(2009年4月5日 109シネマズ名古屋 2008年・米ほか シネスコ 117分)
インターポール捜査官ルイ・サリンジャーは、ニューヨーク検事局のエレノア・ホイットマンと共に、ある重要案件の捜査に当たっていた。そのターゲットは、世界中の富裕層から莫大な資金が集まる欧州拠点の国際銀行IBBC。そこではかねてより不審な資金の流れがある、との極秘情報を得ていたのだ。
90年代に経営破綻したBCCIをモデルにしているこの作品、フライヤーにはバカ向けに「現在の金融危機を予見した」とか書いてあるけど、今に始まった事ではない。あくどい経営の金融機関が破綻して日本の企業が被害に遭った事なんて過去に何度もあるんだってば。
70年代アクション映画タッチのリアリズムを重視した作りで、巨大銀行の陰謀をえぐり出していくが、緻密な描写で次第に金融のからくりが暴かれていく前半に比べ、後半は何とも大味なものになっている。話がでかいので、なるべく小さなスケールでまとめようとしてるものの、それでもスケールがでかいので、落とし方がちょっと強引。社会派としても娯楽としてもどっちつかずになってしまっている。クライマックスの近代美術館での銃撃戦は凄く燃えたんですけどね。ここだけもう一度観たい。
インターポール捜査官ルイ・サリンジャーは、ニューヨーク検事局のエレノア・ホイットマンと共に、ある重要案件の捜査に当たっていた。そのターゲットは、世界中の富裕層から莫大な資金が集まる欧州拠点の国際銀行IBBC。そこではかねてより不審な資金の流れがある、との極秘情報を得ていたのだ。
90年代に経営破綻したBCCIをモデルにしているこの作品、フライヤーにはバカ向けに「現在の金融危機を予見した」とか書いてあるけど、今に始まった事ではない。あくどい経営の金融機関が破綻して日本の企業が被害に遭った事なんて過去に何度もあるんだってば。
70年代アクション映画タッチのリアリズムを重視した作りで、巨大銀行の陰謀をえぐり出していくが、緻密な描写で次第に金融のからくりが暴かれていく前半に比べ、後半は何とも大味なものになっている。話がでかいので、なるべく小さなスケールでまとめようとしてるものの、それでもスケールがでかいので、落とし方がちょっと強引。社会派としても娯楽としてもどっちつかずになってしまっている。クライマックスの近代美術館での銃撃戦は凄く燃えたんですけどね。ここだけもう一度観たい。
そっくりのセットを作ってやったんでしょうか、
すごい迫力だった。
あのシーン見るだけでも価値ありです!
クライヴ・オーウェンて本当はアクション系の
人じゃないような気がするんだけど、
最初のブレイク?が「ボーン・アイデンティティ」の
殺し屋だから、こういう役が多くなってる
のかな?
蜂の巣になるわ、飾りが落ちるわ凄かったですね。
クライヴ・オーウェンは本来は「クローサー」とか、あんな感じ演技の方が本領じゃないですかねー。舞台出身だし。
最近だと「エリザベス」の続編がありましたっけ。