けいた と おちぇの親方日記

わんこと暮らす、のんびり日記

小説「ソロモンの偽証 第Ⅰ部 事件」(宮部みゆき著)

2016-05-12 18:00:00 | 書籍(小説)
宮部みゆきさんの長編小説「ソロモンの偽証」を読み始めた。

500頁級の文庫本で6冊。
山岡荘八さんの「徳川家康」ほどではないが、結構なボリューム。

まずは、第Ⅰ部・事件(上下巻)。



都内にある城東第三中学校で、
クリスマス未明にひとりの中学生が転落死をする。

亡くなったのは、同中学2年A組の柏木卓也(14歳)。

柏木のクラスメイトで、クラス委員。
そして、父親が警視庁捜査一課に奉職する藤野涼子が主人公。

他の登場人物としては、同じA組では、
第一発見者の野田健一、その友人の向坂行夫、倉田まり子、
三宅樹理、浅井松子。

他のクラスでは、涼子友人でB組の古野章子、
札付きの不良でD組の大出俊次、井口充、橋田祐太郎など。

教職員では、A組担任の森内恵美子、津崎校長、高木学年主任。

このほかにも城東警察署・少年課の佐々木刑事、
森内教諭の隣人・恒内美奈絵、テレビ局の記者・茂木悦男など。

自殺ということで決着しかかった事故が、
“同級生の犯行”を告発する手紙が関係者に届き、
謎の死への疑念が広がっていく。

この後、第Ⅱ部 決意編、第Ⅲ部 法廷編へと続く。

作品の長さを感じさせない文章力は、さすが宮部さん。
最後にどうなるか、期待を持って読み進みたい。

原作を読み終えたら、映画の方も観てみたい。

コメント
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