けいた と おちぇの親方日記

わんこと暮らす、のんびり日記

戯曲「ハムレット」(W.シェイクスピア著・野島秀勝訳)

2019-12-05 12:00:00 | 書籍(小説)
ハムレット」を読んだ。翻訳は、野島秀勝さん。
シェイクスピアの作品を読むのは、これが初。


さすが名作。
含蓄のある台詞や引用がたくさん。

狭き門より入れ、滅びにいたる門は大きく、
その道は広く、之より入るもの多し。
(マタイ伝・7章13節)

誰の話にも耳を貸すのはよいが、
自分のことは滅多に口を出すな。

何よりも大事なのは、
おのれ自身に忠実であるということだ。

欠陥的結果には、
必ずや原因があるはずである。

善いも悪いも、考え方ひとつだから。
(どんなものであれ、その価値は、
それを値踏みする人間の考え次第ではないか)

しゃべらずにいれば、言葉は自分のもの、
しゃべってしまえば、他人のもの。

他人を知ることは、おのれを知ることである。

自分に誠実でないものは、
決して他人に誠実であり得ない。
(「行人」夏目漱石著)

事・理もとより二つならず、
外相もし背かざれば、内証必ず熟す。

つぎは、「リア王」を読みたいと思う。
では、今日のおまけ。


可愛い眠り姫。



いい夢をみてね。


おしまい。

コメント
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