人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
現在は、暇に飽かして、日々更新。

先祖を尋ねて 高岡へ

2023-06-03 05:00:00 | ファミリー・ヒストリー

「ファミリーヒストリー」関係については折に触れ、書いてきた。

3年ほど前、亡母が残しておいてくれた「原戸籍」により、私の
父から恒夫→二吉→恒二→権九郎(高岡出身)と遡ることができ
た(→こちら2020/8/16
)。

権九郎とは何者か?

大津市在住の「本家」には、先祖は「儒学者」だと伝わっていた
ので、江戸時代の儒学者一覧などを調べたりしたが、決定的なこ
とは分からなかった(→こちら2020/9/18)。



しかるに今年になって、パソコンで高岡市立図書館/中央図書館
のHPにある「古文献資料のご案内」(→こちら)を見ていたら、
その中にある「高岡知名録」の「目次」に私と同姓で「北湖」と
「遂初」という二人の名前を発見した。「(教育者)」とある。

そこには「目次」がアップされているだけで説明内容は分からな
い。
ちなみに目次の一番目は前田利長公で、計69人が紹介されている。


高岡市立図書館/中央図書館HPには「お問い合わせ」というネ
ットの「窓口」があったので、

「うちの先祖は高岡出身の権九郎といいます。もしかしたら『高
岡知名録』にある北湖か遂初のどちらかと関係しているというこ
とはないでしょうか?」

と照会メールを送った。


一週間ほどして

「北湖と遂初は親子で、権九郎は遂初自身と考えられます。よろ
しければ、別添EXCEL一覧表の関係資料をコピーしてお送りしま
す。--コピー代1部10円+切手代で」

という丁寧な回答があった(ものすごく親切!)。


で、早速お願いすると、ほどなくして大量の資料(コピー)が送
られてきた(多謝!)。


それらを要約すると、
○北湖、遂初親子は、姓はもともと「笹原」(明治期に改姓)で、寺子屋で「書」
 を教えていた(後から分かったが、北湖や遂初は「号」のようだ)。
○先祖は代々「絹屋」という商号で商売をしていた。
〇明治の初め、高岡に小学校ができると二人とも小学校長を務めた。

となる。

(注)「笹原」から現姓に改姓した理由は、今となっては分からない。
 一族には笹原姓のままの人たちもいたことも分かった。
 明治初期の改姓については→こちら



これは、やはりかねて念願だった、先祖の地高岡を訪ねなければ、
というわけで5/22(月)~25(木)に高岡へ行ってきた(以下次
号)。


<各種資料>


高岡市立図書館/中央図書館に送ってもらった多くの資料 
一番左が『高岡知名録』


2023/1/17 
横浜市立図書館所蔵『高岡市史』中巻、下巻。
1冊5、6cmの厚さだけあって何でも記載されている。
中巻に笹原父子(北湖、遂初)も出てくる(p968)。
「寺子屋の師匠は、必ずしも大した学問を要しないだろうが、人の師表となるの
だから、徳行の人でなければならない」




『富山県の歴史散歩』


『るるぶ 富山』’22


訪問したい場所リスト


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