gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

織の音アート工房見学へ

2010-03-07 11:21:00 | ノンジャンル
       
NPOの集まりで知った、魅力的な手織り作品。これらは、宮原にある「織の音アート」の工房で生み出されています。先日の新年会でも、一部の作品を紹介させていただきました。お手にとってご覧になり購入された方もいらっしゃいます。

       
新年会用におあずかりした作品をお返しがてら、工房にお邪魔してきました。宮原駅からすぐの明るいスペース。壁一面に、色とりどりの糸が並んでいます。

       
コンパクトな織り機で、粛々とみずからの作品に取り組む子供たち。それぞれ個性があって、「これは○○ちゃんの作品ね!」とわかるほど。SLが大好き!という男の子は、白と黒の太めの糸を使って、重厚感のある作品の製作中。

       
織りだけでなく、縦糸を筬にかける細かい作業もみずから行います。根気と集中力のいる工程ですが、これを自分でやるからこそ、みずからの個性を全面に出した作品ができるのです。

       
自分の好きな色を、さまざまな太さの糸の組み合わせで織っていきます。季節ごとに、みんなでお散歩に行き、そこで感じたものを作品に表現しています。障害を持っている子供たちですが、その感性は研ぎ澄まされていて、まるで絵を描くように、感じたものを作品に表現していくそうです。

       
陽光が差し込む明るい工房には、静かで穏やかな時間が流れていました。「織の音アート」は、今年から絹の作品にも挑戦していくそうです。先生方は、子供たちに、座繰りや真綿糸の紡ぎ方も体験させようと考えています。

「川越きもの散歩」では機会あるごとに、彼らの作品の紹介をしていきたいと考えています。さらには、コラボ作品を作っていただくことも検討中。いずれ、カラフルな半幅帯などもお披露目できるかもしれません。楽しみにお待ち下さいね♪