たまやんの「大きい画像の貼れるブログに引っ越したい」

お久しぶりです。ネタバレあります。

指切りげんまん!「イントゥ・ザ・サン」!!

2005-11-28 20:25:40 | 映画感想
(2005年11月27日 MOVIX三好にて ヴィスタ SRD)

ハリウッドきっての親日家であるだけでなく、日本滞在経験も長いというスティーブン・セガールの新作は、とうとう日本を舞台に持ってきた極太アクション!

そもそもこの映画のキャッチコピーが「極太」なのですが、どっちかと言うと「ごんぶと」アクション映画でした。暴力的なアクションシーン満載ながらも、何故か微笑ましくなってくる。

まず、不法入国の外国人一掃をマニュフェストに掲げる東京都知事が射殺された事件の捜査を、何故かFBIに依頼を受けたCIAエージェント(セガール)が捜査するというメチャクチャな設定から力が抜けてきます。

それでも、話としてはシリアスな流れだし、日本の描写もちゃんとしているどころか、ヤクザの設定など日本のVシネにも引けを取らないほど。新興ヤクザが老舗のヤクザを潰そうとしていることや、新興ヤクザが中国人と手を組んでいたりというのは結構調べてきた成果なのでしょうか。

しかし、あまりシリアスにならずに肩の力を抜いて楽しめてしまうのは、セガールの関西弁交じりの日本語。

「バッキャロー!かかってこい!たたっき殺してやる!」はいいのですが、
「お前の親は何しとんねん」とか「何やコレ?スシ?」はどうだろう。

極めつけは「指切りげんまん」ですな。
このセリフが出てくる場面は、日本情緒溢れる風景にも何故か溶け込めるセガールの姿と一緒にお楽しみください。

これも含めて笑いどころは多い。相棒の新人君がとんでもないポカをやらかしたり、セガールがチンピラに絡まれて街角でパチンコ店で大暴れしたりとセガールアクション満載です。これらはハリウッド映画なら定番のアクションですが、日本を舞台にするだけでかなり違和感があるのが面白い。

でも、アクションシーンの見せ方は、もうちょっと、あまりカットを割らず、アップに寄らずに体全体の動きを見せてくれたら良かったんですけどね。肉体的に、彼にも限界が来たのでしょうか・・・。

日本側の出演者では、チラシなどで大きく扱われている栗山千明や寺尾聰はほんの顔見せ程度なので残念なところ(栗山よりもコロッケの方が出番多い)ですが、敵役となる大沢たかおと彫り師の豊原功輔が圧倒的な存在感で良かった。

大沢なんか、世界進出のチャンスだったろうに、これがもうちょっと向こうに注目されるような映画だったら・・・と広瀬香美も舌打ちしたに違いない。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お金出して 観たの???(笑) ()
2005-12-09 13:03:30
そうそう・・そうでした~(笑)

栗山千明 あんな一瞬だけで

堂々と 名前載せられちゃって かわいそ====と

思いましたよ!!(笑)

指きりげんまん??記憶にない

寝ないように ガマンしてたのに

もしかしたら 目を開けたまま寝てたのかしら??(笑)

TBさせていただきます♪
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指切ったぞ! (たまやん)
2005-12-11 21:31:53
いや、これはMOVIXのポイントを使って観ました。

日曜の昼間だったのだけど、他のお客さんってみんな

正規の料金ないしは前売券を使って観てるのねって優越感。



指切りげんまんは、桜の木の下で、キレイな女性と

「指切りげんまん・・(中略)指切った!指切ったぞ!」

と約束するシーンです。

微妙な関西なまりがいい味を出していました。
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思い出したよ~ ()
2005-12-13 13:23:40
ああああ・・・思い出した。

あの いかにも!っていう カップルですね。

あんなバタ臭いカップル像は かえって新鮮だったわ~(笑)
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