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人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
現在は、暇に飽かして、日々更新。

A.ハックスリー『すばらしい新世界』(講談社文庫)

2008-11-30 07:43:10 | 読書
『すばらしい新世界』は1932年に刊行された。いまや20世紀の古典であり、現代人
の必読書である。

全体主義的「管理社会」、「階級社会」を描いたSF小説であるが、とてもSFと
は思えず、笑い事ではなくなってしまう。





1932年といえばヒトラーが政権につく前の話である。著者の頭にはソ連の姿があっ
たに違いない。


私は講談社文庫版(松村達雄訳)の初版本を持っているが、その発売日は24歳の誕
生日(11月15日)であった。購入はその年の12月20日。私はまだ学生であった。

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