唯一の和室、ここでは書をなさるとか
丹治氏の手による書と鮭のカービング
贅沢にもオシャレなキッチンで、コーヒーをいただきました。趣味でスモークハウスまで作ってしまったという氏、お料理の腕前もスゴイに違いありません。
傍らには大きなPC。夜はここでDVDを見ながらお酒を飲むのだそうで
アーティストとしての顔を拝見した後、ご自身の制作場所で織りを見せていただきました。なんか不思議な感じでしたが、手織りで作品を作り出すのもアーティストということなんですよね。
師事した先生が早くに亡くなってしまい、その後は独学で織りの技術を高めていった丹治氏。糸や織り、染色に至るまで、その知識は深く広く…。ご自身で体得したことを、後世に伝えたいという思いから、手織り教室を始めたとのこと。
初めて訪ねていった私たちにも、惜しみなくいろいろなことをお話して下さいました。丹治氏のひとつ越えている素晴らしいお人柄と、織りの世界の奥深さに触れた１日。いろどり繭の糸が丹治氏の手によって命を与えられる日を心待ちにしつつ、ステキ過ぎる工房を後にしたのでした。（おしまい）
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