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お久しぶりです。ネタバレあります。

「キラー・ヴァージンロード」 (シルバー舞台挨拶ウィーク:2)

2009-09-19 21:47:21 | 映画感想
(2009年9月19日 109シネマズ名古屋 2009年・日 ヴィスタ SRD 97分)

岸谷五朗監督、上野樹里主演、福山雅治主題歌のアミューズオールスター映画!
シルバーウィーク初日に「全国縦断舞台挨拶」ということで、岸谷監督と上野樹里様が名古屋にやってきました。しかも、19日は会員1000円なので超オトクだった。

このお二人は「てるてる家族」で父娘を演じていたんですね。
デビュー時から現在まで、ずっと同じ事務所で活躍してきた二人は今こうやって、監督と主演女優の関係へ。
「これでやっと、点が線で結ばれた」と監督も感慨深げだったようです。

監督は最後まで樹里さんを絶賛してて、「シリアスなクライマックスの場面は全カットワンテイクでOKだった。監督の自分も思わず入り込んで泣いてしまった」とべた褒め。それでも、パーマ頭と毛皮の服の樹里さんを見て「お前、今日は犬みたいだなと」つっこむ辺りがなんか良かった。

樹里さんは樹里さんで、司会なのにカミカミの若狭アナに「そっちが面白すぎて言う事忘れそうw」と、天然爆発といった感じでした。

舞台挨拶の最後は、名古屋の嫁入りにちなんで、監督と樹里さんによる菓子撒き。
野球をやってた監督の大遠投に対抗して、樹里ちゃん客席の通路を猛然とダッシュして駆け上がり、客席真ん中あたりで菓子撒いたり直接手渡ししたり握手したり、しまいにゃ逆にお客さんからプレゼントをゲットしたりと大興奮(笑)

司会の若狭アナが「今、上野樹里が逆にプレゼントをゲットして戻ってまいりました!」と実況してて盛り上がった。大暴れで菓子撒きを終えた2人はゼエゼエ言ってました。ええ人や…2人とも。最後は、中学時代のビリ子役をやった清水くるみという若手の女優さんが家族と実費で観に来ていて、急遽呼ばれてご挨拶というサプライズも。

映画は、ところどころ笑わせる場面(特に寺脇さんが最高!)はあるけど、繋がりが悪いので消化不良といった感じでした。それこそ、点と線だ。突然ミュージカルを挟み込んだり、回想場面を多用したりと、単調になりそうなロードムービーに飽きさせない工夫をしているけど、そういうのは一回普通に映画を撮ってから、監督に慣れたところでやるべきだよなと思った。

とにかく、何かにつけてクドかった。これが彼の持ち味と言われればそれまでですが。でもまあ、気取らずエンタメに徹して撮ったのは良かったと思う。


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