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お久しぶりです。ネタバレあります。

「TRICK トリック -劇場版2-」 よろしくーねっ!

2006-06-17 02:03:10 | 映画感想
(2006年6月16日 MOVIX三好 2006年 日 ヴィスタ SRD 111分)

【ネタバレあり】

深夜ドラマからスタートし、今や視聴率25%を叩き出す国民的ドラマにまで成長した人気シリーズの映画版第2作。今作で完結?

う~ん、ゆるくていいですね。

前作の映画版1は冗長で散漫な印象で、ほんとにゆるかったのですが、今回は最後まで飽きずに観られました。舞台がひとつではなくて、ちゃんとした二幕ものになっているのが新鮮。

全編ギャグ満載のコメディではあるけども、みんなで大笑いするものではなくて、世代も嗜好も違うお客さんひとりひとりが、自分にピッタリなネタを見つけてむふふふ笑うタイプの映画になっていると思う。

ドラマからのネタもたくさんありますが、元ネタが古いものが圧倒的に多いので、分からない人はお父さんか会社の上司に聞いてみよう。何故か30代以上ばかりだった自分の周りはドッと受けてました。

それにしても、若い人は見事に笑ってなかったな~。北斗の拳やワ○ピー○の悪魔の実ネタあたりでドッと来るかな?と思ったけど来なかった。

監督はパンフのインタビューの中で『「トリック」は常に自分のおもしろがりかたしかできない作品なんですよ』と語ってるので、分からんなら分からんでOKなのかな。

ところで、全編に渡ってしつこく繰り返されるゆーとぴあの「よろしく~ねっ!」のギャグと、「とっとこ」「ハム太郎かよっ!」を一緒に笑える人はそうそういないかもしれないなーと思いつつも、ほとんど分かった僕は誉められてもいいでしょうか。(「7が抜けている」がお決まりの、30をカウントする場面が個人的に気に入ってます。)

あと、タレント候補ばかりの選挙ポスターの全員が分かる僕は、ひょうきん&お笑いスタ誕世代でしょうか。ここで赤星昇一郎とミスター梅介の名前を見るとは思わんかった。

撮影時期が1年前とのことなので、今年の流行「イナバウアー」は後から付け足したみたいですが、この新しいネタでさえも微妙にホコリをかぶっている感があるのは逆に「トリック」らしいかも。

仲間由紀恵と阿部寛はこのドラマをステップに大化けしましたが、このシリーズでは変わらずにバカな掛け合いをしているのが嬉しい。それぞれ別々のドラマや映画で活躍していてそれぞれ魅力的ですが、こうやって2人が揃って映っている画はやっぱり画になります。


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