どこか遠くでフッチボル

鹿島サポだが裏の顔は日本代表サポ組織「食う軍」の司令。徒然なるままボソボソと。

大河ドラマ「新撰組!」で号泣した

2004-08-23 | etc
十何年ぶりかに子供の様にワンワン泣いてしまったよぉ。

今まで大河ドラマって見た事すらなかった。
見る気になったのは、題材が俺の好きな幕末物だったからだ。
20代前半の頃、司馬遼太郎の「竜馬がゆく」を初めて手に取り、以後3,4回は読み直しているかな。
幕末の中を生きた坂本竜馬に、眩しいほどの憧れを感じていたのだ。

大河ドラマを見始まったとは言え、竜馬の側からしか幕末を見ていなかった俺にとって、幕府の手先となって維新の志士を切りまくった新選組は敵そのもの。
ドラマの前半は、憎くてしょうがなかったね。

それがどうでしょう・・・。

ドラマが進むにつれ近藤勇に同調し、土方歳三と一緒に新選組を考え、沖田総司の病状を心配する始末。
幕末を幕府側からの目で見る事で、新たな発見をする事になったのだ。
ただの殺し屋集団のイメージから、血の通った人間臭い集まりと感じるようになり、新選組の考えと言うのも分かってきた気がする。

新選組には色んな流派の剣術士が在籍していた。
その中に、江戸の一流流派“北辰一刀流”を学んだ山南敬助がいた。
新選組設立の中心的人物で、近藤勇とは友情で繋がっていた。
一方、反幕府派の大物“北辰一刀流”の免許皆伝者の一人が坂本竜馬。
山南にとって、殺すべき相手の竜馬は、同門の塾頭と言う尊敬する存在。
一体当時の彼らの心情はいかがなものであったのか・・・。

昨夜の放送は、その山南が、新選組脱走の上、連れ戻されて切腹で果てる話。
逃がしたい近藤勇、土方歳三を始めとする隊士。
逃げれらるのに逃げない山南さん・・・。
その潔さ、男っぷりに泣きに泣いたのだ。
山南さんを追い込んだ感のある、憎き土方歳三の号泣が、更に俺の涙を誘って号泣してしまった・・・。

山南さぁーーーーーーーーん・・・・(涙)


6月の初旬に、一泊で京都に行く機会(仕事)があったのですが、オフの時間の夜と早朝に京都をひたすら歩き回ってきました。時間が足りなかったなぁ。

そうだ、京都行こう♪
(頭の中でJR宣伝流れまくり)