中誠、三都主 - 福西、小笠原、小野、俊輔 - 高原、久保
高地での試合でピッチも悪くボールが足につかず。前半終了間際のFKのチャンスもうっかり蹴り過ぎてしまいオーバー。
後半完全に「疲れた~」ということで小野と俊輔が動かなくなり中盤でイエメンが圧倒。しかしジーコは高原を下げて柳沢、久保を下げて巻という交替で動かない二人がそのままピッチに残り、ますます失点の危機。
30分を過ぎると小笠原も動けなくなり、福西がトロトロと一人で中盤を維持…それではどうにもならずに35分過ぎに痛恨の失点を喰らい、イエメンに金星を与える。
試合後ジーコはピッチと審判に文句をぶちまけるだけの記者会見を展開する。

…ってなところでしょうか(笑)

仏が伊に圧勝

2006-09-07 11:30:48 | サッカー
スウェーデン 3 - 1 リヒテンシュタイン
(SWE)マルクス・アルベック2、マルクス・ロセンベリ
ズラタンとメルベリの控えが誰なのかが気になったこの試合。
ズラタン→アルベックは予想通りでまあいいにしても、メルベリの代わりはルチッチですか…試合自体は相手が相手ということもあってかなり優勢だった模様。
(SWE)シャーバーン、ニルション、ルチッチ、ハンション、エドマン、リンデロート、アレクサンデション、シェルストレーム(→アンデシュ)、リュングベリ、アルベック、エルマンダー(→ロセンベリ)

アイスランド 0 - 2 デンマーク
(DEN)デニス・ロンメダール、ヨン・ダール・トマソン
最近の好調ぶりをしっかりと結果に結びつけています。ベントナー起用の度胸はさすがになかったようですが、カーレンベルクが非常に機能しているようです。
(DEN)セーレンセン、ヤコブセン、グラフガード、アッゲル、クリスティアンセン、ポウルセン、カーレンベルク(→C・イェンセン)、グラヴェセン(→D・イェンセン)、ヨルゲンセン(→ヘルベグ)、トマソン、ロンメダール

ノルウェー 2 - 0 モルドバ
(NOR)フレデリック・ストルムスタッド、ステッフェン・イヴェルセン
ノルウェーも格下相手に勝利。フローデ・ヨンセンはスタメンでしたが前半だけで下げられてしまいました。
(NOR)ミューレ、ランベック、ハッゲン、ハンゲラン、M・ヨンセン(→イヴェルセン)、ストルムスタッド(→ラルセン)、アンドリーセン、ハスタッド、ペデルセン、F・ヨンセン(→スールシャール)、カリュー

フィンランド 1 - 1 ポルトガル
(FIN) ヨナタン・ヨハンソン
北欧勢では一番気になったこの試合。
試合前は何とか勝ち点1をと思っておりましたが、終わってみると「3取れた~。悔しい」という試合内容だったよう。
ポルトガルは相変わらずポストパウレタ、ポストフィーゴを構築できていないようで前半から攻勢をかけたのがフィンランド。どうせ守れないから攻めるしかないわけですが、ヨハンソンが先制。しかしヌーノ・ゴメスに一発でやられて同点。
後半早い段階でリカルド・コスタが退場し、ポルトガルはかなり失速していったようですが、結局決めきれず。
まあ、ポーランド、ポルトガルとやって勝ち点4なら十分なんですけどね。0の可能性もあったわけですし(笑)
しかし、取れる時にとっておかなければ厳しいってのがありますからね~。現状ティヒネンとパサネンが踏ん張っているようですが、この二人を含めて守備的ポジションは選手層がかなり薄いですし。
(FIN)ヤースケライネン、カリオ、ヒューピア、ティヒネン、パサネン、コルッカ(→アレクセイ・エレメンコ)、タイニオ、ヴァイリネン、ヘイッキネン、リトマネン、ヨハンソン(→クキ)

で、その他の試合
アゼルバイジャン 1 - 1 カザフスタン
ポーランド 1 - 1 セルビア
アルメニア 0 - 1 ベルギー

フィンランドと2位を争う両雄がドロー。これは美味しい結果です。

ウクライナ 3 - 2 グルジア
リトアニア 1 - 2 スコットランド
フランス 3 - 1 イタリア

まだ始まったばかりですが、イタリアちょっと苦しくなりました。

トルコ 2 - 0 マルタ
ボスニア・ヘルツェゴビナ 1 - 3 ハンガリー

BIHは守乱でホームで痛い一敗。

スロバキア 0 - 3 チェコ
サンマリノ 0 - 13 ドイツ

ポドル王子は予選得点王に大きく前進しました(笑) チェコもかつての同胞対決という難しい試合をプラティスラバで快勝。

イスラエル 4 - 1 アンゴラ
ロシア 0 - 0 クロアチア
マケドニア 0 - 1 イングランド

マめ。クラウチいい感じですね。

北アイルランド 3 - 2 スペイン
やったよ北アイルランド。
予選に一度ビッグニュースを与えてくれる地域が早々にノルマ達成。
スウェーデンとデンマークは勝たせてね(笑)

アルバニア 0 - 2 ルーマニア
ブルガリア 3 - 0 スロヴェニア
オランダ 3 - 0 ベラルーシ

初戦で失態を演じたオランダは快勝…というか、ベラルーシがちょっと弱気だったようです。

イエメン戦

2006-09-06 22:16:44 | サッカー
さて、高地のイエメン戦。実況が試合前「喉が渇く」と言っております。いつものように騒がしくなくなるのなら、いつも高地でやってほしい気もしますが。
サウジ戦ではうるさかった大熊コーチはどこまで頑張れるでしょうか(笑)

スタメンは前回批判された駒野が外れて替わりに羽生が入って3-5-2になっているよう。
川口 - 阿部、闘莉王、坪井 - 鈴木、遠藤、羽生、三都主、加地 - 達也、巻
阿部と遠藤はまた一緒に出ております。この二人がいると、何となくボールの落ち着きどころが一定していないという感じなのですが…

で、前半。
なるほど。酷いピッチと事前に言われていただけあってグラウンダーのボールがとっても素敵な転がり方をしております。15分くらいまではとにかくピッチと相手に合わせて四苦八苦という感じでプレーに意図もへったくれもありませんね。
最初にチャンスを作ったのはイエメンで右サイド深い位置からの折り返し。こぼれたところをミドルシュートですが、これは三都主がブロック。
20分くらい過ぎて少しずつ慣れてきたという感じですね。それまでただ走っているだけだった田中達也がプレーを始めました。
サウジ戦に比べると遠藤と阿部の関係も明確化されていて、両者が関与する機会も多い気はします。ただ、左CBに置くなら阿部より中田浩二の方がいいような気もするんですけれど…
32分には田中達也が右を突破してクロス…弾かれたところを再度拾って右に展開して達也の低い弾道のクロスがフリーの巻へ! ヘディングが左へ外れてました…
34分には加地が突破を図って転倒…ここは賢くファウルをもらいましたが、そのFKから阿部を狙ったのがオフサイド…
42分にはイエメンが攻撃に出ようとしたところを達也がカット。前の巻にあて、フォローした啓太がファウルをもらいますが、このFKは遠藤が壁の中へ…
結局、0-0のまま前半終了。

あまり動きがないですが、シュートだけは10本と結構打っております。
選手は全員、高地を意識してか、あるいはそもそも苦しいのか動きを控え目にしている感がありますね。まあ、これは仕方ない部分があるでしょう。20分以降はまあまあやっていますし、イエメンがダメすぎるのでとりあえず同じことを続けていけば、いずれは点が取れますかね。
個人ではやっぱり遠藤が今ひとつ目立っていない感じです。まあ、羽生と三都主が結構フリーポジションになっています(といっても役にたっているかというと別なんですが[笑])ので、本人は啓太だけではいかんとその調整をしているつもりなのでしょうけれど、もう少しプレー意図を明確に表してしてほしいですね。
後半空気の薄さがどう影響してくるのでしょうか。

後半。
田中達也に替わって佐藤寿人が入るよう。
その佐藤と巻の二人になってから、機転の利いたプレーが出てきました。ジーコ時代に二人揃って冷遇されて常に控え組だった遺産ですかね(笑)
しかし、それも10分くらいまでで序々に動きが悪くなってきましたね。ま、もっともイエメンも結構判断が悪くなってきている感がありますが。
そういえば、この試合アーリークロスが全くといっていいほどありません。オシムの叱責が効いたのでしょうけれど、ダメと言われたからやめるという感じで何だか微妙な気もします。
18分に巻と寿人の関係から坪井がシュート…オフサイド。
21分に羽生がアウトで我那覇がイン。3トップにするようで。羽生は遠藤が目立つようになってから逆に目立たなくなりましたね。あちこち走る意欲は見えたのですけれど…
25分にはイエメンのテキトークリアからCK。こういうのが点になればというところはありますが、跳ね返りを再度放りこんでゴールには入れたもののオフサイド。
27分には遠藤が長い距離を突破して巻へ、巻がスルーして寿人が折り返し、遠藤がフリーからシュート…もオーバー。ちょっと弾みましたけれど、これは冷静になってほしかったですね。
点が入らないのでまたまた闘莉王が前に上がるようです。果たして今日はどうなるのでしょうか。
40分には寿人のクロスに我那覇…枠の外…
30分過ぎくらいから、これは0-0だな~と思っていましたが、その予想を最後に裏切るロスタイム。右からの放りこみを巻が落としてまたまたフリーの我那覇! 二度目の決定機はモノにしました。
その後巻アウトで梅崎イン。何もせずに終わったらいくら「使ってもらえるだけでも有難い立場」とはいえ可哀相だな~と思っていたら、一応二度ほど触る機会はありました。結局、すぐ終わりましたけれどね。

ま~、高地であれだけピッチが悪いと内容云々はどうともいえませんかね。
前回と同じ轍を踏まなかったということを評価すべき、くらいでしょうか。
ってか、それ以外に何を言えという…(笑)

ってか、イエメンあれだけ引いているのにゴール前でしばしばフリーの選手を作っているのはいかがなものなんですかね。目先を一つ変えられると2人3人ドフリーって感じで。
イエメンだからといえばそれまででしょうが…

艱難辛苦?

2006-09-06 12:11:07 | サッカー
イエメンは厳しい環境?
アウェーの洗礼と各メディアが連呼していますけれど、ピッチが狭いとか空気が薄い自体はどっちも互角なので、あまり取り沙汰するようなものでもないと思うんですが…
イエメンの人が日本のホテルの前で夜通しドンチャン騒ぎをやって眠らせてくれないとか、アウェーチームであるがゆえに殊更酷い扱いを受けることをアウェーの洗礼というんじゃないですかねぇ。
選手は阿部は出るようで、二川も入る見込みなのだとか。前の試合で批判されていた駒野はどうなるんでしょうか。替えるにも代わりの左SBはいないですけれど…まさか三都主?

平山、ヘラクレス退団
大学での勉強を希望とかあります。筑波に再び入って、そのままどこかの強化指定選手という流れでしょうか…。退学してすぐ復学するというのも何かあれですけれどね。

ヒデ、無視されていた
分かりきったことといえばそれまでですが、チーム内で浮いていて無視されていたのだと川淵Cが明らかにしたそうで。今いる選手はおとなしいとかそういうことに原因があるのではとか推測を加えております。このあたりは本当に言っていたかどうか定かではありませんが。
しかし、「いなくなった選手」を批判する会長がいるのは分かりますが、「今いる選手」を批判する会長というのはいかがなものかという気も。しかもプレーではなく人格面を…

北欧U-21対決はスウェーデンが勝利
ライバル若手対決は後半終了間際に2点を連取して勝利しました。
(SWE)GKダーリン DFストア、ブランクビスト、ビェルスミア、ヴェンデト MFリンドグレン、ホルマン、ヴェルムブルーム、ファルネルド(→ルスティグ) FWランストレーム(→ゼンギン)、ゴイトム(→ベルク)
(DEN)GKT・ラスムッセン DFヤコブセン、トロエスト(→キルデントグト)、イェンセン、M・ラスムッセン MFツィームリンク、ヨルゲンセン、ティーゲンセン FWカース、ロレンツェン、ポウルセン(→オルセン)

ブラジル、ウェールズに勝利
ドゥンガのブラジル、今のところ運にも恵まれいいスタートを切っているようです。

マテラッツィ発言

2006-09-05 21:52:41 | サッカー
インテルのDFマルコ・マテラッツィがシーズン開幕を前に控えて、ワールドカップ決勝でジダンに言った発言を明らかにしたんだそうで。

マテラッツィ、発言内容明かす=ジダンの頭突き事件で-欧州サッカー(時事通信)

何でまた今になって…というのがどうしてもあるのですが、明日ユーロ予選のフランス-イタリア戦があるということで当時の因縁を呼び起こして選手のモチベーションを高めようとでもしているということなのでしょうか。あるいはフランスの選手の集中力を削ごうとしているのかもしれないですね。
あるいは個人的に欧州戦に出るということで海外でのブーイングが怖かったのか、イタリア代表が不調なので禊を済ませれば自分に出る機会があると思ったのか、あるいは亡くなったファケッティ会長あたりから「マルコ、真相を明らかにして非のある部分は認めるんだ」とでも言われたからそうしたのか、あるいは控え扱いで騒がれなくなったため「(悪役としてでも)スポットライトの中心にいた頃が懐かしいなぁ」なんて部分があるのかもしれませんが。
まあ、そのあたりはよく分かりませんが…

発言については、これが本当だとすれば、品はないですけれど頭突きをするほど我を失う類のものとも言えない気もしますかね。あくま本当だとすればですが。果たしてどうなのでしょうか。
ジダンはどうするんですかね。無視するに越したことはないと思いますが(笑)

マテラッツィも盛り上げるフランス-イタリア。パリまで誰か同伴していって、試合中に同伴相手に対して頭突きのパフォーマンスとかすれば中々面白いのですけれど、それをやれば観衆のフランス人が帰らせてくれない可能性がありますかね。
まあそれは置いておいてまだ序盤戦ですけれど、イタリアは負けるとちょっと余裕がなくなるので最低でもワールドカップ決勝と同じ形で終えたいですね。