(2006年8月28日 MOVIX三好 シネスコ SRD 134分)
「踊る大捜査線」シリーズのヒットメーカー、亀山千広プロデューサーと本広克行監督が手掛けるオリジナル作品。(ただし過去作品とのリンクあり)題材は、香川県のソウル・フード、うどん!!
「サマータイムマシン・ブルース」が公開された時に、パンフで『次回作は「うどん」を題材に撮る』と知って、ああ、本広監督はフジテレビと距離を置いて小品を作っていくんだな~と思って蓋を開けてみたら、フジテレビ製作で東宝系公開の大きな作品として公開されたのでビックリ。
そんなわけで、拡大公開系に不向きな?讃岐うどんという少々マニアックな題材ではありますが、自分の夢と親子の話が中心になっているので、誰が観ても面白い作品だと思います。ちょっと長いですが。
でも、一度でも香川へうどんを食べに行ったことのある人は3割増、「サマータイムマシン・ブルース」の好きな人だったら2割増、両方経験している人は合計5割増で楽しめるはず。
【以下、思い出とネタバレあり】
3年前の春に会社の同僚と四国(高知県以外)を旅した時に、最後の日は讃岐うどんを食べに行こう!ということになって、朝10時ぐらいに香川に着いたのですが、地図がアバウトなのか、るるぶで決めていた「なかむら」(今回の作品でネギを抜いて・・って場面で出てきたお店)が、探しても探しても見つからない。地元のおじちゃんに聞いても「知らない」と言うしで、1時間おなじところを迷いに迷って民家ばかりの路地に入ったら・・ありました。正直、行列が無かったら誰もお店だとは思わないほど、外観は民家。
そこで食べた「ひや(麺)あつ(だし)」の旨かったこと!ネギは初めから店に置いてありましたが、切るのはセルフでありました。
その後は車を走らせると、うどん屋さんがあちらこちらにあるわあるわの確変フィーバー状態で、さっき食べたにも関らず、山下うどんでぶっかけを食べましたとさ。
そんな思い出があったので、この作品をより楽しめました。
片田舎から夢見て、夢破れて。帰ってきたら温かく迎えてくれる人がいて。という話も悪くないですねえ。「旨いうどんを食べさせれば、自然と笑顔になる」というまとめも旨い、いや、巧い。
話の流れがいいだけにラストが唐突過ぎたのは残念ですが、気持ちよく劇場を後にできるのでまあ良いでしょう。
あとは、フジテレビの映画なのに、きちんとブームの功罪について描いているのには感心しました。反面、亀山Pの余裕の表情まで見えてくるんですけどね。
ところで亀山さん、来るんでしょうかね、うどんブーム?
今回のリンクはこんなところですかね?
「踊る」シリーズ
・カエル急便
・ユースケ+小西真奈美+升毅
「サマータイムマシン・ブルース」
・永野宗典
・ズッコケ3人組+カメラクラブの伊藤(真木よう子)
・未来人田村
・うどん部
・ギンギン
・穂積光太郎(佐々木蔵之介)
「上品ドライバー」(ドラマ)
・日産マーチ
「踊る大捜査線」シリーズのヒットメーカー、亀山千広プロデューサーと本広克行監督が手掛けるオリジナル作品。(ただし過去作品とのリンクあり)題材は、香川県のソウル・フード、うどん!!
「サマータイムマシン・ブルース」が公開された時に、パンフで『次回作は「うどん」を題材に撮る』と知って、ああ、本広監督はフジテレビと距離を置いて小品を作っていくんだな~と思って蓋を開けてみたら、フジテレビ製作で東宝系公開の大きな作品として公開されたのでビックリ。
そんなわけで、拡大公開系に不向きな?讃岐うどんという少々マニアックな題材ではありますが、自分の夢と親子の話が中心になっているので、誰が観ても面白い作品だと思います。ちょっと長いですが。
でも、一度でも香川へうどんを食べに行ったことのある人は3割増、「サマータイムマシン・ブルース」の好きな人だったら2割増、両方経験している人は合計5割増で楽しめるはず。
【以下、思い出とネタバレあり】
3年前の春に会社の同僚と四国(高知県以外)を旅した時に、最後の日は讃岐うどんを食べに行こう!ということになって、朝10時ぐらいに香川に着いたのですが、地図がアバウトなのか、るるぶで決めていた「なかむら」(今回の作品でネギを抜いて・・って場面で出てきたお店)が、探しても探しても見つからない。地元のおじちゃんに聞いても「知らない」と言うしで、1時間おなじところを迷いに迷って民家ばかりの路地に入ったら・・ありました。正直、行列が無かったら誰もお店だとは思わないほど、外観は民家。
そこで食べた「ひや(麺)あつ(だし)」の旨かったこと!ネギは初めから店に置いてありましたが、切るのはセルフでありました。
その後は車を走らせると、うどん屋さんがあちらこちらにあるわあるわの確変フィーバー状態で、さっき食べたにも関らず、山下うどんでぶっかけを食べましたとさ。
そんな思い出があったので、この作品をより楽しめました。
片田舎から夢見て、夢破れて。帰ってきたら温かく迎えてくれる人がいて。という話も悪くないですねえ。「旨いうどんを食べさせれば、自然と笑顔になる」というまとめも旨い、いや、巧い。
話の流れがいいだけにラストが唐突過ぎたのは残念ですが、気持ちよく劇場を後にできるのでまあ良いでしょう。
あとは、フジテレビの映画なのに、きちんとブームの功罪について描いているのには感心しました。反面、亀山Pの余裕の表情まで見えてくるんですけどね。
ところで亀山さん、来るんでしょうかね、うどんブーム?
今回のリンクはこんなところですかね?
「踊る」シリーズ
・カエル急便
・ユースケ+小西真奈美+升毅
「サマータイムマシン・ブルース」
・永野宗典
・ズッコケ3人組+カメラクラブの伊藤(真木よう子)
・未来人田村
・うどん部
・ギンギン
・穂積光太郎(佐々木蔵之介)
「上品ドライバー」(ドラマ)
・日産マーチ
ああ、それもリンクだったわ。ありがとうございます。
イベントのところは笑ったなあ。
あと思い出すのは、彼女の前でかっこつけて
講釈つけたがる彼氏(小泉孝太郎)
ああいう人ってブームの時にはいそうですよね~。
キャプテンウドンのところでは
「立喰師列伝」を思い出しました~。
まだ記事アップしてませんが、アップしたら
トラックバックさせてもらいますね。
ズッコケ三人組(Z3=ゼッスリと読むらしい)が案内役
を担当していました。監督この3人好きやな~。
小泉孝太郎と藤澤恵麻のバカップルは何と言うか、ピッタリでした。
本広監督は押井監督大好きだし、映画も今年撮影されたので、
きっと「立喰」を意識して作ったんでしょうねえ。
「ブレードランナー」からのイタダキもあったし。