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人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
現在は、暇に飽かして、日々更新。

徳岡孝夫さんを偲んで 『「民主主義」を疑え!』

2025-05-02 05:00:00 | 読書

いささか旧聞となるが、4月12日(土)、徳岡孝夫(評論家、元毎
日新聞記者)さんが95歳で亡くなられた。

徳岡さんは、三島由紀夫が自決した時(もう55年前)に、三島に
呼ばれた二人の記者の一人だ(もう一人はNHKの伊達記者--宇
和島の伊達)。

もう20年以上前になるかしらん、徳岡さんの『五衰の人』(文春
文庫1999)を読んだ。

(奇しくも)今年は三島由紀夫生誕100年である。

徳岡さんの「名文」が気に入り、その後、『妻の肖像』(文春文庫
2009)、『完本紳士と淑女』(文春新書2009)と読んできた。


久しぶりに徳岡さんに接したいと思い、Amazonを検索、何冊か
注文した。

『「民主主義」を疑え!』はその一冊だ(その他はおいおいご紹
介)。
深い洞察と名文によって綴られている。

本書の視点は、松山幸雄(元朝日新聞記者)の名著『日本診断』
(1977)と似ていると言えるかもしれない。



徳岡孝夫(1930-2025)と松山幸雄(1930-2021)
お二人は(たまたま)同い年。終戦時は15歳。


そういえば、不破哲三、大賀典雄、竹村健一、岡崎久彦、半藤一
利、上坂冬子、澤地久枝、野坂昭如、渡部昇一、俵孝太郎、俵萌
子、佐々淳行等々も昭和5年生まれ。


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