3席目は、観光協会さんの奥座敷へ!本当は茶陶苑のお茶室を目指したのですが、一歩及びませんでした。
お席を終えて出てきた和裁士の小杉先生を了解も無くパチリ!ドシャ降りの雨をものともしないこの自然なきもの姿。さすがです!
お手前が始まりました。このレトロな雰囲気がたまりません。
お菓子は、鮎が泳ぐさまを模した薯蕷(じょうよ)まんじゅう。葡萄柄の器もステキです。初夏を感じさせてくれます。
こんもりとした泡が見事なお茶。ものすごく美味しいおまんじゅうをいただいた後の、至福の時です。
ここでも、最後にお道具のお披露目が。鶴の棗も素敵でしたが、グレーがかった淡い紫のお茶碗が素晴らしかったです。
あいにくのドシャ降りとなってしまった「茶あそびイベント」でしたが、会場はどこも盛況で、お茶の底力を知りました。陣中での野点、お寺のお座敷、年代を経たお部屋と、いろいろなシチュエーションでお茶をいただけたのは、とても楽しい経験でした。今回は、茶陶苑に間に合わなかったのと、川越氷川神社の舞殿でのお席を見逃していたのが心残り…毎年恒例になるといいなぁ~と期待ですね!大雨の中、上等な着物でお手前をして下さった、各流派の皆さまに感謝です。お疲れさまでした。(おしまい)