(2007年7月29日 イオン化粧品シアターBRAVA! 12時30分開演 2階B列14番)
タイトル=「劇団☆新感線2007年夏休みチャンピオン祭り 犬顔家の一族の陰謀~金田真一耕助之介の事件です。ノート~」
作・演出=いのうえひでのり
出演=宮藤官九郎/古田新太・高田聖子・池田成志
勝地涼・橋本じゅん・粟根まこと・小松和重/木野花
タイトルをご覧の通り、横溝正史原作、市川崑監督「犬神家の一族」をベースに、あらゆるジャンルのパロディを連発すると言うネタもの。
【ネタバレあり】
「犬神家」のオリジナルをリアルタイムで楽しんだ世代が作ってるので、大野雄二の手掛けた音楽も、タイトルの出し方もそっくりそのまま。合間に挟まれる映像(金田一が奔走する場面)もかなり忠実に作られている。金田一耕助をはじめとした登場人物だけでなく、元ネタでの複雑な人物関係をそのままやってるので、事前に「犬神家」を知らないと分からないし、面白くないかもだ。
知ってる人は、スケキヨが口をモゴモゴする所も、長女が「マスクを取っておやり!」と叫ぶ所も確実に笑えると思う。元を知らなくても、大人たちが舞台上で必死に遊んでるゆるい感じを楽しめば大丈夫だと思う。要はそれにノレるかだよなー。
ほとんど新感線のネタものを観た事が無いので、内輪ネタとかお約束事とかよく分からないんですが、古田新太がやってたフランス生まれの日本人は、何かのキャラなんですかね。小松さんはいつもごはんですよと言われてるのでしょうか。
客演では、勝地涼が爽やかなイメージ(だけが取り柄)の役で好演でした。この子、段々と色物化してるような気がする。それから、俳優をやってる時のクドカンのリアクションが好きなので、それがたくさんみられて良かった。
パロディは、四季や東宝ミュージカル、明智小五郎やデスノートまで盛り込んでいて楽しめた。映像も上手く使われていて、あの場面、東京公演はまた新しいのを撮るんだろうな。照明が凝り方はさすがと言うべきで、その点では二階席の方が楽しめる場面もある。
まあ、花道は全然見えなかったけどねえ。
タイトル=「劇団☆新感線2007年夏休みチャンピオン祭り 犬顔家の一族の陰謀~金田真一耕助之介の事件です。ノート~」
作・演出=いのうえひでのり
出演=宮藤官九郎/古田新太・高田聖子・池田成志
勝地涼・橋本じゅん・粟根まこと・小松和重/木野花
タイトルをご覧の通り、横溝正史原作、市川崑監督「犬神家の一族」をベースに、あらゆるジャンルのパロディを連発すると言うネタもの。
【ネタバレあり】
「犬神家」のオリジナルをリアルタイムで楽しんだ世代が作ってるので、大野雄二の手掛けた音楽も、タイトルの出し方もそっくりそのまま。合間に挟まれる映像(金田一が奔走する場面)もかなり忠実に作られている。金田一耕助をはじめとした登場人物だけでなく、元ネタでの複雑な人物関係をそのままやってるので、事前に「犬神家」を知らないと分からないし、面白くないかもだ。
知ってる人は、スケキヨが口をモゴモゴする所も、長女が「マスクを取っておやり!」と叫ぶ所も確実に笑えると思う。元を知らなくても、大人たちが舞台上で必死に遊んでるゆるい感じを楽しめば大丈夫だと思う。要はそれにノレるかだよなー。
ほとんど新感線のネタものを観た事が無いので、内輪ネタとかお約束事とかよく分からないんですが、古田新太がやってたフランス生まれの日本人は、何かのキャラなんですかね。小松さんはいつもごはんですよと言われてるのでしょうか。
客演では、勝地涼が爽やかなイメージ(だけが取り柄)の役で好演でした。この子、段々と色物化してるような気がする。それから、俳優をやってる時のクドカンのリアクションが好きなので、それがたくさんみられて良かった。
パロディは、四季や東宝ミュージカル、明智小五郎やデスノートまで盛り込んでいて楽しめた。映像も上手く使われていて、あの場面、東京公演はまた新しいのを撮るんだろうな。照明が凝り方はさすがと言うべきで、その点では二階席の方が楽しめる場面もある。
まあ、花道は全然見えなかったけどねえ。