SAW 2

（2005年10月29日　TOHOシネマズ東浦にて　ヴィスタ　SRD）

日米の映画ファンの話題をさらった「SAW（ソウ）」の続編が早くも登場。

前作の監督・脚本が製作総指揮に回ったので、前ほどの面白さは期待できないかなと、不安を感じましたが、まあ、それぐらいの心持で臨めばバッチリ楽しめます。

もちろん、前作はちゃんと観ておくように！！！

ところで、こういうホラー映画を観に行くと必ず１組はバカップルがいるもので、運の悪い事に僕は隣に居合わせてしまった為に、彼らのバカ行動に悩まされながらの観賞になったのですが、これがかえって良かったのかもしれない。

いらん気を回して映画のネタについて下手に深く考え込まなかったので、単純にこの映画にコロっとダマされてしまいました。これは読めなかった～。

何にダマされたかというのは、チラシの裏に製作者から「ストーリーのネタを書き込んだりしないように」というお願いがあるので、バカ正直な僕はもちろん書きませんが、それ自体はとても分かりやすいので、ひたすら痛みや嫌悪感を持ちながら観るのが一番の楽しみ方でしょう。

ほぼ一室で展開された前作から、被験者その他の人数が増えて人物の行動範囲も広まった為、息の詰まる緊張感や伏線の張り具合は劣るかな～？とも思ったのですが、それを知ってしまった今ではもう、そんな事は言ってられません。

このシリーズの最重要人物の気の触れた戯言も、ちゃんと整合性があるのでこれはよくできた脚本だなと思う。この戯言うんぬんについては2回目の観賞の時にチェックしてみようか。