中東遠征を終えて、「決定力がない」とか「しっかりキープできる選手が中盤に欲しい」とか色々不満が出ているようです。
前監督の時には「チームのために走れる選手が欲しい」という不満が多くて、それが実現したら今度は逆のことになるから不思議です。
いやま、別にそれを批判するつもりというわけでもないですけれどね。
で、そうした批判を見ていて思いついた遊びエントリを。
以前、ドイツの日本代表をトルシエが指揮していたら…という仮想をたてましたので、今度はジーコが留任していたら…しっかりキープできる選手ばかりで構成されていたらという架空シリーズでここ四試合をシミュレーションしてみましょう。
トリニダード・トバゴ戦
ヒデが引退、中澤が代表引退をしたということですんなり小笠原と田中誠が昇格。調子が戻ったということで久保をさりげなく呼び戻すのがジーコ流(笑)
海外組が来ないので普通に国内組で編成。批判の多い柳沢について「私の目には彼は未だ日本トップのFW」と信頼厚い。
スタメンは
川口 - 加地、坪井、田中誠、三都主 - 福西、小笠原、小野、阿部 - 久保、柳沢
「W杯の反省を活かす」と試合前にハッパをかけていたジーコだが、いざ試合が始まるとまるで変わらない。それでもトリニダードトバゴにやる気がないので中盤で圧倒。20分過ぎに三都主のFKで先制すると直後には伸二がスクリーンパスを出したところに珍しく阿部が二列目から飛び出して反応。GKと1対1になり冷静に沈める。
後半暑さでグダグダになり、結局2-0で終了。
イエメン戦・ホーム
メンツはトリニダードトバゴ戦とほぼ同じ。小笠原が移籍準備のため辞退したところに長谷部が入る。
川口 - 加地、坪井、田中誠、三都主 - 福西、阿部、長谷部、小野 - 久保、柳沢
ひきこもり状態のイエメン相手に7割近いボールキープも何故かシュートまでに至らない形が多くてイライラを誘う。長谷部、小野、阿部の連携がどうもしっくり来ず中々点が入らない。それでも後半半ばにFKのチャンスから何故か田中誠が決めて先制。後半終了間際には久保に代わって入った佐藤寿人が追加点となるゴールをゲット。2-0で勝利もあれだけ支配していて2点かと不満が大きい。ジーコは「素晴らしい勝利だった」と大満足。
サウジアラビア戦
当然のように海外組を召集し、フルメンバーで戦うと公言。
松井大輔の序列は未だ低く使ってもらえず、ヒデと中澤がいなくなった以外は変わらず。
川口 - 加地、坪井、田中誠、三都主 - 福西、小笠原、小野、俊輔 - 高原、久保
試合は前半から左サイドを再三破られるも、サウジの攻めに決定力がなく辛うじて失点ならず。後半業を煮やして小笠原アウト、茂庭インで3-5-2となり攻撃的になる。加地が再三右サイドを突破しているうちに久保がドサクサ紛れのゴールで先制。その後サウジの猛攻を受けるも攻め込まれると強い川口がファインセーブ連発で阻止。
結局1-0で辛勝も「内容が最悪だ」と新聞もテレビも大バッシング。ジーコ本人は「公式戦なので内容より結果だ」と意に介さない。
イエメン戦・アウェー
序列を大切にするジーコなので、メンバー交代は一切なし。
川口 - 加地、坪井、田中誠、三都主 - 福西、小笠原、小野、俊輔 - 高原、久保
高地での試合でピッチも悪くボールが足につかず。前半終了間際のFKのチャンスもうっかり蹴り過ぎてしまいオーバー。
後半完全に「疲れた~」ということで小野と俊輔が動かなくなり中盤でイエメンが圧倒。しかしジーコは高原を下げて柳沢、久保を下げて巻という交替で動かない二人がそのままピッチに残り、ますます失点の危機。
30分を過ぎると小笠原も動けなくなり、福西がトロトロと一人で中盤を維持…それではどうにもならずに35分過ぎに痛恨の失点を喰らい、イエメンに金星を与える。
試合後ジーコはピッチと審判に文句をぶちまけるだけの記者会見を展開する。
…ってなところでしょうか(笑)
前監督の時には「チームのために走れる選手が欲しい」という不満が多くて、それが実現したら今度は逆のことになるから不思議です。
いやま、別にそれを批判するつもりというわけでもないですけれどね。
で、そうした批判を見ていて思いついた遊びエントリを。
以前、ドイツの日本代表をトルシエが指揮していたら…という仮想をたてましたので、今度はジーコが留任していたら…しっかりキープできる選手ばかりで構成されていたらという架空シリーズでここ四試合をシミュレーションしてみましょう。
トリニダード・トバゴ戦
ヒデが引退、中澤が代表引退をしたということですんなり小笠原と田中誠が昇格。調子が戻ったということで久保をさりげなく呼び戻すのがジーコ流(笑)
海外組が来ないので普通に国内組で編成。批判の多い柳沢について「私の目には彼は未だ日本トップのFW」と信頼厚い。
スタメンは
川口 - 加地、坪井、田中誠、三都主 - 福西、小笠原、小野、阿部 - 久保、柳沢
「W杯の反省を活かす」と試合前にハッパをかけていたジーコだが、いざ試合が始まるとまるで変わらない。それでもトリニダードトバゴにやる気がないので中盤で圧倒。20分過ぎに三都主のFKで先制すると直後には伸二がスクリーンパスを出したところに珍しく阿部が二列目から飛び出して反応。GKと1対1になり冷静に沈める。
後半暑さでグダグダになり、結局2-0で終了。
イエメン戦・ホーム
メンツはトリニダードトバゴ戦とほぼ同じ。小笠原が移籍準備のため辞退したところに長谷部が入る。
川口 - 加地、坪井、田中誠、三都主 - 福西、阿部、長谷部、小野 - 久保、柳沢
ひきこもり状態のイエメン相手に7割近いボールキープも何故かシュートまでに至らない形が多くてイライラを誘う。長谷部、小野、阿部の連携がどうもしっくり来ず中々点が入らない。それでも後半半ばにFKのチャンスから何故か田中誠が決めて先制。後半終了間際には久保に代わって入った佐藤寿人が追加点となるゴールをゲット。2-0で勝利もあれだけ支配していて2点かと不満が大きい。ジーコは「素晴らしい勝利だった」と大満足。
サウジアラビア戦
当然のように海外組を召集し、フルメンバーで戦うと公言。
松井大輔の序列は未だ低く使ってもらえず、ヒデと中澤がいなくなった以外は変わらず。
川口 - 加地、坪井、田中誠、三都主 - 福西、小笠原、小野、俊輔 - 高原、久保
試合は前半から左サイドを再三破られるも、サウジの攻めに決定力がなく辛うじて失点ならず。後半業を煮やして小笠原アウト、茂庭インで3-5-2となり攻撃的になる。加地が再三右サイドを突破しているうちに久保がドサクサ紛れのゴールで先制。その後サウジの猛攻を受けるも攻め込まれると強い川口がファインセーブ連発で阻止。
結局1-0で辛勝も「内容が最悪だ」と新聞もテレビも大バッシング。ジーコ本人は「公式戦なので内容より結果だ」と意に介さない。
イエメン戦・アウェー
序列を大切にするジーコなので、メンバー交代は一切なし。
川口 - 加地、坪井、田中誠、三都主 - 福西、小笠原、小野、俊輔 - 高原、久保
高地での試合でピッチも悪くボールが足につかず。前半終了間際のFKのチャンスもうっかり蹴り過ぎてしまいオーバー。
後半完全に「疲れた~」ということで小野と俊輔が動かなくなり中盤でイエメンが圧倒。しかしジーコは高原を下げて柳沢、久保を下げて巻という交替で動かない二人がそのままピッチに残り、ますます失点の危機。
30分を過ぎると小笠原も動けなくなり、福西がトロトロと一人で中盤を維持…それではどうにもならずに35分過ぎに痛恨の失点を喰らい、イエメンに金星を与える。
試合後ジーコはピッチと審判に文句をぶちまけるだけの記者会見を展開する。
…ってなところでしょうか(笑)
しかし、だからと言って振り返ってはいけないし、後戻りはできませんよね。このチームがどう変貌を遂げていくのか、個人的にはかなり楽しみです。
ただ、本当に続投していたらチーム全体が自信を失っていたかもしれませんから、結局のところは分からないというところになりますね。
とにかく、若い選手を積極的に起用して指南してほしいところです。今のところ選手起用は固定しているのですが(苦笑)