たまやんの「大きい画像の貼れるブログに引っ越したい」

お久しぶりです。ネタバレあります。

「アリス・イン・ワンダーランド」(IMAX3D・字幕)

2010-04-24 10:58:05 | 映画感想
(2010年4月23日 109シネマズ名古屋 2010年・日 ヴィスタ IMAX3D 108分)

ティム・バートン監督×ジョニー・デップの最新作は、「不思議の国のアリス」のその後を描くファンタジー。


<ネタバレあり>

少女から大人へと成長する話ですが、青い芋虫さんが彼女の成長を表していて、ラストはああなると分かっていても感動する。アリスがヒーローでマッドハッターがヒロインになったかのような逆転の展開も面白い。

原作は言葉遊びと風刺が満載。やはり日本語字幕では限界がありましたね。(松浦さんと共に信頼してる石田さんの翻訳ですが)
ヒアリングできる人は、言葉遊びの部分は字幕を無視して耳をすませた方がいいかも。
韻を踏んでたり、Sで始まる言葉を羅列してたり、恋人に呼びかける"my sweetheart"を"my sweet hat"ともじってたり…こういうのは難しいですね。

あと、何度も出てくる「カラスと物書き机は何故似ているのか?」と言うのはいわゆる謎掛けで、答えのうちの1つはもちろん英語のダジャレです。(※調べたので一番下に書いておきます)

ティム・バートンもさすがのディズニーには毒抜きをされたようで、期待して観るとこんなもんかな~ってな感じですが、異な者への愛情は半端ないし、デカ頭の赤の女王の側近がデカ女フェチ(演じたクリスピン・グローヴァーって、チャリエン2でも何かのフェチじゃなかったっけ?)とか、いかにもバートンらしい要素もあります。
ビジュアル面では奇天烈なCGはもちろん、衣装がかわいい。特にアリスの衣装はかなり凝っている。ダニー・エルフマンのスコアも快調です。

あと赤の女王、全く調べずに観たので、最初から最後まで「あ~、ナタリー・ポートマンすごい頑張ってるやん!」と妙に感心して観てた。もちろん、ヘレナ・ボナム=カーターでした。

3Dカメラで撮った「アバター」と比べるとやはり立体感とか精度では劣りますが、穴から落ちる場面がかなりいいし、立体を考えた場面もあるのでいいのではと思う。
IMAX以外はどうしても画面が暗くなるのが難点ではありますが。

あと、本編の前に「トロン」の続編の予告をやってた!興奮!!
つか、トロンの続編に興奮する人って何歳以上なんだって話。




謎掛けの答え=どちらも“note”(鳴き声、覚え書)が出せますが、非常に“flat”(平板、退屈)なものです。


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2 コメント

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ヒアリング (ma-yu)
2010-04-24 23:29:21
>ヒアリングできる人は、言葉遊びの部分は字幕を無視して耳をすませた方がいいかも。

ああー、そうかー。
ついつい字幕に頼ってしまいました。確かに言語を字幕にするって限界がありますからね。DVDで英語字幕つけて追うと、はっ!と思うところはあるかもしれません(それほど語学力ないけど)

穴に落ちる部分と、帽子が飛んでいく感じは、3Dで見てよかったなと思いましたわ。これからどんどん3D映画が出てくるんですかね。
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ヒアリングしたい! (たまやん)
2010-04-25 15:13:03
>ma-yuさん
かく言う僕も、そんなにヒアリングできません。
でも、ダジャレっぽい事を言ってたら耳を済ませることにしてます。

んー、語学力つけたいですね!

3Dは今ブームだし設備も整えてしまったから、どんどん出てくるでしょうねー。
これから公開されるハリウッド映画の3分の1は3Dになりそうな感じです。
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