(2012年5月16日 中京大学文化市民会館 19時開演 約2時間20分)
昨年に続き、名古屋は2回目の鶴瓶噺、今年も両日とも完売!
某先行予約で4列目を取らせていただきました。ありがとうございました。
<ネタバレ注意>
のっけから、観に来てた知り合いのニューハーフのお店のママが「まあ!」と反応したり、
男性客から「つるびーん」と声がかかったり。
「おかしいわ。これ、参加型やないねんから!」と観客からの声を制す。
とはいえ、話が横道にそれる事がしばしば、「何の話してたっけ?」と、お客さんに助けてもらう一幕も。
1年間に起こったオモロイ事をただ話す、鶴瓶噺を始めてから25年。
どうして彼の周りに面白い事ばかり起こるのかというのを自ら紐解いてみる。
まず、人が見過ごすような些細なことを、決して見逃さない。
これは鶴瓶師匠、あとさんまさんに限らず、芸人には鋭い観察眼が必要だと思う。
そして、人との縁を大切にする。
ただ待つだけでなく、「縁は努力」と師匠は言う。
「縁は自分から動いて作るもの。思い立ったらとにかくすぐ動く。」この行動力、努力が半端じゃない。
まずは、繁昌亭のトリで「死神」をやってたら、サゲの2分前なのに帰ってしまったおばさん。
後日、その方から手紙を頂き、おばさんが実はおじさんだと分かる。
「自分が思ってた終了時刻よりも押してしまってて、電車に間に合わなかったので泣く泣く…」と帰った原因が文面に。
「ごめんなあ、押したのは申し訳ない」と、半ば文通のようなやり取りを繰り返していくうちに、その人が近く結婚するのがわかり、「どこでするのか教えて!」と花を贈る。
もうひとつ、一般の方絡み。
しょっちゅう自分の携帯に間違い電話がかかってくるから、以前自分の番号を使っていた人の名前と職場を突き止め、しまいに友達になってしまう。
(その方から8年ぶりにかかってきた留守電も披露)
そういう、縁を大切にするお方だから奇跡的に面白い事が起こるんですよねえ。
・昔、オセロの白が、ある事で警察に注意されて連れていかれた所を中井貴一が目撃。これを中井さん自身から聞いた。
・A-studioで初めて会ったばかりの渡部篤郎と西梅田の交差点で偶然会い、大阪公演に来ていただいた翌日またサウナで会った。
・コットンアワード受賞の裏にご近所さんがいた。
・時任三郎さんと飲んだ翌日、時任さんのお兄さんに偶然会う。しかもお兄さんが高校の同級生だった。
こりゃ凄い。
鶴瓶さんのお人柄、人懐っこさに原因あり。
そりゃあおでこに「鶴」「瓶」と書いたカップルに大阪で出会ったり、見知らぬおばさんに「ここで解るわ~」と後頭部を撫でられたりするはず。
1時間半ほど喋った後、これまでの話が本当なんだと証拠写真として何枚かスライドが映写される。
「鶴」「瓶」のカップル写真に衝撃!!
最後に映し出されたのは、一枚の手紙。
高校時代最大の大ゲンカを知るドンガメの中谷さんからの手紙。
ここから最後のパート、高校時代のヤンチャなエピソードを披露。
他校の生徒30人を、所属していたボクシング部の20人でやっつけた「桃ヶ池の戦い」、外人部隊と呼ばれた連中に追われた話を。
このパートでの横道が最高に面白かった。
ゆず北川さんの披露宴で、暇を持て余してお客の顔に茶々を入れる鶴瓶&さださん、それを叱る小田和正さん。
そんな大人の小田さんが、高砂屋を踊る立派な眉のおじいさんに「あり得ない顔だよねっ」と自分で言って吹いてハマってしまった。客席へ降りて踊るおじいさんに我慢できない小田さん。「見てはりますよ!」とからかうおじさん2人に遂に小田さん、「嫌われてもいい!」
最後は、「外人部隊」をスタッフが実写化。
こわもての外人部隊リーダーに小沢仁志さん、最後に駿河少年を見に来るサラリーマンに三宅裕司さんがゲスト出演。
会場を出ると、駿河少年とのスリーショットがパネルとなって記念写真を撮れるようになってました。
また来年も、名古屋であるそうです。
昨年に続き、名古屋は2回目の鶴瓶噺、今年も両日とも完売!
某先行予約で4列目を取らせていただきました。ありがとうございました。
<ネタバレ注意>
のっけから、観に来てた知り合いのニューハーフのお店のママが「まあ!」と反応したり、
男性客から「つるびーん」と声がかかったり。
「おかしいわ。これ、参加型やないねんから!」と観客からの声を制す。
とはいえ、話が横道にそれる事がしばしば、「何の話してたっけ?」と、お客さんに助けてもらう一幕も。
1年間に起こったオモロイ事をただ話す、鶴瓶噺を始めてから25年。
どうして彼の周りに面白い事ばかり起こるのかというのを自ら紐解いてみる。
まず、人が見過ごすような些細なことを、決して見逃さない。
これは鶴瓶師匠、あとさんまさんに限らず、芸人には鋭い観察眼が必要だと思う。
そして、人との縁を大切にする。
ただ待つだけでなく、「縁は努力」と師匠は言う。
「縁は自分から動いて作るもの。思い立ったらとにかくすぐ動く。」この行動力、努力が半端じゃない。
まずは、繁昌亭のトリで「死神」をやってたら、サゲの2分前なのに帰ってしまったおばさん。
後日、その方から手紙を頂き、おばさんが実はおじさんだと分かる。
「自分が思ってた終了時刻よりも押してしまってて、電車に間に合わなかったので泣く泣く…」と帰った原因が文面に。
「ごめんなあ、押したのは申し訳ない」と、半ば文通のようなやり取りを繰り返していくうちに、その人が近く結婚するのがわかり、「どこでするのか教えて!」と花を贈る。
もうひとつ、一般の方絡み。
しょっちゅう自分の携帯に間違い電話がかかってくるから、以前自分の番号を使っていた人の名前と職場を突き止め、しまいに友達になってしまう。
(その方から8年ぶりにかかってきた留守電も披露)
そういう、縁を大切にするお方だから奇跡的に面白い事が起こるんですよねえ。
・昔、オセロの白が、ある事で警察に注意されて連れていかれた所を中井貴一が目撃。これを中井さん自身から聞いた。
・A-studioで初めて会ったばかりの渡部篤郎と西梅田の交差点で偶然会い、大阪公演に来ていただいた翌日またサウナで会った。
・コットンアワード受賞の裏にご近所さんがいた。
・時任三郎さんと飲んだ翌日、時任さんのお兄さんに偶然会う。しかもお兄さんが高校の同級生だった。
こりゃ凄い。
鶴瓶さんのお人柄、人懐っこさに原因あり。
そりゃあおでこに「鶴」「瓶」と書いたカップルに大阪で出会ったり、見知らぬおばさんに「ここで解るわ~」と後頭部を撫でられたりするはず。
1時間半ほど喋った後、これまでの話が本当なんだと証拠写真として何枚かスライドが映写される。
「鶴」「瓶」のカップル写真に衝撃!!
最後に映し出されたのは、一枚の手紙。
高校時代最大の大ゲンカを知るドンガメの中谷さんからの手紙。
ここから最後のパート、高校時代のヤンチャなエピソードを披露。
他校の生徒30人を、所属していたボクシング部の20人でやっつけた「桃ヶ池の戦い」、外人部隊と呼ばれた連中に追われた話を。
このパートでの横道が最高に面白かった。
ゆず北川さんの披露宴で、暇を持て余してお客の顔に茶々を入れる鶴瓶&さださん、それを叱る小田和正さん。
そんな大人の小田さんが、高砂屋を踊る立派な眉のおじいさんに「あり得ない顔だよねっ」と自分で言って吹いてハマってしまった。客席へ降りて踊るおじいさんに我慢できない小田さん。「見てはりますよ!」とからかうおじさん2人に遂に小田さん、「嫌われてもいい!」
最後は、「外人部隊」をスタッフが実写化。
こわもての外人部隊リーダーに小沢仁志さん、最後に駿河少年を見に来るサラリーマンに三宅裕司さんがゲスト出演。
会場を出ると、駿河少年とのスリーショットがパネルとなって記念写真を撮れるようになってました。
また来年も、名古屋であるそうです。
鶴と瓶って額に書いてるカップルなんて
ほんまか~と思ったけどホンマでしたもんね。
大阪ってやっぱすごい町だなぁとつくづく。
あと渡部さんの真似が意外と似てたので
ツボりました!
中井さんのようなすごすぎる出来事もありますが、
ちょっとした出来事を膨らませて大爆笑を起こすのはほんと凄い。
これまでの話を最後に画像で見せるのは、話し手としてリスキーな仕掛けですが、あのカップルはそのままで笑ってしまいました。
鶴瓶噺は構成も凝ってていいですよね。
単独の落語会も仕掛けに凝ってて、ブレーンが優秀なんだと思います。
渡部さん似てましたねえ。
今度A-studioで見られるといいなあ。あれは収穫でした。
情報ありがとうございます!
渡部さんは小田さんとも交流があるので
(以前小田映画で主演)
A-studioでもちょくちょく小田さんに
取材してるし登場を期待しちゃいます。
TBもありがとうございました。
家族に乾杯も、特番からだと長い事やってるし。
そうだ、「緑の街」に主演で、主演映画の主題歌も担当してますよね。
取材しやすいし、これは期待ですね!