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お久しぶりです。ネタバレあります。

扶桑寄席 立川志らく・柳家喬太郎二人会

2013-02-10 22:15:25 | 落語・演芸
(2013年2月10日 扶桑文化会館 14時開演)

立川がじら「たらちね」

柳家喬太郎「粗忽長屋」
立川志らく「時そば」

仲入り

柳家喬太郎「初音の鼓」
立川志らく「金明竹」


他の人で何度聴いたかの「粗忽」「時そば」ですが、喬太郎さんの軽やかさ、志らくさんのハチャメチャでまた違う味わい。
珍しくウルトラマンネタも映画ネタも無かった二人会でしたが、噺のサイズは手ごろ、笑いは多めで肩凝ることなく楽しめました。

喬太郎の「粗忽長屋」は、八が死んだ熊を連れてくるって言った時の「面白いねー」、熊の「熊、オレだ!」が最高。
マクラの粗忽小噺も全部面白かったです。

志らくの「時そば」は、そばをすするマネを「中途半端だなあ…」と自己批評するパターンが面白い。
「一番上手かったのは小さんで、あまりに上手かったから、終わったらお客がみんな蕎麦屋に駆け込んだ。」
「一番下手なのは昇太」と、下手なマネをズルッとやってみせる。

喬太郎の「初音の鼓」は、何と言ってもキツネの「コンコーン!」…かわいい。
ついでに、今日の喬太郎師は空咳が多くてこれまたコンコーン!

志らくの「金明竹」は、遣いの者が上方…に加えて、上方訛りのアメリカ人というアレンジ。
こうなると聞き間違いも甚だしく、プワプワのボインに西友でネクタイ!
あまりのくだらなさに呼吸できなくなるほど笑い転げてしまった。

地方寄席らしく、無粋な客の「よっ!待ってました!」の掛け声で少々イラッとしましたが、喬太郎師も同じように感じてたらしかったので救われた。
携帯が鳴ったのは1回か。1回だけど、デカかったね…。



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