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川の果ての更に果てに

Svensk,Danmark,Norges,Suomen応援ブログ

J1・第23節

2006-09-16 19:20:39 | サッカー
清水エスパルス 1 - 2 鹿島アントラーズ
開始前から両チームのサポーターが大きく気勢をあげているあたりが「優勝を狙えるチーム同士」の戦いという印象…パルちゃんがチアリーダーパフォーマンスにまじってのパフォーマンスでウケを取り、非常にいい雰囲気で試合開始。
前半はほぼ鹿島ペース。細かいところを言えばチョ・ジェジンが1対1でキープしきれず、マルキーニョスへのパスがオフサイドになるシーンが多いなどしている内に清水の中盤がミスが増え、結局耐え切れずにロングボールに頼るようになったというところですけれど…
まあ、清水が鹿島のリズムにハマってしまったという感じでしたかね。その鹿島は2トップが第五の田中を狙う田中康平と深井です。

サイドの攻防では鹿島は左の新井場が長い距離を独走するシーンを再三展開して兵働と市川から積極性を奪い、一方清水も左の藤本と右の内田が引っ張り合いをするシーンが多かったですが、藤本が30分くらいに負傷交替してからはこちらも鹿島が優勢。結局、サイドはほぼ鹿島という状態で、あとは時間の問題という雰囲気に…
その時間が44分。深井が右から切り崩して中に戻し、更に一つ流したところフェルナンド。奇麗なミドルで鹿島が先制し、0-1で前半終了。

後半、「いい時を思い出せ、サイドを攻めよう」という指示を受けただろう清水が特に右を意識して攻めようとしますが、最後の局面でどうしてもオフサイドが多い。逆に鹿島は新井場、内田がしばしば突破していい形を作ります。新井場は長い距離をあがってもフィニッシュ、クロスがブレたりせず頼もしいですね。 
15分近くには中盤のボールキープから野沢がDF2人に構わずミドルシュート。これが奇麗にドライブがかかって西部の頭を超えてゴール。
その後、長谷川監督がこれはまずいとイマイチだった兵働を引っ込めてアレシャンドレを投入。3トップでリズムに変化を図って二度ほどいい形。
すると鹿島も負けじと田中とダ・シルバを引っ込めてこれまでの2トップ柳沢とアレックス・ミネイロを投入。ただし、この交替…交替自体は今ひとつ目立たなかった二人を引っ込めるということで正しいと思ったのですが、相手がリズムを変えようとしている中で選手交代をしたことで逆に一気に相手の怒涛の攻勢にのまれることになってしまいました。
20分以降は清水が怒涛の攻撃。それが実って26分には左からクロス→曽ヶ端のパンチが弱くPA内で拾った市川が折り返し、枝村がシュート。これがライン上でDF、GKが色々粘りますが結局ゴールイン。
残り20分ちょっと。同点のために十分な時間が残り、今度は逆に焦った鹿島がチャンスで力が入りすぎてふかすシュートなどを連発して清水がひたすら攻撃。ただどうしてもオフサイドが多く、最終的に決めきるまでに至らず。
焦れた清水ベンチが矢島を入れて4トップ気味(アレシャンドレが下がってましたが)にしましたが、逆にバランスを崩してしまってベンチが狙う形には至らず。結局1-2で試合終了となりました。
清水は連勝がストップしました。好調時のリズムに対応され、それを更に突き崩す別のリズムを持たなかったという部分がありましたかね。ただ、後半のベンチ対応などは中々良かったですし、負け自体は痛いですが悲嘆に暮れるようなものではないかと思います。

京都パープルサンガ 1 - 0 FC東京
不調チーム同士の対戦は国立から戻ってきて後半15分から見ました。既にパウリーニョのPKで先制されており、FC東京は追う立場で色々攻めてはいるのですが、何となく入りそうって気がしません。人数が一人少ないようで「そうか誰か退場したのか。梶山がいないから梶山だろうな」と思ったら、30分過ぎに梶山がいることが判明。15分間消えていたわけね(笑)
試合自体はどちらも中盤でミスが多い、突破でもいい場面で消極的に戻すパスが多いと不調なチーム同士だなというのを伺わせます。で、フィニッシュに至っても入りません。
後半終了間際に途中投入のワシントンが退場してしまい(これは可哀相な気がしましたが)、結局両方点が入らないまま終了。
FC東京は今野が戻ってきましたが起爆剤になれず。やはり平山頼りということでしょうか…

大分トリニータ 0 - 2 ガンバ大阪
播戸が2得点。ここに来て絶好調のようです。

浦和レッズ 2 - 1 サンフレッチェ広島
レッズは旗色の悪いゲームを巧く拾いました。
前の大宮戦でもそんなところがありましたが、レッズのゴール前は非常に固いわけですが、それゆえに「中に枚数がいればいい」みたいな油断があるような気がしますね。前の選手もサイドの選手もどうにも「決めてやる」、「止めてやる」という強い意欲がないような。
先制点はその闘莉王の素晴らしいミドルでしたが、その直後にウェズレイにくらった同点弾はショートコーナーに対して危機感ゼロでしたし、広島のシンプルなサイド攻撃が良かったのもありますが、やや淡白な部分も多い。まあ、左は三都主なので元々淡白ってのもあるのですけれど。
後半の最後は決定機をニ、三作られましたが山岸のセーブやポストにすくわれているうちに長谷部→三都主のグラウンダーのクロスを飛び出た下田が触れずに山田につめられてジ・エンド。
浦和は勝ちましたが、今後どこか中から崩すチームが出てきたり、浦和CB、GKがコンディション不良などを起こした時には意外とあっさり崩れそうな気はします。

アビスパ福岡 1 - 3 横浜マリノス
久保が早々に点を決めて早々に退場してしまっていますが、マリノスが力勝ちしたようです。

名古屋グランパスエイト 3 - 1 アルビレックス新潟
ヨンセンが久々にゴール。7試合で5点。これから涼しくなってきてより大爆発なんてこともありえそうですね。

セレッソ大阪 3 - 2 ジェフ千葉
千葉も中々すかっと勝てませんね。

観戦の前に小ネタ

2006-09-16 18:12:33 | サッカー
涼しくなってきたためJもデーゲームで開催される試合も多くなり、テレビを駆使すれば一日に二試合三試合くらい見られるようになりましたね。

ガーナ戦に海外組召集か
なんて話があります。
中村俊輔についてはオールド・トラッフォードでのユナイテッド戦ではあらためて「セットプレーは素晴らしいが、その他局面では状況に応じて速攻と遅攻を使い分けることができない」、「前に進めない」ことを示してしまったわけですが、果たして召集されるんですかね。
もう一人招集されるかもというのは松井大輔。こちらはすんなり呼ばれますかね。
ガラタサライで好調な稲本についてはどうなんでしょうかね。

まあ、ガーナ戦については日本が誰を招集するかより、ガーナが誰を招集するかという方がより気になるのですけれどね。

ズラタン、代表拒否
門限違反で9月6日のリヒテンシュタイン戦から追放されてしまった我らがズラタン・イブラヒモビッチ。
お返しとばかりに「俺様はスペイン戦とアイスランド戦には出ないからな」と言っているのだそう。
ラーションがいなくなってその穴を埋めるべくより頑張ってもらわなければと思っていた人も多いのでしょうが、逆にラーションがいなくなって制御する人間がいなくなってしまったよう…
問題児ズラタンの面目躍如たるところで、まあ、こういう部分がなければズラタンらしくないと思う部分もあるんですけれどね。拒否するならアイスランド戦だけにしてくれとか思ったりもしますけれど(笑)、逆にズラタンがいないことでスペインが「だったらアウェーでも楽勝だ」と舐めてかかってくるかもしれないというところもありますけれどね。

グラヴェセン、デンマーク代表引退
30歳という年齢で負担もかかるからということのよう。元々パワーを武器にするタイプだけに仕方ないという部分はあるでしょうね。
カーレンベルクとヴィールツあたりが後継者となるのでしょう。
お疲れ様でした。

クラブW杯、来季も日本で
行われることが濃厚なのだそう。
大陸持ち回り案があるにも関わらず、他所の大陸が開催に消極的なのだとか。
まあ、本当なら毎年欧州や南米のビッグクラブの試合が見られるわけで有難い話ですね。来るチームの方がどう思っているかは微妙でしょうけれど(笑)
ちなみに今年の優勝賞金は5億円なのだそう。欧州と南米のクラブにとっては「2試合やって両方勝てば5億円の臨時収入になる」ということで一応はやる気になるんでしょうね。

アメリカ代表監督候補
前アルゼンチン代表監督ペケルマン、前ドイツ代表監督クリンスマン、前イングランド代表監督エリクソンらが候補としてあがっているのだとか。
何とも豪勢な話…サッカーに関しては資金力あたりは日本の方が遥かに上なんですけれどねぇ(笑)

平山相太・Ⅱ

2006-09-15 20:23:45 | サッカー
この記事の真偽についてはもちろん偽ではあるでしょうけれど、対戦相手のサポーターの平山相太に対する悪口は「マザコン遊び人」で決まりですかね。

“マザコン遊び人”平山に反町監督「結婚のススメ」 (ZAKZAK)

と同時に、中田英寿に続く週刊誌ネタの主役も平山ということになるんでしょうね。言い方は悪いですが、他の選手は取り上げてもまるで話題にならないくらいに面白みのない選手ばかりですからね。
もちろん、平山がダメになって消えるまでということですけれど。

しかし、反町さんの結婚の勧め(もちろん、反町がこんなことを勧めているはずなどないのは百も承知ですが[笑])を受け入れて結婚した結果、ますます怠惰になったらどうするんでしょうかね。母親の言い分ですら聞かなくなって「代表も試合も面倒臭いから行かない」とか言い出すなんてこともあるかと思うのですが。まだしもサッカーに理解のある母親に頼んで試合前に喝を入れてもらうほうがより効果的な気もしますが(笑) まさか結婚相手まで用意しているということもないでしょうし。

まあ、平山については批判の方が多いですけれど、個人的にはロールモデルに反する問題児は好きなので、「海外が嫌になった」とか「ホームシックになった」とかいうコメントなどで失望したりはしませんし、むしろより愛すべきキャラの持ち主であると好きになりました。もちろん、能力の評価となるとまた別物でありますが、極端な話、色々なサッカー観を持つ選手が出てくることもある意味サッカーの裾野の広がりを示すものと思っていますから、むしろ活躍して「代表に行くのは面倒だ」とか言うくらいの問題児になってほしいなとかいう気もしております。

あと、「Jを舐めるな」とか「FC東京を馬鹿にするな」とか言われていますけれど、今のFC東京見ていると「平山なら遊んでてもスタメン取れそうだ」ってなりそうに思うのが自然なんですけれど…
若手選手あたりがメンタル的に荒んでしまっていますからね…
ルーカスと今野がいなくなってしまえば、来季J2降格を争うようになるでしょうから、平山補強はとりあえず間違いではないとは思います。一緒になってダメになる可能性は大いにありますけどね。

明日も国立

2006-09-15 10:23:06 | サッカー
久々FC東京以外の試合
清水エスパルスが出稼ぎ出張に来るので(笑)、好調エスパルスをしかと目に焼き付けてまいりたいと思います。バルちゃんも見てきます。

南アフリカ代表
2010年の開催国がそこに向けてのメンバー発表をしているので見てみましたが、正直ちょっと苦しいかな~というのがあります。今回発表された中には南アの最高の不発弾ベニー・マッカーシーがおりませんでしたが、それ以外の海外組はピーナールとかノムベテとかほぼいたように思います。
とはいえ、主力組が全部揃った状態では南アはドイツにも出られず、既にアフリカでは中位くらいにまで力が落ちている…当然、若手に奮起してもらいたいところですがパレイラの呼んだ新生南ア代表はまるでジーコの代表を見ているかのように若手がおりません。
最初の段階から期待の若手を重点的に呼んで、4年間かけてしばらく目をつぶってでも育てていくしかないように思うのですが…

2008年の欧州選手権開催国も実力未知数のオーストリアがいたりしますし、アジアカップもアジアの中で力が劣るとされる東南アジアの4カ国で開催。
未知の国で開催するのはこういう部分では不安がありますね。
まあ、2002年の前には欧州や南米で似たような話があったんでしょうけれど(笑)

グロンケア、数週間離脱の見込み
昨日のベンフィカ戦で前半終了間際に退いたイェスパー。手術が必要かもしれないということで、次のセルティック戦に間に合わないことだけは間違いありません。
ウインガーの宿命(昨日はトップ下だったけど)なのでしょうけれど、本当にケガが多いなぁ。次節はアルベックが戻ってくるかわりに離脱ってわけで…
まあ、アヤックスに勝った試合でも彼はいなかったので、そういう部分ではいなくても何とかなるという部分はあるんですけれどね(笑) 
セルティックの右は俊輔も含めて守備力がほぼ無ですので、速いピンポンを入れてかき回してくれればとは思います。後ろはベルグデルモがいるので安心できますし。

U-21、大幅入れ替えも?
中国にある程度苦しみながらもアウェーで勝った面々に文句があろうはずはないですが(まあ、その後FC東京あたりは絶不調で梶山あたりは使えないというのはあるのかもしれませんが)、裾野を広げる時期だということで新しいのを呼ぶそう。梅崎とか伊藤とか呼ぶんですかね。

伊藤翔
アーセナルが獲得を検討している伊藤は今後の課題として「とりあえず走ろうかな」とか言っているのだとか。
まあ、最後慌てて外すなんてシーンは見飽きるほど見飽きましたので基礎体力を十分につけて自己のフィニッシュ遂行能力に自信をつけるか、あるいはPAラインギリギリのあたりからPKの練習をしてゴールキーパーの挙動を冷静に見抜く鉄の精神と相手GKが反応しれない強烈なシュート力を身につけるかでしょうかね。

CL以外

2006-09-14 19:01:30 | サッカー
リケルメ、代表引退
母親が入退院を繰り返しているということで代表引退するのだそう。
当分はリケルメ頼みと思われていただけに突然の引退は痛いでしょうね。その分ビジャレアルで爆発してほしいものですが。

セルティック
ストラカンは「引き分けることができた」と言っているそう。前半の初めを見ていないのでひょっとしたらそこでビッグチャンスがあったのかもしれませんけれど、あの内容で「引き分けることができた」はかなり無理があるような気が…
まあ、監督にとって負けた理由の全てであろうグラヴェセンは「自分のミスで負けたということは簡単に分かる」というようなことをコメントしていたそうですけどね。ただ、要所で詰められてミスパスとかしていましたけれど、グラヴェセンがいなかったら中盤がどうなっていたのかってのもあるんですけれどね。
先制点もファーディナントのありえないミスでしたし、結果的にはトントンという気もしますけれどね。

で、俊輔ですが、前半の最初の方は分かりませんが、セットプレー以外は良くもなく悪くもなくくらいではという気はします。日本のメディアが書いているほど良くはなかったような気がします。溜めは作れるけれど、いらない場面でも溜めてしまうシーンもありましたしね。

そういえば、ギグスが負傷交替をしていたそうで。パクチーが手術で三ヶ月ほどいないそうですしギグスまでいなくなるとサイドの選手が若干苦しくなりますかね。ちなみにあまり良くなかったルーニーについてファーガソンは「彼はプレシーズンのポルト戦を含めて新シーズンはまだ三試合しか出ておらず、試合勘が万全ではないのだ」と弁護したのだそう。スールシャールについては「45分あれば必ず何かやってくれる選手だ」と褒めていたのだとか。

スカローニとトリスタン
前者がラシンに。後者がマジョルカへの移籍を決めたのだそう。この二人のことは完全に忘れておりましたが、何でもカパロスの構想から外れたということで自由契約扱いになっていたのだそうで。
共に代表経験のある実績十分の選手ですし、コンディションを整えて頑張ってほしいものです。

平山、移籍証明書が来た
ひょっとしたらJの試合に出られないのではとも思われましたが、ヘラクレスから移籍証明書が届いたのだそう。これでJにも代表の試合にも出られるとかありました。代表の方は出る機会があるのかという気もしますが…(笑)

京都が18歳のブラジル人FWを獲得
ディエゴという名前の選手。もちろんブレーメンのヂエゴではありません。
期限付きということですが、この時期若手FWで無意味にロスターを埋める意図が正直よく分からないです。18歳の外国人選手に起爆剤になってほしいというのはかなり発想として無理がありますし。
横浜FCに出したアレモンは14試合で10点取っているのですが…

勝てなかったよう…

2006-09-14 05:52:45 | サッカー
コペンハーゲン 0 - 0 ベンフィカ
日本中がセルティックの試合を見ているだろう中、敢えて前半途中まではこちらに集中。
まず、ベンフィカが予想外にダメでした。ルイ・コスタがいないせいなのかもしれませんが、長いボールで狙う展開がほとんどでシモンもヌーノ・ゴメスもほとんど目立たず。
去年もセットプレー以外はそれほど強いチームではなかったですが…
コペンハーゲンはトップ下に入ったグロンケアが何度かチャンスを作りますが、自身が外したりしているうちにケガで替わってしまった模様…orz。
リンデロートがいい位置でのFKを外したりしている内に0-0。そうしている内に結局点がドカドカ入っている方に移行。
後半はベンフィカペースのような感じでしたが、結局0-0。

痛い。正直前半のうちに決めて勝ってほしかった。アヤックス戦ではそれはアウェーで勝ちましたけれど、そういうのが何度も続くとは思いませんでしたし。
で、次はそのアウェーで相手がセルティックなわけですが…
セルティックは中途半端にボールを保持するチームなので、囲い込んでサイドからの速攻でたたみかけられればいいんですけれどね。セルティックのサイドの守備はかなり緩いですし。
そのあたりはイェスパーの体調次第という部分がありますかね。あとはアルベックが戻ってくる分、多少決定力もマシになるでしょう。あくまで多少はですが。

マンチェスター・ユナイテッド 3 - 2 セルティック
35分からこの試合を見てみたわけですが、ユナイテッドが攻勢です。というかセルティック中もダメ外もダメ、中盤はグラヴェセンだけという感じです。
そのグラヴェセンがかわされて、あっさりとサハにやられました。細かい経緯は俊輔のFKのせいで忘れましたが(笑)。その俊輔の44分の直接FKのゴールはこれは素晴らしいFKでしたね。35分から前半終了までは出番はこれだけという感じでしたが。
ナイスゴールを見せられたユナイテッドはカッカして怒涛の攻めを展開…ただロスタイム2分では取れません。結局前半は2-2と何だか派手な展開です。

後半早々にスコールズがグラヴェセンのパスをカット。そこからサハが抜けてGKとDFをひきつけて左のスールシャールへ。これをしっかり決めてユナイテッドがあっさり勝ち越し。北欧人のゴールが見られたのでとりあえず満足です。ミスをしたのも北欧人ですが…
10分過ぎるとどっちも緩くなってきますが、双方が同じく疲れると当然ユナイテッドペースというか、セルティックDF陣が連携ミスなど単純なミスを次々連発しております。当然サハやルーニーが次々決定機を作りますが、枠外やボルッチのセーブで何とか点にはさせません。
スコールズが下がって以降はセルティックの攻撃機会も増えますが、最後一押しもニ押しも足りないという感じで、結局3-2.
セルティックは途中2、3点取られても不思議でない時間帯もありましたが、自信をなくさずに済みましたかね。

リヨン 2 - 0 レアル・マドリー
完成度を考えると順当ですかね。
でもどうでしょう。守備組織で勝つチームを完成させながらシーズンを戦う…メレンゲが途中で頓挫するような気もしてきました。
ディナモ・キエフ 1 - 4 ステアウア・ブカレスト
ステアウアはチームのメンツを見ると結構去年のUEFAベスト4のメンバーが残っていますし、完成度は高いのかもしれませんね。レアル・マドリーを食うとなるとかなりの幸運が必要でしょうけれど…

ポルト 0 - 0 チェスカ・モスクワ
ハンブルガーSV 1 - 2 アーセナル
リーグでイマイチですしアーセナル苦しいかなと思っていましたが、前半10分で相手GKが退場したらそれは勝ちますね。

アンデルレヒト 1 - 1 リール
ACミラン 3 - 0 AEKアテネ

まあ、ミランは確定でしょうけれど、その下がどうなるのかは何とも見えませんね。

CL初戦

2006-09-13 14:48:54 | サッカー
A:バルセロナ 5 - 0 レブスキ  チェルシー 2 - 0 ブレーメン
どちらも順当というところでしょうね。ブレーメンは惜しいチャンスもあったようですが、粗の少ないチームが相手となるとモロさを露呈してしまう感があります。
B:スポルティング 1 - 0 インテル  バイエルン 4 - 0 スパルターク
インテルが苦杯を喫したのは少しメンツを落としていたことを考えると特に不思議なことではありませんが、ヴィエラが退場したりと色々問題山積みのよう。スパルタークはやはり寒いモスクワの地の利が頼りというところでしょうか。
ガラタサライ 0 - 0 ボルドー  PSV 0 - 0 リヴァプール
2試合ともスコアレスドロー。稲本は俊輔に先立ち先発出場でフル出場。シュートを打つなど存在感もあったようです。
ローマ 4 - 0 シャフタール  オリンピアコス 2 - 4 バレンシア
バレンシアはモリエンテスのハットトリックで逆転勝ち。ローマは快調にスタート。

E~Fの試合もスタート
セルティックはオールドトラッフォードでユナイテッドと。
コペンハーゲンはホームでベンフィカと。ベンフィカはルイ・コスタが出られない見込みだそうでその部分でコペンハーゲンに若干チャンスありというところでしょうか。アルベックが出場停止なのでFWはベルグルンとピンポンあたりでしょう。スウェーデン代表クラスとガーナ代表の準レギュラーという非常に微妙な組み合せです(笑)
リヨンとレアル・マドリー。HSVとアーセナルあたりはどう転ぶか分かりませんが、後はあまり波乱らしい波乱もないような気はします。
無論コペンハーゲンとベンフィカはコペンハーゲン勝利ということで(笑) あまり期待しておりませんが。

ヘラクレスの会長が平山を一刺し
彼は学業に専念したいというから退団を認めたんだ。Jクラブへの移籍は想定していなかった。だから移籍金を払え~みたいなことを言っているのだそう。
FC東京はすぐにでも使いたかったらしく、結構慌てているとか。

オークランドシティが日本人を獲得?
クラブW杯に出るオセアニア代表なわけですが、このチーム元々アマチュアらしくFIFAからも選手を獲得してくれと裏で要請されているという話があります。そんなチームにオセアニア枠としての出場権を与えたのは誰なのかと聞いてみたい気もしますが(笑)
川淵キャプテンもそれを受けて「ヒデあたりに頼んでみよう」とかおふざけたことを言っているそうですが、オークランドシティの立場は一体どこに?

SR家本氏、1ヶ月の研修を課せられる
とかく判定が話題になるある種の名物レフェリー。
しかし、8月30日の名古屋-鹿島戦があまりだったそうで(見ていないのでよく分かりませんが)遂にJも我慢しきれずにこのような措置を下すことになったのだとか。
まあ、選手に出場停止があって審判に出場停止がないのも変といえば変なのでそれもアリでしょう。
でも、研修なんかさせるよりかはJの各チームと話し合いの場をもって、具体的にこのあたりが不満だとか忌憚なく話し合う方が有意義な気も…

Den Lille Havfrue 3

2006-09-13 13:48:24 | サッカー
[前回までのあらすじ]
遭難する船から王子様を助け出した人魚姫。しかし、多くの人を見捨ててしまったことを糾弾され、ドラゴンポールを探すことに…

「…で、人魚の足をどうするかなんですけれど」
人魚姫が尋ねると、がちょう番の娘は妙な幼虫を取り出しました。
「ここに寄生虫超人サタンクロスの幼虫がおりますが…」
「そんなの嫌です!」
「じゃあ、魔女に何とかしてもらうしかないですね」
「とすると、私の声がなくなるのですか?」
「『人魚姫』ではそうなのですが、貴女が一言も喋れないとなると話が脱線する上では大きく支障を来たします。実は高貴な私が頼んで何とかしてもらいましょう」
「本末転倒な気がするのですが…」
「世の中そんなものです」
こうして人魚姫は魔女に薬を作ってもらい、魚の尾ひれだった下半身は人間のものとなりました。
「じゃが気をつけるのじゃぞ人魚姫。もし、おぬしの恋焦がれる男が別の女性と結婚したら、おぬしは泡となって消えてしまうのだからな」
警告を胸に、白雪姫は魔女の祠を出ました。
「これをあげましょう」
がちょう番の娘は小さなレーダーを渡しました。
「ドラゴンポールの場所を示すレーダーです。早速使ってみましょう。あら…近くの沖合いの島に一本あるみたいですわ。しかし、ここは鬼が島と呼ばれる危険なところです。ここには凶暴な鬼が何人も住んでいて、貴女が行ってもそのまま食べられてしまうのがオチでしょう」
「そ、そんなところからポールを取ってくるのですか?」
「頑張ってください」
がちょう番の娘はレーダーを渡して、十字を切ると、そのままがちょう達を連れて去っていってしまいました。
「うぅ…何かよく分からないけれど、とにかく鬼が島に行ってドラゴンポールを取って来ないといけないのね」
人魚姫はガックリしながらズラタンを連れて浜辺を歩きました。
しばらく進むと森が見えてきました。人魚姫は森の中に頼りになる仲間がいるかもしれないと思い、中に入ることにしました。
「ワンワン(訳:俺様は面倒だからここで休むからな)」
ズラタンはゴロリと横になりました。
「そんなことを言わないでください。鬼さんを退治できたら、ドラゴンポール以外の宝物はあげますから」
「ワンワン!(訳:お~っ、やる気がみなぎってきた。俺様はやるよ)」
ズラタンは喜び勇んで人魚姫の後を追います。
森の中、しばらく進むと地面に太い線が引いてありました。
「この線は何でしょう? いかにも超えてはいけませんという雰囲気ですが」
「通過するんじゃねえ!」
大声をあげて一匹のゴリラがダイビングしてきました。
以下、動物語略

「このオリーがいる限り、このラインは一歩たりとも通させん」
オリーと名乗るゴリラの台詞にズラタンが悪辣な笑みを浮かべます。
「俺様は通りたいところを通り、食べたい時に食べ、寝たい時に寝る。気取ってんじゃねえぜ!」
ズラタンは問答無用で横を抜けようとしました。が、ゴリラはより俊敏な動きでズラタンの首根っこをつかみ、そのままぶん投げてしまいました。
「ズラタン!」
「…痛ぇぇ。ただ、通ろうとしただけでここまでやるこたぁねえだろ」
「俺はゴールを割られるのが何よりも嫌いなのだ。
注:2002年9月、当時のドイツ代表GKオリバー・カーンはオフサイドの笛を無視してゴールを決めたブルダリッチの首を掴んでぶん投げて警告をもらったことがある(ぶん投げたというほどのものではなかったけど)。
俺の足がこの線より下がった時、部下には強弓で俺を射抜かせるように命令している。俺はそのくらいの気概をもってゴールラインの上に立っているのだ」
「むぅ。ならば、俺様は皆の悲しみを背負ってお前をラインの後ろにまで引かせてやる」
「無理ですって」
人魚姫はオリーと交渉を始めます。
「鬼が島の鬼を退治したいので協力してください。バナナあげます」
「バナナ寄越すんじゃねえや!」
オリーは一部で「ゴリラ」のニックネームを頂戴していましたが、試合開始前にバナナの皮を投げられるのが嫌いでした。
「しかし、あとはきび団子しかないです」
「まだそっちがいい。あとは鬼のお宝だ」
(鬼の宝は誰かから奪ってきたもので、その上前をはねるのは…)
人魚姫には憚られるのですが、ズラタンに認めてしまった以上オリーにダメとも言えません。
「商談成立。これで犬と猿が揃ったわけだ。あとはキジだけだな」
オリーはゴールラインを離れると冷静な実業家でした。
「この近くにキジがいるだろうか」
「あのぉ…」
「うん、今声がしなかったか?」
「ここだよ~」
「おや、何か小さなキジがいるぞ。お前は誰だ?」
「キジです。キジマリョウスケ」
ズラタンとオリーは顔を見合わせました。そして「誰?」と。
「以前横浜マリノスと大分トリニータでプレーしていて愛称がキジです。現在は東京ヴェルディにいます」
「随分また地味なところから」
他にキジがいなかったので仕方ありません。

犬・猿・雉を仲間に加えた桃太郎ではなくて人魚姫。
さっさと鬼を退治してもらい、話を進めてもらいましょう(笑)

CLも開幕

2006-09-12 14:45:51 | サッカー
チャンピオンズリーググリープリーグ初戦
ABCDの4グループ8試合が予定されています。
波乱が起きうるとすれば、アイントホーフェンでのPSV-リヴァプールとリスボンとスポルティング-インテル、アテネでのオリンピアコス-バレンシアあたりでしょうか。
PSVがレッズに勝っても本当は波乱でも何でもないのですが(笑)、世間的なイメージを加味すると。新加入のカイトにしてもPSVの面々はある程度分かっているでしょうし。
残る二試合はインテルはカンビアッソを休ませるなど若干落とし気味らしいのでそのあたりにスポルティングがつけこめれば。また、ギリシアのチームはホームでは結構やりますからバレンシアも苦戦するかもしれません。
チェルシー-ブレーメンはすんなりチェルシーが勝つだろうという気はします。

スペイン代表
何でもアラゴネスが一回辞任を表明したものの、協会の強い慰留を受けて保留となったのだそうで。
辞任表明の部分を見逃しましたので経緯が良く分かりませんが、こういう二転三転の事態で残留などということになってもチームは動揺し分解作用を起こすだけのような気が。アラゴネスの指導力とか選手の能力云々は別としてもう替えるしかないんじゃないかという気もしますが。
ま~、アラゴネスのまま来てくれればストックホルムかソルナでブローギューラがスペインに引導を渡してあげることになるわけですが、どうなりますかね。

ジダンとマテラッツィの和解活動
マテラッツィが自宅にジダンを招待したとか、マンデラさんの幽閉されていたロベン島に二人を招待する企画をFIFAが持っているとか色々ある模様。

昔イングランドのブックメーカーが「ブルックリン・ベッカムが将来イングランド代表になってアルゼンチンとの試合でシメオネの子供を蹴って退場になるオッズ」とか発表していましたけれど、「エンツォ・ジダンがマテラッツィ(男の子がいるのかどうか調べてませんが)の子供にワールドカップ決勝で頭突きをするオッズ」なんてのはないのでしょうか(笑)

稲本高評価
問題はこの評価が何時まで続くということでしょうね。彼の場合波が本当に激しいですから。

埼玉ダービー

2006-09-10 21:14:03 | サッカー
浦和レッズ 2 - 0 大宮アルディージャ
埼玉ダービーですが、ダービーっぽい熱い試合という印象は若干薄い感じでしたかね。最初と終了間際はヒートアップしておりましたが。
前半はどちらも押さえ気味という印象で、浦和が攻撃する機会が長いものの、永井のループは外れ気味、三都主のFKはバーに当たったシーンは単発気味で全体としては大宮がある程度「攻めさせている」というような感じではあります。もっとも、大宮もたまの攻撃時に浦和の中央を崩せずどうしても外へ外へと逃げる感じ。森田が何となく浮いている感じです。
ま、それでも0-0なら大宮にとってgoodな展開かと思っていたら終了間際に縦パスを抜け出した吉原が堀の内に走り勝ってシュート…は惜しくもゴールならず。直後闘莉王のロングフィードを受けた酒井が左サイド深い位置でシュート! ワンバウンドしたボールをGKが弾いたところにワシントン!
前半最後のプレーで浦和が先制。

後半になったら、今度は大宮が攻撃する時間が長くなり、吉原がサイドを崩したり、サイドから早めのクロスを送りますが、単純な攻撃では浦和中央が崩れません。
逆に永井がDFをかわしてシュートを打つ機会がありましたが、これはふかしてしまいました。
最近そういうシーンを何十回と見ているので思わず、「ゴールが地上2mに浮いていたら日本人FWは世界中で得点王になれるんだろうな」とか思ってしまいました(笑) いっそショック療法ということでゴールを空中に浮かせて紅白戦をやってみたらどうでしょうか(笑)
大宮は攻めにもう一つ工夫をつけないと…ということで森田を外して桜井を、更に吉原にかえて新外国人のアリソンを入れますが、桜井とアリソンが同じようなタイプでポジションが重なるなど、どうも巧くいきません。結局終了間際まで外を包むようには攻めますが中を崩せず。逆に終了間際にポンテのパスを受けた永井がDF2人を巧くかわして冷静にゲット。浦和後半も最後のプレーで追加点。
結局2-0で浦和が勝ちました。いかにもドイツの試合でギドは喜んでいるかもしれませんね。

鹿島アントラーズ 1 - 0 京都パープルサンガ
相手のOGで鹿島は辛勝。後半17分に2トップを揃って替えているところを見ると、あまり試合自体は良くなかったのかもしれませんね。

平山相太結局FC東京入り
朝は有力? という感じでしたが決まったようで。
ま~、現在ルーカス以外のFWはペナルティエリアの中に入るのがあたかも苦痛であるかのように。ゴールを決めれば家族が処罰を受けるかのように恐々プレーしていますから、平山みたいに「なるようになるんじゃないッスか?」みたいなのがいいのかもしれませんけれどね。
デカくて遅くて海外でホームシックになるあたりはトルコのハカン・シュクールそっくりなので、あんな風になってくれればいいんじゃないでしょうか。
何かたるんだ雰囲気のFC東京の選手たちと一緒になってダメになりそうな気もそこはかとなくするんですが…